ナントカ堂 2020/07/16 22:43

楊業は無敵か

 宋代が好きな人は楊業大ファンの人が多いので、こんなこと書くと怒られそうですが、楊業は言われるほど無敵なのかどうか


 開宝二年、太祖の軍は晋陽を包囲し、四面に砦を設置して、党進に東面を任せた。まだ隊列が整う前に、太原の驍将の楊業が突騎数百を率いて襲来した。党進は奮身し数人の部下と共に楊業を撃退した。楊業は急ぎ空堀の中に入った。そこに援軍が来たため、楊業は空堀から這い上がり城内に入ってようやく助かった。太祖は党進を激賞した。
(『宋史』巻二百六十「党進」)

 荊嗣が進軍して汾河に迫ると、敵将の楊業が橋を押さえていた。荊嗣はこれと何度も戦って、敵を退け橋を渡った。楊業の麾下の兵を千人ほど殺し、楊業の従騎に矢を当て、多くの旗・鼓・鎧・甲を獲得した。楊業は城内に退いた。
(『宋史』巻二百七十二「荊嗣」)

 太原の驍将の楊業が兵を率いて洪洞県を攻めた。田欽祚はこれを打ち破り、首を千以上斬り、馬数百を獲得した。
(『宋史』巻二百七十四「田欽祚」)

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