あのときサイゼにいた女
サムネイルは都内某所の植物園みたいなお花屋さんです。いつか白血病で余命宣告された女の子と一緒に行きたい(不謹慎)。
今日はサイゼリヤの話です。
ある日の夜、私が売上金額をただひたすらエクセルにパンチ入力していくという人工知能か派遣会社にてもBPOしたい月次業務を行っていたとき、隣のテーブルではサッカー選手風の女性が同じく仕事をしていました。
お姉さんも大変だなぁと思って眺めると、彼女は先ほどから水しか飲んでません。
一時間近く経っておかしいなと思い始めた頃、颯爽と現れたギャルがテーブルの対面に座りました。
「お待たせー。いやーリアルに一時間半くらい待ったでしょー」
日ロ首脳会談開催時のプーチン大統領か?
「あたしこのポテトをオリーブオイルとブラックペッパーにつけて食べるのが好きでさー。マジでデブだよねー」
ポテトっていうのは「カリッとポテト」という商品名の、じゃがいもを角切りにしたフライのことです。
デブというほどの風貌ではありませんでしたが、確かにその食べ方はデブじゃないと至らない発想。
キャラ立ちすぎだろ。
話題はずっとサッカー選手のお姉さんが出場する大会の話と(たぶん強いサッカーチーム持ってる会社で働いてる人)、同じく彼女が今恋愛関係に発展しそうな男性とのやり取りの話に終始していたので、ギャルの正体は最後まで不明でしたが、喋り方と飯の食い方だけでここまで人物像を印象づけられるのかと驚きました。