気虚についての動画
https://www.youtube.com/watch?v=iGx7LrCuNiY
気について 20240122参照
https://www.youtube.com/watch?v=QdewCnhzqm4
時候の病 夏
https://www.youtube.com/watch?v=Owp2PO7GTd0
今年は暑い日が続いて、熱中症対策をしていた人も多く、夏バテの人は少ない印象でしたが、涼しくなったら何人か来店されました
昔は「夏バテは秋風とともにやって来る」と言われていましたが、昨今はエアコンの普及の影響か、昔ほど観測しなくなったように思います
直に救急車で病院に行くようになったというのもあり、久しぶりに来店した人からは「一か月ほど入院していた」ということも伺いました。
日本の医療制度が素晴らしいので、今までは自分で対策しなくてはいけなかった症状も医療保険(税金)で面倒見てくれるようになりました。
気虚
気は上る・緩む・固まる・縮む・下がる・乱れる・消える
夏バテは何故おこるのか
↓
夏の暑さで食欲が減り、食事量が減る
冷たい物を食べ過ぎて胃腸の働きが悪くなり、栄養を吸収出来なくなる(水穀の精を得られない)
↓
栄養(気)を作れないため、動けなくなる
夏バテはそもそも気を作れない状態
気を作るための生薬が必要
夏の気に中てられているので、食欲が無い
食欲が戻れば自然に回復する
秋に風邪をひきやすいのは陽気が裏(体内)に入って陽気が減り、陽気が少ない人が風邪をひく
春夏は陽、秋冬は陰
真夏は陽気が充実しているため多少の陰気を受けても風邪をひきにくい
高齢者がエアコンをかけると寒いというのは、そもそもの陽気が全体的に減っているため、エアコンによる陰気に負けてしまう
冷房により腎がやられる人が多い印象を受けた
陽気と陰気はバランスよく巡っている
片方だけ多いということは稀
食事と呼吸により陽気・陰気が作られる
加齢により生まれ持った「腎精」が減るため、年相応を超えて元気にはなれない
(80歳の人が20歳の人と同じようには動けない)
高齢になるほど新しい物に取り組めなくなり、過去の作品のリメイクなどを見る傾向になるのは気力の低下によるもの
新しい知識を入れるのにはそれなりの気力が必要になる
気が抜ける
気が張っている状態から気が緩んで気が抜ける
気が張るとは目標に向かって何かをやろうとしている状態が多い
大きな仕事をやっているときは気が張っている
大きな仕事を終えると気が緩んで気が抜ける
定年退職後の鬱
空の巣症候群
免許の返納
大きな仕事を無事に達成したという喜びにより気が緩み、そのまま気を維持できなくなった状態で気が抜けてしまいます。
元々「気」はありますので、気を引き締めてあげれば良いことが多い
引き締めるためには
・新しいことに挑戦する(別の目標を作る・趣味を持つ)
ことが最適解になります。
特に趣味を持つことは生きがいにも繋がりますので、
アウトドアとインドアの二つの趣味を持つことをお勧めします
ただし、のめり込み過ぎると依存症になるので注意が必要
趣味で大切なのは「楽しむこと」であり、楽しめなくなったら別の趣味を探すのも良いです
アウトドアの趣味としてお勧めなのが
〇〇印集め(寺だけでなく、城・温泉・船など多数ある)
スタンプラリー
マンホールシールなど
一人で出来て高齢になっても楽しめます
芸能人などの引退
ソシャゲのサービス終了
特に芸能人などの引退は自分が体験しなくても身近な人で見てきた人も居ると思います
その時、どんな行動をしていたかを思い出してください
・発狂する(推しのグッズを捨てる・壊すなど)
・仕事を休む・寝込む
人によって行動は違いますが、ほとんどこの2パターンだと思います。
「気」という観点で見てみると、
発狂する=気が乱れる(七情の驚く)
仕事を休む・寝込む=気が消える(七情の悲しい)
もともと気はありますので、時間経過で気の乱れが落ち着いたり、気が回復するのを待ちます
どちらも腎が関係する感情ですので、補腎薬をお勧めしますが、漢方薬を飲んで一瞬で落ち着くということは無いです
落ち着かせるだけなら、SSRIを飲ませて、化学物質的に無理やり落ち着かせるのが最適になりますが、
気が乱れた状態は収まっていないので収まるまで時間がかかります。
気が抜けた状態も気を作れない状態も気が消えた状態も「気虚」だと解釈していますが、どうやって「気虚」になったのかで治療方法が変わってきます。
自分に合った治療法を選んだり、日ごろの生活を意識して気虚を起こさないようにすることが大切です
東洋学的に言えるのは、「気」は食事によって作られるので、食事量が少ない人(西洋医学的に言えば摂取している栄養素の少ない人)は気の病になりやすいということです
元気をもらう とは?
何かを頑張っている人から「元気をもらう」という表現を使うことがある
ではこの「元気をもらう」の「元気」とは何だろうか?
相手は「元気」を渡しているはずだ。自分は「元気」を貰っているはずだ。
だが目には見えないが表現としては存在する。
「元気」とは「生命力」とも言え、先天的に持っている腎精が元となり、頑張っている人は後天の精が培って、元気が出来ます。
頑張っている人は元気に満ちており、元気から衛気(陽気)の働きを活性化すると考えて良いと思います。
血液は陰気で衛気は陽気だと解釈しています。
気の合う人からは元気をもらいやすく
気が合わない人からはなかなか元気をもらえない
「元気をもらう」とは元気の少ない人が他人から元気を貰いますが、この元気は人に渡してしまうので、人と会った後は疲れています。
病人の接客後に疲れているのは、気が病んでいる人に元気を渡して自分の気の量が減っているためだと解釈しています。
西洋医学的に言えば、接客をするときに脳を使うため、糖をミトコンドリア内のクエン酸回路で消費してエネルギーに変換することにより、血糖値が下がり、疲れたと感じる
となると思います。
2000年以上前の中国では血糖値という概念は無かったと思いますので、「気」と表現したと解釈できるのですが、これだと「元気をもらう」という表現がおかしくなります。
西洋医学的に考えれば、糖やエネルギーは消費されるだけで、他人に渡すことは出来ません。
東洋学では血液は陰気で衛気は陽気だと分けて考え、衛気(陽気)は他人に移動することが出来ると考えれば、「元気をもらう」という表現にも辻褄が合うと思います。
陽気なので時間経過とともに発散しますので、元気をもらったときは直に行動しないといけません。
なお、元気を受け取る方法ですが、
・人と会う 他にも
・作品(音楽・漫画・小説など)を視聴する
でも元気を貰えます
現代人はYOUTUBERから元気をもらって
いる人も多い印象です
空元気という表現があります
空元気の意味を調べると「外面だけ元気があるように見せかけること」ですが
カラ元気でも元気!
と言うように、偽物も騙し続ければ本物になります。
空元気で騙すのは自分です。
元気が無い時は空元気で自分を騙してみると、案外うまく行くかも知れませんよ?
欲しいよ人気
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