コミケに毎年行く理由


暑中お見舞い申し上げます。
いつもご訪問ありがとうございます。

コミケは7,8年参加させていただいてるまろんですが、夏コミがない夏って、こんなに寂しいものだったんですね。始まるまでの原稿追い込み、ブース準備、おともだちと合流して会場に向かうあの高揚感、会場でお目にかかれるお馴染み&見知らぬ皆様と初めて出会う作品、そして打ち上げ、ぜんぶひっくるめてないのが寂しいです。

ツイッタやpixivさま、DLsiteさまのおかげで、ネット経由で自分の作品を読んでいただける手段がある(読んでくださる人がいると実感できる)のはとっても有り難いことです。けれど私にとってコミケとか即売会に行く最大の理由は、やっぱりあの「場」の雰囲気を味わいたいからなんだろうと思います。みんな仲間。創作活動をしている、という。すごくエネルギーをもらえます、励まされます。「あ、私みたいなへたっぴいでも自分の創作物を『見てみて~!』ってやっていいんだ」っていう。

誤解を恐れずに言うと、ネットだとやっぱり「人気がある作品」がオススメされるからなのか、なんていうかこう、「すごく人気なわけじゃないけど自分には刺さる」みたいな作品やサークル様に出会いにくい気がするのです(ネットを使いこなせてないだけかも知れないけれど)。流行に疎いうえにあまのじゃくなので、わりとニッチなほうが好みだというまろんの嗜好の傾向も影響してるかもですが。

もしかしたらこれを機会に、そうでなくても時代の流れとして、これからはバーチャルな即売会とかたくさん増えていくのかも、と考えたりしますが、このへんの感覚は世代が違うと違うのかも知れませんけれど、私はどうかして、リアルに対面できるコミケが再開できるといいなと思います。そのために自分ができることは何なのかよくわかってないですが、友達のところにも行けない、会えない、食事もできない、いろいろたまるフラストレーションをバネにして、そのぶん想像力をゆたかに、来たるべきそのときにはたくさん作品ひっさげて、たくさんのかたや作品とお目にかかれることを楽しみに、コロナウイルスにも気をつけつつ、この夏を過ごそうと思っています。
みなさまもどうぞご自愛下さいませ。

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