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毎年夏になるとJALの飛行機には絶対乗らんと心に誓う

「辞めます。今までお世話になりました」
「あら、どうしたの」
「やっぱりちゃんと組合のある会社に行こうと思って」
「組合なんかあったって、恩地元みたいになるだけだよ」

退職のご挨拶の電話をしたお相手は、取引先であった地方の商社の部長でした。
部長とは一度、私が出張で行った帰りの新幹線までのあいだの時間、昼食をご一緒したことがありました。
そのとき話題に上ったのが、組合のことでした。

かつての十大商社の系譜を継ぐその会社でも、過去には組合闘争が盛んな時代がありました。私たちの世代には馴染みのない「ストライキ」という運動も、当時は現実の出来事だったのです。

でも結局のところ、使用者と雇用者の力の差は歴然です。サラリーマンは会社には逆らえないのです。それが部長の持論でした。

私は、組合はないよりはあったほうがいいと思いますが、その考えにも一部同意です。
秩序は法律によって保たれているわけではないのです。

私はこの当時まだ『沈まぬ太陽』を途中までしか読んでいませんでしたが、読了したとき「あー、あれってそういう意味だったのかー」と得心しました。

以下、ネタバレにつきご注意ください。

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