はじめに・ご挨拶

大阪南森町にてゲームセンターKO-HATSU(コーハツ)を運営している代表の松井と申します。日本一長い商店街である天神橋筋商店街、大阪天満宮のすぐ近くに2005年元旦オープン。格闘ゲームを中心に、新旧織り交ぜたラインナップで17年間運営してきました。

■職歴

1991年　ケンウッドサービスに入社
修理など雑用業務。

1994年　グラフィティ茶屋町に入社
ゲームセンタースタッフを始める。

2000年　チャレンジャーグループに入社
グラフィティ茶屋町が閉店になりSNK様の紹介でチャレンジャーへ入社。

2005年　KO-HATSU開店
念願の独立。
現在に至る。

■その他実績

・闘劇実行委員
闘劇2003（ソウルキャリバー2担当）
闘劇2004（サムライスピリッツ零担当）
闘劇2006（サムライスピリッツ天下一剣客伝担当）
闘劇2007（ソウルキャリバー3担当）

・アーケード化への協力
エヌアイン完全世界
http://subtlestyle.net/en-1/

アカツキ電光戦記Ausf.Achse
http://subtlestyle.net/akatsukiaa/

実現したいこと

日本のゲーセン文化を背負って立つ大事な場所を残したい。私たちにとってもお客さんにとっても、すごくすごく大事な場所を存続させたい。ゲームセンターという業種が提供しているのは"娯楽"の場であり、生活必需品やインフラといった類いの物ではありません。
しかし、私たちとお客様が一緒に作り上げてきたその"娯楽"は、沢山の人の心を熱く震わし、日々の暮らしに張り合いや彩りをもたらし、時には癒しや救いになることもある……そんな場だという自負はあります。
我々は不急かもしれないが、決して不要なものではないはずです。
このままでは、ゲームセンターという交流の場いわば、土管のある空き地のような場所が失われてしまいます。
"他の人がやっているから自分もやる"という、人が人を呼び、プレイヤー同士が引きつけあう相互作用はゲームを通じて広げることが可能です。
これまでに存在したコミュニティは、ゲームセンターを支える資源ともいえる大切なもの。このような形でピリオドを打つことは、どうしても避けたいのです。

やろうと思った理由

クラウドファンディングという仕組みの本来のあり方に沿い、コロナが収束した後で新作購入やリニューアルなどに利用しようと考えていたのですが、いつ訪れるか分からない未来の前に、直近数ヵ月をどうにかしなくてはいけなくなりました。

時短営業などコロナ禍でも事業を継続できるよう対策を行い支援金などの活用、また存続優先で新規ゲーム機を購入しないなど何とか乗り切ってきましたがいよいよ限界の時が近づきました。多くのご支援いただいたにも関わらず、不甲斐ない結果になってしまったこと深くお詫び申し上げます。

正直に申し上げますと、今の状況が続いてもあと半年は何とか大丈夫です。
ですが、限界を超えてからでは身動きが取れなくなって手遅れになりかねません。
このまま安全圏でフェードアウトなどという考えも頭をよぎりましたが、日々ご来店いただいている皆様、毎月のcienやお振込みによりご支援いただいてる皆様を裏切ることは、どうしてもできませんでした。いつまで新型コロナウィルスの影響が続くか分からない状況での店舗維持には月に約60万が必要です。

■2021年3月の経費
・家賃＋商店街費:287,560円
・人件費+光熱費＋通信費:319,404円
経費合計:606,964円

資金の使い道

今回のプロジェクトで集まった資金は店舗存続、運営維持費として活用させていただきます。コロナの影響が落ち着くまでは店舗リニューアル、新規事業、新規ゲーム機の購入には使用いたしません。

1、家賃、運営費、老朽化した筐体のメンテナンス費など。

2、緊急事態の解除後も、経営を継続していくための維持費。

３，コロナの影響が落ち着き余裕があれば店舗リニューアル、新規ゲーム機の購入に使用する場合がございます。

最後に

リターンが用意できず申し訳ございません。今回は「コーハツの存続」で許してもらえないでしょうか。支えていただいている皆様には必ずいつの日か何かしらで恩返しがしたいとの思いを抱いております。
「コーハツ」という遊びの場を残すため皆様にお力添えいただければと思います。大切な物を守るのは本当に難しい。それをひしひしと実感しつつも、まだ戦うことをやめられそうにはありません。どうか、応援してやってください。ご支援の程よろしくお願いいたします。
KO-HATSU(コーハツ)代表　松井　力