スチームパンク!
蒸気機関という新しい科学技術で沸き立つ、謎科学の世界の彩りに。自分、このアルバム作るまでモヒカンとかが歩いてると思ってたんですけど、全然そう言うのじゃなくてあぁなるほどと言う感じでしたw サクラ大戦とかの時代なんですね。近代と現代の境目あたりで服装も入れ替わりそうで入れ替わらない、過渡期でありながら伝統を重んじる、一方で技術革新が大きな力で押し寄せてくる。怒涛の変化の中、音楽はそれほど変化が無いと言うのも面白い気がします。楽器の都合も有るんでしょうね。
ということで、バイオリン等のストリングとワルツ中心のアルバムです。飛行船が飛ぶシーンとかに。(ラピュタはスチームパンク?)
体験版
A child of revolution with the footsteps of technology
徐々にエンジンが回っていく蒸気機関っぽい一曲。飛行船に限らず、何か大きく動き始めるシーン、例えば群衆が集まって軍隊を逆に襲ってしまうシーンとかに。
A painting showing the authority of Her Royal Highness
偉い人がスカート引きずりながら歩いてくるシーンに。ダンスの相手を今からさせられそうで気が滅入ってる主人公とかアリですね。ヴィクトリア朝のドレスを着た貴婦人が良く似合う曲だと思います。
Continuation is power
新しい蒸気機関の研究をしているミノフスキー博士の曲です。なんかフレスコとかがいっぱい並んでて緑色の液体が沸騰しながら謎の球体をぐるぐる回してるんです。そして失敗の記録のメモを取っていたら知らず知らずのうちに時間が過ぎて、いつもなら失敗して軽い爆発を起こしている時間になぜか安定して回ってる。それを見てめっちゃ笑顔になるんですね。
って言うオープニングなんかに。
Degenerate art
退廃的な芸術。とレッテルを貼って指さして笑う時に雰囲気づくりの為にわざわざ流すBGM。でもいいですし、ちょっと疲労が溜まっていて失敗の多いおにーさん、けだるい感じの場面に。
Dew on the fluff grass
バイオリンのザクザク感が気持ちいい一曲です。短い戦闘なんかにどうぞ。
余談ですが序盤が3拍子なのに後半は4拍子になる上に転調するっていう、自分で演奏しろって言われたらキレそうになる一曲だと思います。プログレっぽい所ありますね。
Flying steam locomotive
空飛ぶ蒸気機関車。飛行船ともまた違う謎動力です。
飛行船で悪役ははるか彼方を飛んでいく所、開発が間に合ったか倉庫で眠っていた謎蒸気科学の飛行機で追いかけんがためにエンジンを回して乗り込む主人公のシーンに是非。飛行機と言う概念が無いので空飛ぶ蒸気機関車とか呼ばれてるんですよ。
Genius doomsday clock
オルゴール的な一曲。回想シーンとかに。昔はお金持ちの貴族だったんだけど近代化の波に飲まれて急速に落ちぶれてしまったとか。
Inverted triangle dynasty
時代的にも共和制へと徐々に移っていく状況で、安定しているように見えて実はグラッグラの地盤を持っている王朝みたいな。嘘みたいにガラガラっと悪化した状況をあれこれと説明するシーンに。
Song learned in winter
雪の中、寒さに耐えながら行軍する軍隊。理由は敗走かも知れないですが、いずれにせよ指揮は決して高くは無いです。ここからどう動くか、一生懸命考えてる作戦会議なんかにも合うと思います。
Steam automaton named Calcobrina
蒸気で動く謎の自動人形、その名もカルコブリーナ。いやぁ、FF懐かしい。FFのカルコブリーナほど怖くは無いです。曲に合わせてくるくる回るかわいらしいけど見た目はちょっと怖いお人形に。
True love goes with infidelity
浮気にこそ真の愛がある。
何ていう時代が中世にはあったそうで。政略結婚に辟易していた宮廷恋愛とでもいうんでしょうか。時代的にはどこか引きずってそうです。
こっそりと隠れながら愛しいしとの元へと進む不審者のテーマに。
Wing of Caria
これも飛び立つ感じの一曲。
Caria「この辺にぃ、イカロスが墜落した海、あるらしいっすよ」
でも蒸気の翼なら大丈夫。っていう微妙に墜落フラグが立ってるかもしれないシーンに。
スチームパンク!体験版.zip (8.58MB)
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