20251225_屠蘇散について
20251225_屠蘇散について
最近の日本人って屠蘇すら知らない人が多くなってきたので、解説。
と言ってましたが、10年以上前の話で、今は薬剤師ですら屠蘇散を知りませんし、そもそも「屠蘇」を読めません。
「屠蘇は中国三国時代に華陀という名医が十数種の薬草を調合し、酒に浸して飲んだのが始まりと言われています。
邪気を屠り、魂を蘇えらせるところから「屠蘇」と名付けられ、「年の始めにこれを服するときは年中の災厄を避け、福寿を招く」と伝えられています。
また日本では、昔 嵯峨天皇の御代弘仁年間、唐の博士蘇明が和唐使として訪れた際、「屠白散」と称する霊薬を天皇四方拝の儀式に献上したのが始まりと言われています。
以後、人々はこれに倣って一年間の祈念する縁起行事として、お正月に屠蘇酒で新年を祝うようになりました。
大晦日の夜、袋ごと、360ml(約2合)の日本酒に一夜冷たく浸しておき、元旦、雑煮を祝う前に年少者より順次、新年の縁起と長寿を祈念してお祝い下さい。
ソース:京都薬科大学付属薬用植物園」
とまぁこんな感じ。
年少者から順に飲むと書いてあるけど、今の日本だと20歳~飲んで、子供はみりんに漬けた物で代用してください。
地域によってはみりんに漬けるところもあり。
地域によっては年長者から順に飲むところもあり。
地域性が大きいので、地元の風習に合わせて漬けてください。(お雑煮の具の違いみたいなもん)
ただし合成清酒や味醂風調味料だと意味が無いんで、ちゃんとした日本酒か味醂で。
屠蘇のレシピも家庭レベルで全然違うけど、基本は芳香性健胃薬・辛味健胃薬。隠し味で苦味健胃薬を使うところが多い。
使う生薬も分量も全然違うから、モノによって香りや味が全然違ったりする。
お節料理で食べ過ぎた胃腸を労わるというのもお屠蘇の役割の一つ。
全然売れなかったので取扱いを辞めました。
品質はピンキリ。スーパーで売ってるやっすい物もあれば、材料を厳選して作っているところもあり。
大晦日の日に漬けるのが一般的。
最近は多様性と言う選民思考が流行っていますが、日本人は日本の文化を大切にしましょう。