霜月彗 2022/09/17 20:02

「言の葉便り」の作品にCV応募して下さった方々へ&今後応募を考えて下さっている方々へ

言の葉便りの霜月彗です(*´ω`)

久しぶりにCV募集をさせていただき、多くの応募をいただき、本当に嬉しかったです…! 本当にありがとうございました…! 素敵な表現が多い中、ちょっとここだけもったいないかも…! と思ったこともあるので、共有したいと思います。声や演技が、というよりは主に「応募音声」「応募メールに関すること」です。

今回応募をして下さった方々、今後「言の葉便り」の作品に応募したいなと思って下さる方に届きますと嬉しいです。そして少しでも参考になりますと幸いです。

あくまで「言の葉便り」の場合であり、企画者さん全員が同じ考えではありません。このような考え方もあるのだな、くらいで受け取っていただけたらと思います

ちょっともったいないと思った箇所

①セリフに息がかかっている

応募音声のセリフに「ぼっ」「ぼふっ」と息がかかっているものがありました。特に「は・ひ・ふ・へ・ほ」がつく言葉やセリフは、息がかかりやすかったりします。セリフに息がかかっているものは、基本的に私の作品ではリテイクの対象となります。編集でどうこうできる技術が私にないためです。セリフに息がかからないように収録していただけたらありがたいなと思います。

ちなみに息がかからないようにするためには「マイクから少し距離を取る」「IFの調整をする」が効果的かなと思います。他にいい方法があるなら私が知りたいです…!

②音声が音割れしている

声を張るセリフ、演技の場合は音割れしやすかったりします。「音割れ」が分からない方は、ぜひネットで調べてみてください(私が説明するより分かりやすいです)。音割れも私の作品ではリテイクの対象です。理由や解決方法は①と同じだったりします。

③環境音が(車の音や電車の音など)入っている

これは環境に関することなので人によってはしょうがないと思うのですが、「セリフのところに環境音が入る」とちょっと厳しいなと思うのが正直なところです。ボイスドラマは「声(音)で表現する世界」なので、セリフはとても重要なものだったりします。ので、環境音が被らないように努力していただけると助かります。①②③に言えることですが、大事なセリフに雑音というか、それ以外のものが乗るのは聴く側としては違和感になりやすいんです。聴く人が違和感なく世界観に入るこむためにも、気を付けていただけたらと思います。

④音声が再生されない

これは原因が分からないのですが、音声が再生されない応募がありました…。形式がちがうからなのかなと思いつつ、私も原因が分からなくて困惑しました。折角応募いただけたのに音声が聴けなくては選考ができません。私の企画では募集ページに「不備があっても受理とします」と記載させていただいていたので受理といたしましたが、応募の際は再度形式が合っているかの確認をしていただけたらと思います。

⑤キャラの名前をまちがえて記載されてる

こちらは応募メールの話になるのですが、応募したいキャラの名前の漢字を間違えて記載されている方がいました。私の企画では選考にあまり関係はないのですが、単純にちょっと悲しいです…。お送りする前に再度確認するようにお願いします。そして企画者である私の漢字の名前を間違えて記載されていた方もいて、それもちょっと悲しかったです…。変換が大変な名前で申し訳ないのですが、書きづらいなと思いましたら「○○様」ではなく「担当者様」という記載で大丈夫ですので…! 細かいところにはなってしまうのですが、お送りする前に再度確認。こちらはぜひ意識していただけたらいいのではと思います


色々お伝えしましたが、人間完璧な人なんていません。私もミスをすることがあります。ただ、お互い初対面であると、どういう人なのかな、と気にされると思います上記のようなことがありますと、やっぱりちょっともったいない、せっかく素敵なお声と演技を持っていてももったいない、と思うことがあります。少しでもこれらの内容が役に立ちますと幸いです…!


<おまけ>

滑舌

滑舌は良い方が印象が良いです。先程も書きましたがボイスドラマは「声(音)で表現する世界」ですので。最近改めて演技力のみならず滑舌って重要だな…と私自身がひしひし感じていたりします。


メール文章

最近Twitterの「いいね」で応募可能、という作品も増えていると思います。そして今回のようなメールでの募集をされる企画者さんもいます。最近活動を始めた方の中には「メールで応募ってどうすればいいんだ?」と思われる方もいるかもしれません。基本的にメール文章は「ビジネスメール」を意識すればいいかなと思います

特にはじめましての企画者さんの作品に応募する場合は「丁寧」を意識するのが好ましいです。初対面で「選考よろしく~」みたいな感じはびっくりしてしまいますので(ため口なんてもってのほか…!)。

「応募」して「採用」になる人はごく限られた人数ではありますが、「応募」をすることでお互いを認識できたりします印象がよかったり、声や演技が素敵でも、キャラのイメージの関係で採用できなかった、という話もよく聞きます(他の企画者さんとお話していると)。私もそうです。ご一緒したいなって思う方はたくさんいました…! 人によっては別の作品の時に「依頼」したいな、と考えることもあります。なので応募メールの印象というのはかなり大きかったりします。

今回「一言」のところで応募者の方が自分の良いところを語ってくださった方もいました。「○○の役が得意です」「○○ができます」などのお言葉、その方自身を知れるきっかけにはなるのですが、私の作品では「応募音声」が主な選考の対象となります似たキャラクターを経験したことがある、得意、というのは素晴らしいのですが、同じキャラクターはこの世に存在しません。そのため、選考の判断材料にはならないことだけお伝えします。

企画者さんによっては「演じる上で得意なキャラクターはなんですか」と質問される方もいたりします。そういった場合にはたくさん記載するととても良いと思います。

企画者さんにとって嬉しいとよく聞く話は「なぜ応募しようと思ったのか」という応募理由を書いてくれることです。私もそうです。いただけた時本当に嬉しかったです…! とはいえ、私にとって「一言」は任意の場所です。無理して書いてほしくはありません。一言「よろしくお願いします」と書いてくださる方もいますし、それだけでありがたく思っていたりします。

そして「一言」に何か記載したからといって採用になるわけではありません。「よろしくお願いします」のみで採用になった方も多いです(一番は応募音声で選考させていただいていますので)。ただ、作品作りは「人と人とのやり取り」が主です一緒に楽しく、お互いに思いやることで、より素敵な作品になるのではと思います☆彡


募集ページにも記載しましたが、
選考の優先順位は

音質 > 声のイメージ > 他のCVの方との声のバランス > 演技

です。上記の内容はもちろんのこと、マナーももちろん含まれています。そして今回の選考で意識したのは「キャラの声のイメージ」「イメージするキャラらしさのある演技かどうか」でした。


皆さんのお声、演技、表現はとっても素敵なものばかりです。それが企画側が求めるキャラクターのイメージと合っていたか、それが採用させていただく1番大きい理由だったりします。

最後に

色々と長く語りましたが、少しでも参考になりますと幸いです…! そしてこれらに関するご質問がありましても回答は控えさせていただきます(ご質問が集中して対応できない可能性がありますので)。あくまでも、こういった考えもあるんだなぁくらいでお願いします…!


これからも素敵な作品がたくさん生まれますように、素敵な表現者さんたちが素敵に表現し続ける世界でありますようにと祈っております…!(*'▽')☆彡

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