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わたわた

わたわた 2021年06月17日 19:56

コント「オ〇ンピック」

オリンピック開催は目前、せっかくなのでコントにしました。まぁ、オリンピックそのものではないんですけども。

おっちゃんコントは、久しぶり。コントにも、新時代を。そんなコンセプトで取り組むのもいいなー。いや、笑えなきゃ意味ないんですけどね。

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わたわた

わたわた 2020年11月07日 12:35

コント「もみじ狩り」

久しぶりの新作です。
寒くなったら色づくもみじ。もみじ観に行きたいなあ。でも「もみじ狩り」って表現、変じゃないですか。潮干狩りやキノコ狩りは報酬をゲットできるのに、もみじ狩りは、絶対、ちぎったら怒られるじゃないですか。今回はそんな疑問からできたコント。でも、思考とは全然ちがう方向に行ってしまったコント。どうぞ~。


コント「もみじ狩り」

出演 三郎 恒子

恒子「ちょっと、どこまで行くの」
三郎「あ?」
恒子「こんな人気(ひとけ)のない山の中、どんどん先に進んで。帰れなくなるよ」
三郎「帰る?何で」
恒子「だって、暗くなったら、道に迷っちゃうかもしれないし」
三郎「馬鹿だな、恒子は。山の中で遭難しても、北極星があるから、迷わないの」
恒子「遭難しないこと考えようよ」
三郎「大丈夫だ。任せとけ。ぜったいに、でっかいもみじ見つけてやるから」
恒子「誰も、こんなもみじ狩りやってないよ。ただ、もみじ見て、楽しむだけでいいじゃない」
三郎「それはちっぽけなもみじで我慢せざるを得ない、臆病者の妥協策ってとこだな」
恒子「どうでもいいけど。第一、こんな杉山の中に、もみじなんてあるはずないよ」
三郎「諦めるな。諦めたものには、絶望という道しかない」
恒子「道すらないよ。草の根かきわけて、こんなところ・・・」
三郎「草の根をかきわける?草の根は土に埋まってるだろ」
恒子「そういう話じゃないの。あ~あ、もみじ狩りなんて来るんじゃなかった。三郎、もどろうよ」
三郎「分かってないな、恒子は。ゴールドラッシュも、ツチノコ探しも出会う確率は万が一、しかし見つけたときの幸福のために、みんな必死になる」
恒子「みんなじゃなくて、一部の変人だけだよ」
三郎「変人でけっこう。世界の偉人の多くは、昔から変人と呼ばれてたんだ」
恒子「偉人になればね。変人で終わる人も多いんじゃない」
三郎「一理ある。確かに、見つけないうちはそうだ。しかし、誰も発見したことのない、でっかいもみじを見つけたら、おれたちは最高の幸福を手に入れることができる」
恒子「幸福ランキングでは最低の部類だと思うけど」
三郎「見つけないうちから、値踏みするな。ほら、探せ」
恒子「探してるよ。てか探し疲れたよ。三郎、もどろうよ」
三郎「だめだ」
恒子「わたしがこんなに言ってるのに?」
三郎「だめ」
恒子「三郎、もどろうよ、三郎、もどろうよ、三郎、もどろうよ」
三郎「何回、言っても無駄だから」
恒子「三郎、もどろうよ、三郎、もどろうよ、もどろう、さぶろうよ」
三郎「おかしくなかったか、今」
恒子「え」

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わたわた

わたわた 2020年10月03日 11:32

『願いの果実』後記(脚本ではありません)

どうも、わたわたです。
初めての連載、ということで。楽しくやらせていただきました。

そもそものきっかけは、「公演中に迷子放送入って、それを事故にせずアドリブで回避すると面白いだろうな」という案から。で、粗筋を立てる・・・つまりプロットを組んでみました。

①脚本の読み合わせ
②部内でトラブル勃発
③部員間の関係ぎくしゃく
④何とか元通り
⑤公演当日で迷子放送が流れる

みたいな。まあ、公演当日だけだと尺が持たないから、準備期間で青春ドラマして、最後につなげようって。いつもこんないい加減な感じでスタートしてます。

ところが、いざ執筆を始めると、キャラクターが勝手に動き回りますので、探偵部の調査に対して香南がクレームをつける(むしろ暴行)とか、香南が持ってきた新しい脚本に対して、謎部の謎で対抗するとか、ちっとも計画になかったんです。

ほんと、なぜそうなったかよく分からない。だから、脚本的にも、彼らが話し合って案を決定する場面が描かれませんでした。もう、決まったことだから、と。

それから、ヒロインである香南が幸せになることだけは、いつも考えていました。カナってタイプしても出てこないので、いつもコウナンってタイプしてた香南。

彼女はアイドルを目指す純粋な乙女です。でも、プロデューサーに片思いし、いいように弄ばれ、もやもやした状態で演劇部に入る。ところが、演劇部の入門テストよろしく、秘密を暴かれ自暴自棄になっていく香南。女帝を演じ、価値観を押し付けつつも、自分の立ち位置を不器用に探し続ける彼女は、部員たちの心に新しい光を生みます。

なんか、人間関係って、一度ぶつかって、お互いぐちゃぐちゃになってからが、本番じゃないかと思うんです。そこで逃げる人って多いじゃないですか。あの人と合わないって。そう言う人って相手の何を知ってるんだ、と思います。誰だって苦労するし、誰だって悩むし、誰だって良く思われたい。そんな人間の所作すべてを愛することができたら、それが演劇部の神髄じゃないのかって。

最後に、香南にとっての幸せは、アイドルになることではない。アイドルとしての自分の生き方を確立することにあるんじゃないかと思います。最近のテレビドラマは復讐劇がヒットしてますが。スリルとか顔芸とか、その場その場の興奮材料には良いのだろうけど。後味悪いんですよね。結局、人を蹴落とす人間って、幸せにはなれない。

芸能界ってシビアだから、人気が出るためには人より秀でたものが必要なんですね。料理がうまい、DIYやってる、歌がうまい、頭脳で勝負できるとか、みんな演技一本でなく、多趣味。むしろ趣味を持つことが仕事みたいな。「その趣味って、キャラづくり?」と思ってしまい逆に引いてしまうことも。目立つことは大事だと思います。でも、目立つための最短ルートばかり考えていると、個性を磨くという本質を見失い、結果、流行り廃りの波に飲まれてしまうのではないでしょうか。

『願いの果実』は、個性の象徴かな。どんぶらこと流されて、自分の個性をしっかり磨きながら大きくなる果実。いつか自分で辿り着く島が選べるようになるまで、流されて、流されて。海面は漂う果実でいっぱいですね。

何はともあれ、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
よい秋を過ごせますように☆

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