設定追加と最終決戦前夜イベント
まずは、体験版(試遊版)をプレイして頂いた方へのお知らせです。
序盤のイベントに、後付で設定を追加しました。
そのシーンがこちらです。
https://twitter.com/n_md_33/status/1251459622537359360?s=19
ライゼがエル達と別れる際、お世話になったお礼に手作りのペンダントを送る場面です。ここで、本来は無かった「緑の輝晶石には思いを繋ぐ言い伝えがある」という設定を追加しました。脳内ではある程度設定があったのですが、ゲーム内に反映しきれていなかった…といった感じです。
元々、輝晶石は超常的な力が秘められているマジックアイテムとして描写していたつもりなので、今回付け足した設定も不自然では無いのかな?と思っています。ただ後付設定は褒められたものではないので、体験版公開済みの範囲に設定変更かけるのは今回限りにしたいですね…
ちなみにこのペンダント、元々は✕✕の正体は✕✕であることを描写するためだけに設定したものでした。それだけに留めておくのはもったいないアイテムだったので、物語後半で活躍してもらいます。
そして、ついにRPGお決まりの決戦前夜イベントに着手しました。
舞台は故郷のフォーア村。そして物語開始の地、記憶喪失の主人公が倒れていた喪失の丘です。
体験版プレイ済みの方は、物語当初との違いに気づくかもしれません。
最終決戦前夜の地が始まりの村になる回帰構造は、最初からやりたかったテーマの一つです。
主人公の当初の目的は、自分の記憶を求め、同じ問題を抱える村人たちを救うということでした。目的を達成するためには、旅を通し答えを得た後、村に帰る必要性が生まれます。
長い旅の中で変わってしまった人やモノ、一貫して変わらずあり続けるもの…始まりの地に立ち返ることでそれらを感じ取ってもらえれば幸いです。
実は主人公の家の中だけ、小物を調べるとライゼからの一言コメントが表示される仕様になっています。
それらのセリフを終盤用のものへと書き換えたのですが…冒険当初のちょっとアホっぽいコメントからの終盤諸々の覚悟が決まった後のセリフの落差に思わず感情がぐらぐらと揺さぶられてしまいました。そんな意図はなかったので、完全に不意打ちで刺されました…ありふれた日常こそ本当の幸せだったのだなと…
最終決戦前夜といえば…そうですヒロインとの夜の会話ですね。この主人公ヒロイン集大成イチャラブイベントを作りたいがために、猛スピードで作業を進めていたのですが……
あれ? 全然ラブラブな雰囲気じゃないよねこれ。
改めてシナリオ読み返すと、空気感が完全にお通夜。イチャラブだと思っていたのは、脳内で勝手に肥大化された妄想でした…。この時点で双方覚悟完了しているので、仕方無いのですが……
ただ、最終決戦前夜の雰囲気としてはちゃんと出ていると思いますし、内容も尊いものになっている手応えはあります(イチャイチャしてないだけで)
…あとは…二次創作でどうか補完してください。ロストヘヴンはあらゆる二次創作を歓迎します……(遺言)