CANDY VOICE 2020/07/20 23:00

【ねこぐらし。】裏話④ 序章〜シャム猫の場合〜

皆様、いつもご支援頂き、ありがとうございます!
今週の月曜日より配信が開始されました。
第6弾ペルシャ猫(CV:津田美波)【ねこぐらし。〜ペルシャ猫少女としゃーわせナイト〜】
皆さま、お聞き頂けましたでしょうか?
少しでも「ねこぐらし。」が、聞いてくださる方の癒やしになれば幸いです。
さて、今日は【「ねこぐらし。」〜シャム猫娘と癒やしのだらけ〜】の序章を少しだけ公開します。


【序章〜シャム猫の場合〜】


私、昔から面倒くさがり屋で、高校卒業するまでは習い事も、部活動も、全然長く続かなかったの…。けどね、こう見えて勉強だけは出来たのよー♡
まっ、そんな話はいっかぁ。笑

初めて長続きしたのが、大学生の時から始めたアルバイト。
ペットショップでワンちゃんや猫ちゃんとじゃれてるだけで、素敵な飼い主様がたくさん来てくれてね、店長も優しいし、お客様も優しくしてくれるし、こんな幸せなバイトあるんだぁ〜って。
なぜか、私の周りには優しい男性の方々ばかりなのです♡

キミ(主人公)と出会ったのは、そんな時だったっけ…。
私になんか目もくれず、高校3年生だったキミは毎日お店のショーウィンドでボーッと子猫ちゃんを眺めてて…。
そんなキミが、どことなく捨て猫みたいに見えちゃって、なんかほっとけなくってね。あの時、私が声をかけていなかったら、一緒に働くこともなかったかも。


最初はさ、バイト中なのにキミはどこか私を避けてるみたいで、話しかけても無理矢理に笑顔を作っててさ…。もー、本当バレバレなの。笑
今だから言うけど、私から男性に話しかけるなんて、めったにしないんだからねっ!

だけど私は…、キミが休憩中に、寂しげに窓の外を見てる横顔が好きだった…。
なんか、寂しいのは私だけじゃないんだって、言われているような気がして、一人じゃないって、支えられてるようで…。
私にとって、あの2人っきりのバイトの休憩室の時間が、人生で一番居心地が良い場所でした。

キミが働きだして1年位経った頃かな…。
キミも下手くそな作り笑いをしなくなって、お互い少しずつ色々話すようになった時、思い切って、なんでバイトを始めた時、私を避けていたかを聞いたよね?

「なぜか…僕が好きになった女性は、亡くなってしまうんだ…」

今思うと…、聞かなきゃよかったかな…。
けど、その話を聞いてからのキミとの生活は、なんか探偵ごっこみたいで楽しかったよ♡
ホントめんどくさいこと嫌いなのに、気がついたらこんなことに巻き込まれちゃって。笑

どうせこの世にいてもすることもなかったし、キミのためならまぁ、いいんだけどねー♡



私はシャム猫。
他の猫娘ちゃんたちと、毎日楽しくやってます。
猫鳴館にキミがくるまで、だらけながらテキトーに頑張るねっ♡




あとね…、もう少しで「猫鳴館」の秘密が、わかりそうです…。



〜つづく〜

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