閑談茶房 2019/06/25 02:22

立ち食いそば その一(DLsite blogからのお引越し記事)

今日は。

これまで全然ブログを活用してきませんでしたが、もっとちゃんとブログを使っていこうかと考え、
(ある意味メモ帳代わりに)何か書いていこうと思います。

ということで、折角蕎麦の同人作品を描いた事もあり、食べた立ち食いそばの話でも書こうかと思います。

本日東京に買い物に行ったついでに、駅のホーム上に立ち食いそばの店が
たくさん在る品川に足を運び、食べてきました。

13・14番の横須賀線・総武本線ホーム真ん中ら辺にある店舗「常盤軒」です。
吹きさらし気味の店内、L字の立ち食いのみのカウンター、おっちゃんが一人
黙々と作り続けるその様は何とも理想的な風景。

天ぷらそば440円を頼みすする。おう。中々濃い感じの汁で割とパンチを感じます。(私は正直、グルメな人が鰹節がーとか昆布がーとか化調がーとか言うみたいな事はよく分からない為、かなりいい頃加減なレポートになります事お許し下さい)
麺はかなり色が黒めで、むちっともっさりした蕎麦です。若干のざらつきがあったり風味は強めに感じるので私は好きです。黒めの麺は東京じゃよもだそば位しか立ち食いでは知らないで私的に貴重です。
天ぷらは具…はほとんど衣ですかね?たまにげそ、赤い色が見えるので桜海老が入ってるのかな。勿論揚げ置きですが、こういうしっとりした衣を濃い汁に浸して、
ポワポワになった所を食うのが好き。何だかんだでこのバランス好き。

折角の品川、一軒だけじゃ勿体無いので、ホームを上がり構内に在る吉利庵なる蕎麦屋にも行ってみました。

ふむ、外観おしゃれ。で随分賑わっとる。ネットの話じゃ常盤軒と同じ会社見たいだけど随分趣向が違うのね。天ぷら蕎麦が500円と若干割高だし。若干椅子席も有り。

ということで天ぷら蕎麦を食べてみる。ぬ?汁は甘さを感じた後に出汁の味を感じる。
かえしはそこまで強くない。ホームの味とは随分違う。ワイルドな味を食べた後からか
より上品に感じる。
そして天ぷら。かき揚げが売りみたいなので見ると、まぁ立派。ほとんど正方形で玉葱と人参、少し葉っぱ。しっかり火が通っていて汁を吸っても直ぐにはさくさく感が無くならないタイプ。
蕎麦はクニッとした歯応えもある灰色タイプ。美味しい。
御洒落である。良いです。ただ困った事に最近の立ち食いそばが頑張りすぎていて、
高いレベルでまとまってる似た様な蕎麦が多くなった為、何と言って良いのか。
ただただ感服です。

今日食べて思った事は、多分昨今は吉利庵タイプの店が増えるのも流行るのも分かります。美味しいし綺麗だしね。

しかし不思議なもので、ホームの茹で麺タイプの蕎麦の方が尖って感じます。全体的に味が濃いからもあるけど、やっぱこのロケーションもあるからかなぁ。

私がオッサンだからかも知れませんが。やっぱりこういった吹きさらしの店がやっぱり立ち食いだぁってテンションが上がって仕舞うのです。自然と蕎麦まで旨いと感じる、雰囲気大事だよなぁと。風景ごと一緒に食べる。
友人と酒かっ食らって店入って、何かブツクサ言いながら蕎麦平らげて、次の電車が来るまでどうしようも無い話で笑い合う。したいなぁ。

何か長くなりましたので此処までで失礼します。

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