Fantasielos 2021/04/11 00:21

エイプリルフールの思い出

前回の記事に「お久しぶりです」の一言もなく更新してしまいましたが、「毒蛇と変態」は相変わらずプロット書いてます。

今回はプロキオンさんとの共同エイプリルフール企画、探偵赤猫の思い出をつらつらと。
エイプリルフールから大分たってしまいましたが、しれっと書きます。

まだ遊んでない人はよかったらDLしてねー!DLはこちら
私は立ち絵と「××しないと出られない部屋」のスクリプトを担当してます。水野さんの素敵な曲も聴けるよ!


(そういえば、自分の絵が動画になるのは初めての経験)

はじまり

https://twitter.com/fl_hajime/status/1370699346522431491
エイプリルフールに何か用意したかったけど時間もないし、今作っているのに集中したほうが良いしどうしようかな……なんて思っていたところ、霧嶌さんがいたので勧誘することに。

15日に「楽園からの挑戦状」のシナリオ前半を頂いただいて、そこで必要な立ち絵が5体で確定。

調子が良ければ1体3日で描ける。調子が良ければ。
しかし、立ち絵の組み込み時間があるので、2日で1体描き上げるのがベスト。
いかに早描きするかを考えながら作業を始めました。

線画

●資料が調べやすい、シンプルで定番デザインの服を着せる
ファンタジー作品が多いので、謎構造・謎素材の服に悩むことが多いんですが、現代物は資料がすぐ見つかるのでめちゃくちゃ描きやすかったです。

●悩むような複雑なポーズにしない
しかし、棒立ちは逆にバランスとりにくかったです。ちょっとポーズ付けたほうがよかった。

●3Dベースに描く
2体(赤猫、アルマジロ)描いた時点でもっと早くできないかと思い、3Dモデルをベースに描くことに変更。

色塗り

●シンプルな塗りにする
いつものギャルゲ塗りもどきは時間がかかるので、ベタ塗り+ポイントにグラデーションをかけるシンプルな塗り方にすることにしました。

●カラーセットを使う
ベースは自分で色を決めて、影色は配布されているカラーセットを使って色に迷う時間を節約。今回はこちらを使用。
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1798215

そんなこんなで立ち絵が全部そろったのが3月26日。
いやー、暇な時間を全部創作活動に突っ込むと、このペースで5体描けるんですね。いつも、いかにダラダラやってるかを思い知らされる私。

しかし結局のところ、去年ペンタブとソフトを変えたことが良かったような気もします。劇的に早くなりました。
自分の絵に停滞を感じている人は、思い切って道具を変えてみるのも良いんじゃないかと思います。
10年も使ってるなら変えてしまった方が絶対良いです。

スクリプト

「楽園からの挑戦状」のスクリプトと「××しないと出られない部屋」の背景は霧嶌さん担当なので、残りの私の作業は「××しないと出られない部屋」のスクリプトのみ。
残り日数は5日。テストプレイがあるので、4日でどうにかしたい。
スクリプトは好きだし、昔から「3日で完成!」「1週間で完成!」とかやってきたので「まあどうにかなるだろう」と結構安心してました。

●UIは素材を頼る
つい自分で作りたくなるけど、ぐっと我慢してフリー素材を使って作成。早い! 綺麗!

●必要以上に凝ったことをしない
シンプルな演出・動作にする。
過去に脱出ゲームを作った経験はかなり役に立ちました、どう組めば良いか大体分かる。

やっぱり完成できたのは

やっぱり完成できたのは、最初に霧嶌さんがシナリオ用意してくれたのが、とても大きかった。
ゲームの骨格ができることによって、どこに向かって何をすればいいか明確になって、最後まで突っ走ることができた気がします。
指示や提案が的確で、私がシナリオだったらプロジェクトが迷子になっていたかもしれません。(そして褒め上手でもあった、見習いたい)

霧嶌さん、そしてテーマソングを作ってくださった水野さん、本当にありがとうございました!
今後、絵の追加をアップデートで出来らたらなとも考えているので、そちらも頑張ります。

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