PYM 2020/05/31 22:11

トレース台を使ってみる

トレース台を使って模写してみた。
グレーでの色塗りまで。

トレース台は、厚さ5mmほどの発光ボード。ライトボックスとも。

ボードに原画を敷き、その上に白紙を載せる。
ライトを点灯させると、白紙に原画が写る。
それをなぞる、という仕組み。
今回買ったのはA4サイズ、無段階明るさ調整機能付き。

原画をなぞってみた。


ここまでの工数は0.5時間。
横に原画を置いて模写する場合と比べて、
トレース台の方が段違いでやりやすい。

おそらく模写で使う集中力のプロセスが短縮されるからと愚察する。
観察→短期記憶→位置取り→描き込み
観察→描き込み
といった具合に、そこまで神経を使わなくてもよくなった感覚がある。

今まで線画を写しきるだけでへとへとだったところ、
集中力を顔の向き、体つき、関節、陰影の観察などに
回せるようになるので、捗りそうな気がする。

ハッチングの練習もかねて色塗りをしてみた。


色塗りにかかった工数は1.5時間。
使ったのはHBのシャープペンシル。

ハッチングは、腕全体を使った塗り方で、
紙への圧力を調節しながら一方向へ線を引くように
何度も素早く鉛筆を操る方法。

今回は1色のシャープペンシルだったが、
本来は鉛筆の濃さや立て方寝かし方によって
様々な色味や質感を出すことができるらしい。

原画と比較してみた。


(ぷよクエ:エムプーサ)
お目めとまゆげの部分は追加した。
ちょっとは色味を似せられたかな?

元々がベタ塗りではあるが、質感を出してかわいく描いてあげたい。
色んな技術が板に付いてきた頃にもう一度描いて
見比べてみたいところ。

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