#ネクマプ 2021/03/09 13:37

ネクマプ通信Vol.18【リハの日々】

こんにちは。ここ最近マジで起きられなくてあかん。あかんやつかもしれん。あかん。てなわけで優碧さまです。崇めよ。

リハ

いつも以上に内容がないぜ!泣

ここ最近、ケッコーな頻度で入っています。
事情あってまだ詳しくは言えないんだけど、過去から継続しているもの、復活したもの(だいぶ前だけど)、そして新規のもの。合わせていくつかのバンドがあるので、単純に掛け算というワケですな。





かっこいいだろ~~、そらかっこいい優碧さまの機材だからなぁ~~。

ライブのリハというよりかは、スタジオリハ……ようするに練習だったり、曲作りだったり。
そんなこんなで、個人的には充実しています。制作の依頼はからっきしだけどな。

1959


この写真。なんでアンプが後ろ向きなのかって?

このアンプ、音がでかすぎて、マトモに鳴らせないのよ。PA機材とかがない時代の、海外のスタジアム用だからね。
この状態プラス、そもそもボリュームも絞り切っているから、だいぶフヌけた音になっている。鳴らし方としてはひどい状態。そんな状態でも、他のどんな楽器にも負けないくらい良い音がするのよね。フロアを支配するような、最高の音を出してくれる。そのくらい良いアンプ。「ギターは花形」っていう言葉(そんな言葉あるのか?)の意味が、このアンプを使えば一発でわかる。

いわゆる『マスターボリューム』ってものがないから、ゲインを稼ぐには音量を上げるしかない。音量を上げないとマトモな音にならない。でも、部屋の広さ等の都合で満足にボリュームが上げられないから「歪まない」→「使いづらい」ってなる。実際、今の時代の人たちからしたら全然人気がない……というよりも、もはやロマン機みたいになってしまっている 笑。

実は自分も一台持っているんだけど(写真のは借り物)、まぁ~日本のリハスタやライブハウスなんかではまず使うのは無理だね。というか、そもそも重すぎて持ち運びたくない。ホールでもギリギリ無理(個人的な音量感では)。よっぽどしっかりしたレコスタでのレコーディングくらいでしか鳴らせたことがない。かなちい。

最近、このアンプの小型版が出たらしいから、実はそれを狙っていたりもする。ワット数が100から20になったやつ。ただ、それでも音量はフツーの100Wアンプかそれ以上くらいは出ちゃう。そのくらい音のでかいアンプ。まぁ、小型になってもクソ重いことには変わりがないから、どのみち気軽には使えないんだけど……笑。

厳密には、音がでかいっつーか、『でかく鳴らさないといけない』って表現が正しい。そのために、まずはギターをしっかり鳴らす必要がある。で、それに追従できるように、アンプのボリュームも稼ぐ。良い音っていうのは、ギターの鳴らし方&アンプの鳴りの足し算。ってワケ。

1959を使わせたら、そのギタリストが上手いかどうか一発でわかる。イマドキのチロチロ弾く系の引きこもり宅録ヘドンホホギタリストには、まず扱うのは無理。逆に言えば、1959を鳴らすことのできるギタリストなら、どんなアンプを使ったってそれなりに良い音が出せる。そもそも、どんなアンプよりも歪みまくりなこのアンプを前にして「歪まない!」なんて、どんないいわけだよ、と。

求める音とかはジャンルや個人によって当然違うけど、ギターの鳴らし方にジャンルとか関係ないからねぇ。ヘタクソなロックギタリストよりも上手いジャズギタリストのほうがよっぽどギターを鳴らせている。ということは、ジャズの人がロックなアンプにプラグインすれば、ちゃんとロックになるってこと。


逸れるけど、たとえばギターやベースの鳴りには当然、本体の特性も重要。いくら弾き方鳴らし方がよくたって、本体がアレだとどうしても限度が出る。演奏に追従するという意味では、俺の永遠の相棒であるSugi(上の写真の2枚目。木目のヤツね)、あれはやべえよ。弾くよりも早く音が出る。この感覚、わかる?

ボディ材も当然重要だけど、個人的にはネックやヘッドが特に重要と思っている。だから、いま(というには古すぎる?)流行の薄型ネックや、ましてやヘッドレスなんてものは、個人的には「ありえない」。
ただ、いくらヘッドはでかいほうが良いだなんて言っても、でかすぎたらそれはそれで演奏やステージングに支障をきたすわけだから、当然限度はある……というか、あくまで参考値的なものでしかない。実際、薄いネックのギターも小さいヘッドのギターも持っているわけだし 笑。
ヘッドがでかいと倍音が鳴る(と思っている)から、ハイゲイン系のアンプだと相性が微妙ということもあるし(音が締まらない)。それに、プラグインのシミュレーターを使って音を作るような録り方(いわゆる一般的な宅録ね)なんかでは、ショボイ音の方が、使いやすさ的にもサウンド的にも合致するということがままある。そしてそれは、打ち込み主体の楽曲にエレキギターを入れる(合わせる)際にも同様のことがいえる。それに、なんといっても取り回しがラク 笑。やっぱり、利便さに勝るものはないよなぁ~。だからヘッドレスが流行っているんだろうね。ようは、そういう時代。(単に正しいギター/アンプの音を知らないだけとも言えるんだけど)。

でもでもでもでも、写真一枚目のディアンジェリコ、やっぱりクソデカヘッドのおかげで良い音鳴るんだよなぁ~。

※とくにベーシストとこの話をしたい。ギター以上にダイレクトに音に反映される楽器だから。「どんだけ鳴らせてないんや!」……と思うことが、ここ最近非常に多い 笑。


まぁ、大事なのは機材ではなくて弾き方ってことやね。道具を使う身体の使い方。俺もまだまだ修行中の身です。


ちなみに、こういう風に真空管を乗せると低音の締りがよくなります。本当です。嘘です。





……まぁ、俺、新バンドではギター弾かないんだけどね 笑。

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