#ネクマプ 2021/10/25 21:13

ネクマプ通信Vol.28【赤裸々】

どもども。前回始まり方を変えると言ったばかりだけど、別に何があるというわけでもない。大した内容でもないし、たまには全体公開にしてみるか。てなわけで優碧さまです。崇めよ。


今回も推敲はしねえぞ。ていうか、今後はしばらくこのスタイルだと思われる。

先日は久々にエロゲDJをしてきたよ。『当時のメンツで当時の空気を再現しよう』的なコンセプト。楽しかった。あの優碧さまが久々に酔いつぶれるほどに。その節は本当に申し訳なかった……。

いつもそうといえば当然そうなんだけど、個人的に、今回はかなりガチった。DJ出演という観点で言えば、過去イチでガチったかもしれない。真剣もソノモノ。正に「勝負をかけた」的な。あの当時のプレイも思考も言動も、空気でさえも。極めて高い精度で再現できたのではないかなと。全ては過去の自分にさようならするために。いや、あくまで個人的にね。もちろん弁えてはいるよ。

プレイ中、ものすごいプレッシャーを感じたし(情けない自分に対しても、再現してしまった当時の空気に対しても)、正直、それは今の自分にとって、非常につらいものであった。捨てたくて仕方のなかった過去そのものなわけだから。あいや、DJ始めなきゃよかったとかそういう話ではなくてね。なんてかこう、周りから意図しないイメージを付けられて(自分のせいなんだけど)、それが最後の最期まで自分の足を引っ張り続け、苦しめられ続けてきた原因というか。

考えてみれば、俺ってずっとそうなんだよ。リアルタイム当時は何をしても否定しかされないのに、時が経つとみんな「それがよかった~」だなんて。アマチュア時代も、バンド時代も、仕事時代も、同人時代も、優碧時代でさえも。みんなそう。どいつもこいつも。無責任な話なんだよ。
でもね、それはそれで、悪いことでもないんだと思う。現に、いまこうして、過去の自分を求められることがあるわけだから。それって、幸せなことなんじゃない? そう思えるようになっただけ大人になったと思うよ、本当に 笑。

勘違いだけはしたくないこと、それだけはしてはいけないと思っていることがひつとつだけ。
常に支えてくれてきた人達はいるということ。アマチュア時代も、バンド時代も、仕事時代も、同人時代も、それこそ、いまの優碧時代でも。
昔も今もわりと感謝を口にするタイプなので、ここいらで改めて。支えてくれた人たち、ありがとう。今後も支え続けろ。


最近、今だの昔だの、皆さんご存知の通り、各所で露骨に匂わせ行為をしているわけだけれども、本当につらいんだわ。求められているのに答えられない、求められたいのに求められない。そんな状況が。全部自分のせいなんだけどさ。

でね、もう、苦しむのも嫌なんでね、だったらもういっそのこと、全部ぶち壊してやろうと。
本当はもうとっくに実行できていたはずの予定なんだけどさ。まぁそれはそれとして……笑。
昔を切り離そうとした結果が優碧を生んで、そうやって動き続けてきた先の終着点が今の優碧なわけだけど、もう既にそれですらつらいのよ。いつまで演技しなければならないのよ、と。


最近、昔を思い出すために、過去の作品を粗方掘り返してみたのよ。
バンド時代とか仕事時代とかはまた別の機会にするとして、今回は某オメの話をば。


Fantaxiomの最初の作品(imagination ね)の優碧作詞の2曲。
そこで既に描いているんだけど、まさに赤裸々。とにかく逃げ出したくて仕方がなかったの。当時は逃げた直後ね。たぶんだけど、清々していたんだと思う。

まぁもうどうせ今更誰も買ってくんねえから貼っちまうけどさ 笑、
https://www.youtube.com/watch?v=w1w01oi78KM
https://www.youtube.com/watch?v=QhdqWG9b8iI
曲自体のクオリティはともかくとして、やっぱり思い入れは今でも尋常でない。間違いなく、優碧としてはこの時期が一番楽しかった。6年前ですよ、6年前。6年前の曲。俺、いくつなんだよ。ヒエ~~www


んでもって、赤裸々という意味では、その後もFantaxiomに関してはほぼ全部そうなのよ。アビスもサブコンも。全部赤裸々。

ほぼと言ったのは、それら以降(小さな夢以降)は、もう諦めきっちゃった後なの。邪悪路線時代の時点で既に諦めモードに入っていて(正しくは、諦めたからそうなった)、その後、「本当に無理だな」って。

路線変更といえば聞こえはいいかもしれないけど。誰に期待をしても、誰にも期待に応えてもらえないから、不貞腐れるしかなかったわけだ。ある意味、昔の俺が当時の俺にささやきかけていた。
「ニセモノがいる!」
「ウソツキがいる!」
https://www.youtube.com/watch?v=ftIzG2Km3kk
当時の『Fantaxiom通信』を持っている人は読み返してみなよ。同じようなことが書いてあると思うから。たぶん 笑。


アポストロフは宙を舞う 羊たちは穴を掘る
隔てられた証明はやがて過去にノイズを響かせる
壁の中に傷をつけ 厚化粧に跪け
抱き寄せられたシステムは富に変わり
そして牙を剥く
https://www.youtube.com/watch?v=slSAa-SQkAA
ほれ、見たことか。



なんで俺が事ある度に「継承の風~継承の風~」言うか。
限界だったから。限界だったからこそ、限界に挑んだ。そうして出来上がったのがこの曲なの。当時のFantaxiom通信を読め。
https://www.youtube.com/watch?v=jZspABBB_ys
音楽家/芸術家として、技術としても、感情としても、当時の限界。というか、この曲に関しては当時の限界は超えていたと思う。だからこそ、それ以降の俺は、この当時を越えなければならなかった。ずっと言い続けてきて、結局、一度も越えられないまま。この曲を越えない限り、俺は俺にはなれない。

「失われた教科書の終わることのないページは 何度も飛ばされ巻き戻る」
優碧が優碧として何度も証明している。
「覗き込んでふさぎ込んだ だから何ひとつ見つけられないんだ」
仰る通り。

next marginalized progress、俺にとってはあまりにも重い響きである。



新しいバンド始めた言うたやん。ツイッターで。当然歌詞は全て俺が書いているんだけど(結果的に曲もほぼワイ作だけど)、一番近いのよ、Fantaxiom時代が。そう、赤裸々。ただ、当時のように綺麗な言葉なんて使っていない。使えない。過去のそれぞれのポイントに存在した複数の自分、そして、今現在の自分としての言葉。ある意味、ネイキッドであった昔に寄っちまうのは当然なわけだ。

でももう、当時と同じ失敗はしない。
全て、俺様が俺様の言葉で、俺様の言葉として届けてやる。今年はずっとその準備をしてきた一年だった。

2/27、予定空けておいてくれ。
観に来いよ、今の俺様を。


「ロジカルな時代の右倣えの中で オカルトを振りかざす私はワルモノだけど」
「パノラマを駆け抜ける流れ星に乗って プラチナに輝いた私が全てを照らす」

いまにみてろ。


おわり。



おわらない。



https://www.youtube.com/watch?v=o0tG-Y0iig4
ある意味、大嘘つきな俺の始まり。継承の風を超えたかった。何をしていいのかわからなかった。



https://www.youtube.com/watch?v=Spl3tOhUA7U
ある意味、大嘘つきな俺の終着点。結果、何も残りませんでしたがね。やる気すらも虚無。人間、ひとりでは何もできないことが証明された。



今はただ慰めてほしい 必然の邂逅
あなたの元へと走り続けた
こだまする一縷の矜持 傷を埋めるための美辞麗句
囚われた私が求める たったひとつだけの嘘

ねえ 信じてよ

今はただ受け止めてほしい 為ごかしの愛嬌
全て失ってもいいから
錆びついた記憶を辿る 幻想の道標は小夜時雨
ずっと願い続けた痛みは たったひとつだけだから

あなたのために捧げるの



嘘つきの俺様に残ったものはただひとつ、痛みのみであった。
でさ、また同じこと繰り返してんのよ。人間、学ばないね。

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