ナントカ堂 2020/11/08 11:45

『金史』見てての雑感

 ここ最近『金史』見てて、金代に限らないのかもしれませんが、地方に対していい加減。
 左遷で地方に出すのはまだ分かるにしても、執政(金代だと何人もいる合議体制の中の一人)が「老齢で引退したい」とか言いだすと、皇帝が「楽な地方官になって養生するといいよ」とか言って勧めて来る例がいくつも見られますが、これ、地方官が仕事して無いってこと?
 そんなことだから地方が不満貯めこんで国が乱れていくんですよ。

 あとついでに『金史』見てて思ったことが、巻九十九の李革伝で「父の余慶は三回廷試にまで至ったが、合格せず、遂には受験を止めた(父余慶,三至廷試,不遂,因棄去。)という文があるのですが、あれ?廷試って順位決めるだけで不合格出さないんじゃなかったっけ?

 まあ科挙はあまり興味ないのでこれ以上掘り下げませんが。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索