店長の部屋|ブログ:集中と選択。基本が重要
おはこんばんちは。
そして、いつもながら記事の投稿が遅くなってしまい、申し訳ありません。
なにぶん少人数で店舗を運営しているため、やることが多く…と、言い訳させてください。
ここ数ヶ月、クライアント様との守秘義務契約の関係で公開できないお仕事が続いており、X(旧Twitter)への投稿やCi-en記事として発信できるような状態ではありませんでした。
ようやくテクポリ店舗の近況についてお伝えできそうになったので、こうしてキーボードを叩いております。どうぞ最後までお付き合いください。
経営状態のご報告と今後の展望
新型コロナの「5類」移行から2年が経過し、現在はおかげさまで毎日忙しくお仕事をさせていただいております。
「やれることは何でも挑戦する!」「“やらなかった”後悔はしたくない」という精神を原動力にしてきましたが、その成果もあって、新規のお仕事を周囲の方々からいただく機会が増え、店舗の赤字をなんとか補填できている状況です。
ゲームセンター「テクノポリス」の運営は法人「株式会社アミューズメントファクトリー」が担っておりますが、法人化しているのは税制面での利点や社会的信用を得るためであり、実質的には個人事業店に近い事業規模です(スタッフ=社員3名)。
年間を通して赤字が続いており、マシンの購入も通常の状態では困難な経営状況です。
実際に経営分析を行ったところ、今期(弊社の決算上、2024年8月〜を指します)は、前期と比較して毎月5〜10%の売上減となっております。
その主な要因は、2024年5月に「柏崎レトロ」から撤退したことで、リース店舗としての収益が減少したことにあります。
とはいえ、6月以降は売上が持ち直すと予想しており、それに向けて日々努力を重ねているところです。
ただし、経営や運営に必要な資金が十分に足りているわけではありません。
電気代をはじめとするランニングコストの上昇や、人件費(これも当然の流れです)の増加など、「100円ビジネス」としての限界を感じる部分もございます。
しかし、それを現実として受け止め、我々が得意とするさまざまな手段を駆使して、新たな道を模索しています。
たとえば、前述の通り、他社・他店舗様からの下請け業務(機器の入れ替え等)、アーケードゲーム機器の修理、アーケードゲーム中古の買取&販売、デザイン制作などの事業が、月によっては店舗売上を上回るケースも出てきております。
店舗がある強み
これまでも何度かお話ししてきましたが、「テクノポリス」という実店舗が存在し続けていることは、大きな強みだと考えています。
本来であれば、店舗の維持は独立採算制、つまり店舗売上だけでまかなうべきですが、前項で述べたとおり、現状はそうもいかないのが実情です。
そうした中で、「店舗があること」の意義を改めて見直すと、たとえば ———
・スペース内での労働力の有効活用
・作業スペースとしての活用
・ノウハウの蓄積と検証
・マシンの動作テスト
・在庫保管場所としての活用
・実店舗としての信頼性や、広告塔としての存在価値
——— など、多方面でのメリットがあります。
以前からお伝えしている通り、テクノポリスとその関連事業は、「新潟県長岡市」というこの場所だからこそ、今も継続できているのだと思っています。
最先端のエリアではないからこそ、逆に新しいことに挑戦したり、この地域では珍しい試みを提供したりと、可能性に満ちた環境が整っているのです。
こうした点が、店舗を持つことの大きなメリットだと考えています。
ここまでやってダメなら諦めも付く
見出しの通り、「ここまでやってダメなら諦めもつく」——— そのレベルまで全力を尽くす。これが私、いや、私たちの基本姿勢です。
私はこれを時に「生きる力」と表現しています。
どんな状況でも、他人や周囲の環境のせいにせず、「自分の生きる力(=適応力・成長力)が足りなかったから倒れた、挫けた」と受け止められるよう、常に意識しています。
とはいえ、私も聖人ではありませんので、時には弱音を吐きたくなったり、愚痴をこぼしたりもします。
でも、半日もすれば気持ちを切り替え、また生き抜くため、前に進むための方法を考え、動き出す
——— そんな癖を身につけてきました。
コロナ禍の際にはクラウドファンディングを実施し、皆さまに助けを求める形となってしまいました。正直なところ、あの時でさえも「本来なら、自分の力で生き抜くべきである。」と今でも思う部分はございます。
ただ、「ここまでやってダメなら諦めもつく」という自分の中の覚悟や決断に至る前に、支援者の皆さまの温かい行動が先にありました。その後押しには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
あのときは、さすがに世の中全体が非常事態で、実際のところ皆さまのご支援に甘えさせていただいたのは事実です。そのまとまったお金がなかれば1000%廃業していました。
ですが、これから先、もし社会が通常状態であるにもかかわらず、経営や運営が立ち行かなくなるとしたら——— それは、私たち自身の経営判断ミスや、それまでの行動の積み重ねが原因であり、その責任はあくまで私たちにあります。
だからこそ、そんな状況でお客様や支援者の皆さまに「補填」をお願いするのは、筋違いだと思っています。
そこまで甘えてしまったら、何でも許されると思ってしまうし、それではまるで“物乞い”のようになってしまう。
確かに、ビデオゲーム店という業態は「ファンビジネス」としての側面もあるのかもしれません。
でも、推してくれる方の懐をあてにしたり、「お涙頂戴」的な支援に頼り続けるビジネスは、どこかで限界が来ると思っています。
私たちの判断や行動のミスによって、通常時に経営のピンチが訪れるようなことがあればそのときは潔く廃業します。
そうならないためにも、今はただ、全力を尽くすのみです。
「ここまでやってダメなら諦めもつく」——— そのレベルまで全力を尽くすぜ!
お客様=クライアントを極力、平等に満足させる
ビジネスの世界では、お取引相手のことを「クライアント」と呼ぶことがあります。
直訳すれば「依頼者」という意味ですが、私は少し違う視点で、自分なりに「お客様(顧客)」をクライアントとして捉えています。
たとえば、100円を投入してゲームスペースを利用してくださる皆さまに対しても、その行動の裏にあるであろう“内面的なご要望”を汲み取りたいと思っているんです。
皆さまの気持ちを先読みしながら、「クライアント」としての満足、そして「また来たい」と思っていただけるようなリピートにつながる体験を提供できるよう、これからも行動し続けていきます。
基本がガチに大事。
ゲーム筐体にPOPを貼ったり、SNSで情報を発信したり、イベントを開催したり――
いろいろ試してみることは確かに大切ですが、まずなによりも「お客様を平等に、そして心から大切に思うこと」ができなければ、結局はただの“口先だけの人”になってしまいます^^;
皆さんが当店に足を運んでくださるということ、それは特別なことであって、決して当たり前ではありません。
皆さまの貴重な365日のうちの1日、24時間のうちの数分〜数時間を「テクノポリスで過ごそう」と選んでいただいていること、本当に深く、深く感謝しています。
だからこそ、基本が大事。
「お・も・て・な・し」の心とは、ただ何かに付加価値をつけることだけではなく、店舗そのものが「お客様を受け入れる体制」になっていなければ意味がないと思うんです。
具体的には、こんなことを常に意識しています:
■ 入り口周辺がウェルカムな雰囲気と清潔さを保てているか?
■ 店内の見えるもの、触れるものがきれいで気持ちいい状態か?
■ お客様を無視していないか?
■ 困ったときに声をかけやすいスタッフの態度か?
■ 安心・安全な環境が整っているか?
■ 商品の品質やメンテナンス、要望への対応スピードは適切か?
こうした「基本」がしっかりして初めて、
ニーズや戦略を分析し、それに応じた新しい挑戦や工夫、演出が求められるのだと思っています。
まずは土台。その上で、どう魅せるか、どう盛り上げるか。
どれだけネット広告を打ったとしても、実際に来店したお客様が「マイナスな印象」を持ってしまったら、それは逆に「悪いPR」をしているようなもの。
そんな間抜けなことにならないよう、自分にいつも言い聞かせています。
止まったら終わる。忘れられたら終わる。
Ci-enフォロワーの皆さまからのご支援、店内に設置している「謎の箱」支援箱、そしてチャリティーグッズのお買い上げなど———
日々のあたたかいご支援に、心より深く感謝申し上げます。
皆さまのその志には、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
コロナ禍から今日まで続く継続的なご支援の合計額は、私たちの想像を超えるものとなっています。
クラウドファンディングのように、緊急的にまとまった支援が入る形ではなく、継続的にご支援をいただけること。
それは何より、「今も私たちのことを覚えてくださっている」という実感そのものであり、私たちスタッフにとって何よりの励みです。
そしてそのお気持ちに恥じぬよう、日々行動し続けています。
店舗も、人も、忘れられたら終わりです。
昨日と同じことをしているだけでは、きっと人々の記憶から薄れてしまう。
だからこそ、昨日よりも少しでも良いお店に——— 基本を大切にしながら、変化と成長を積み重ねていくことが、皆さまを飽きさせず、支援や応援、ご来店に対する最大の恩返しだと思っています。
これからも「忘れられないお店」であり続けられるよう努力してまいりますので、
今後とも、可能な範囲でのご支援・ご声援、そしてご来店・ご利用を心よりお願い申し上げます。
ゲームセンターテクノポリス
店長 おたけ こと 吉田健智
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