朕 今回はちゃんとは調べず、ちょっと気づいただけで書きます。 『旧唐書』巻六十四の玄武門の変に関連するあたりを読んでいたら、唐の高祖が、即位後でも日常会話では「朕」ではなく「吾」を使っていたように書かれていました。 これがどこまで遡れるかはよくわかりませんが、この頃にはすでに「朕」は文章にだけ用いられる言葉になっていたようです。