ななづこ/水温25℃ Aug/15/2021 11:55

『はこにわのみこ』ができるまで

こんにちは、ななづこです。

先日公開した、新作『はこにわのみこ』の制作振り返り記です!
フルコンプ(バッジ獲得)済みの方向けの内容なので、
プレイ予定の方・プレイ途中の方はご注意ください!
15分くらいで読めるので、よろしければこの機にぜひ~

ゲームプレイはこちらから!(ブラウザ・スマホでも遊べます!)
https://novelgame.jp/games/show/5223

\30秒PVもあるよ/
https://youtu.be/en5T5H_tYmU

もくじ

①制作の動機
②ストーリーについて
③グラフィックについて
④キャラクターについて
⑤隠し要素について
⑥今回やりたかったこと
⑦おわりに

①制作の動機

短い作品を作りたいなーという気持ちがあって、
たまたま短くまとめられそうな案を思い付いたので制作をスタートしました。

前作のリベヒロが制作期間1年強くらいだったので、
長距離を走った後のクールダウンみたいな気持ちもあったり。

昨年の年末~今年の年始あたりで制作を始めたので、
だいたい半年強ほどで完成となりました。
当初の予定では、掌編だし3か月くらいで終わる見込みだったのですが
グラフィックをちまちま用意したり、システムをあれこれ考えたりして、
気が付いたら半年経っておりました…

短いので全てのパーツを自作チャレンジできるのでは!?
と夢見たりしていて、BGMも自作しようとしていたのですが
自分が求めるクオリティには届かず、諦めて素材をお借りすることに…
一応、かろうじて形になったものがあるので、ここに供養しておきます。

日記を書いてる時に流そうとしていた曲。

ピアノで、音数が少なく、三拍子のシンプルな音楽が欲しかったので、
それだけイメージできているのだから頑張れば作れるかもしれないと
頑張ってみたんですが、可もなく不可もない感じに…
もしイメージに合う素材が全く見つからなければ
最悪これを使おうかなと思っていたのですが、
無事に素晴らしい素材に出会えたので、そちらをお借りしました。

②ストーリーについて

いつもはキャラクターの関係性とか
世界観設定から話を決めてゲームにするのですが、
今回は「日記で物語を読む」というアイデアから始まりました。
RPGなどに出てくる空き家に残された日記とか、好きなんですよね。
それとはまた違ったものにはなりましたが、
リアルタイムで日記が書かれる様を見るのも面白いなと思い
あんな感じの見せ方になりました。

一番最初のイメージでは、洋風の館に住むお嬢さまが
ゴミ捨て場で悪魔を拾う…みたいな感じでした。
「あくまをひろいました」みたいなタイトルの。
最初はペット感覚だったんですが、ともだちになりました。
そして色々こねこねしているうちに、村社会と信仰のお話になりました。

魔界のこと、悪魔(魔族)のこと、神力のこと…
ずっと頭の中にあったものなので、今作で触れられて少しすっきりしました。
今作ではそこまでメインで関わって来るものじゃなかったですが、
いずれまたこの辺りを中心に展開するお話も書きたいですね。
と言いつつも、結局いつもみたいに真っ向からは書かないかもですが。

③グラフィックについて

掌編なので見た目もコンパクトにしようと思い、
かわいくちまちました感じにしました。
ただ、あんまり画面が変わらないのも退屈だと思ったので、
ちょこちょこ動かそうとした結果、プレイ時間に対して結構な量の絵を
描くことになってしまいました。

アニーは差分も含めてだいたい65人分描きました。520歳だね。
画像フォルダを開く度に「かわいいなぁ」となります。


ファイル名は気にしないでください。

アニーの部屋は、家具などがすべて子ども用サイズで、
外に繋がる窓とドアだけ大人用サイズというイメージです。

ちなみに、アニメーションはapngを使用しています。
pngだけど動く、というやつ。


Ci-enだと動かないのか…

作り方はGIFアニメと似たようなもので、
pngで静止画のコマを用意して専用のソフトでがっちゃんこする感じです。
詳しくはこちらの記事がわかりやすかったです。
APNG AssemblerでアニメーションするPNG(APNG)を書き出す

最初はぜんぶ目パチさせようとしていたのですが、
コストがかかるわりに効果は少ないと思ったので諦めました。

④キャラクターについて

アニー

「大人しい見た目だけど元気な女の子が好き」といういつものやつです。
好奇心旺盛で、目を離すとすぐにいなくなります。
高いところが好きでどこにでも登るし、
知らない果物でも美味しそうだったら食べてみちゃう。
「御子様」と呼ばれる前はよく怒られていました。

誕生日プレゼントで「帽子」をもらっている辺り、
外に出してあげたいと思っている村人もいたんでしょうね。
アニーが部屋から持ち出したのは、そういう気持ちのあるものだけでした。

クロ

異文化に興味があるマイペースお兄さん。
お兄さんと幼女のコンビが書きたくて、お兄さんにしました。
クロはアニーのことを「子ども」として扱っておらず、
言うなれば「小さい人間」として見ています。
困っていてもあんまり手を貸したりはせず、
どうするのかなーと観察していることが多いです。

ちなみに、「(自分たちと比べて)人間は簡単に死ぬ」と思ってます。
毎日遊びに来ていたのは、生きてるか確認する気持ちもあったのかも。
なのですぐ「死んだ…?」と聞いてきます。
(お昼寝してる時とか、転んで頭ぶつけた時とか)

⑤隠し要素について


初公開・メルの立ち絵

メル編(と私は呼んでいる)は、書くべきかしばらく悩んでいて
「説明しすぎなのでは?」「“答え合わせ”は無粋なのでは?」
という内なる心と戦ってました。
バックログでの台詞も同じように迷いました。

でも消化不良になるのも避けたかったので、
今回はできるだけ説明し切る方向にしました。
とはいえ、あくまでも隠し要素・裏道という見せ方にしたくて
あんな感じの見せ方になりました。

当初の予定ではメル編は、メルが窓から出て「おしまい」…
だったのですが、いざ通しでプレイしてみると
あまり希望を感じられる終わりに見えなかったので、
最後にもう1回アニーたちに登場してもらいました。
読了感に結構影響してるんじゃないでしょうか。たぶん。

⑥今回やりたかったこと

readmeをゲームに組み込む

スマホのみのユーザーにもゲームを楽しんでもらいたいので
ブラウザ版のみでも問題なくプレイできるようにしたいのですが、
そう考えるとダウンロード版にしかreadmeがないのはおかしい…
ということで、ゲームそのものにreadmeを入れることにしました。

すると、操作方法や攻略のヒントなども、
ゲームを起動しながら確認できるようになったので
DL版のプレイヤーさんからもご好評でした。やったね。

スタッフロールをいい感じにする

スタッフロールを作る時って、ゲーム制作の最終盤で力尽きかけているので
いつもは文字が流れるだけ…という当たり障りのない形にしがちでした。
なので本作は、掌編なので短い分と隅々までこだわろうと
スタッフロールでその後の姿が見える感じにしました。
流れ終わるまでけっこう時間がかかるので、
ちゃんとスキップボタンもつけました。えらい。

タイトル画面を変える

クリアした時、タイトル画面に戻ると変化してるやつ。
昨年のティラノフェスで、他の方の作品をプレイしていて
一番「いいな」と思ったところだったので、
私も自分の作品にぜひ取り入れたいと思い、やりました。

スタッフロールに入る前、アニーが出て行くカットも描いたのですが
窓が映るのはタイトルに戻ってからの方がいいかなと思い、ボツにしました。

⑦おわりに

いつもとはジャンルも絵柄も違う作風になったので、
どれくらいの人にプレイしていただけるかドキドキしていましたが、
公開直後からたくさんの人にプレイしていただけて安心しました。

掌編として短くまとまって、隠し要素もいい感じに入れられて
個人的にはとても満足のいく作品となりました。
プレイしてくださる方も、楽しんでいただければ幸いです。

昨年リベヒロを公開できて、今年はこみこを公開できたので、
また来年も何かしら公開できればなーと夢見ています。
次はまた、乙女向けのノベルゲームに戻ろうかなと思ってます。
(でも作りたいものができたらそれを作ると思う)

次回作がいつになるかは分かりませんが、
ゆるっと見守っていただけますと幸いです!
それでは、ありがとうございました!

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