「帯広ぶた丼」は、かつて存在した日本の飲食店

「帯広ぶた丼」は、かつて存在した日本の飲食店。
豚丼屋さんです。大手牛丼チェーン店のような煮詰めた豚丼ではありません。しっかり焼いてあるのです。そういう意味では「東京チカラめし」に近いかもしれません。クオリティはチカラめしよりも断然上ですが。

価格は激安というわけではないですが、やはり学生街にあるだけあって、味と量の割にはなかなかリーズナブルです。
確か並盛650円だったかと思うのですが、29日だかは肉の日とかでワンコイン(500円)で食べられるのです。

それぞれ同じ値段でバラ肉、ロース肉、ミックスが選べました。私は食べやすいのでバラ肉が好きでしたね。
そしてこの店はタレの種類が多く、柚子胡椒味などもあって本当に美味しかったのを覚えています。私はこの店で柚子胡椒という調味料の魅力を知りました。

店内はU字型にカウンターが並んでいて、テーブル席も少しありました。
席に着くと出してくれるお冷は麦茶。夏の暑い日には嬉しいですよね。
そしてアオサの効いたお味噌汁がたっぷり。平盃のような器でたっぷりと。寒い冬の日には温まりますよね。

そして主役の豚。
肉厚で歯応えのあるしっかりとした豚。焦がし醤油のタレがよくしみていて、焼き目が香ばしく仕上がっています。
このタレがまた白米とよく合うんです。
海苔巻きみたいに豚肉で米を巻いて食べると、最高です。

いつもなら松屋とかすき家だけど、今日は奮発して豚丼食べちゃおうっかな~という日は、この店に来てました。
そんな帯広ぶた丼ですが、2019年10月29日(火)をもって閉店となりました。

店頭のブタさんの像が可愛かったのになくなってしまっていて寂しいです。

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