来店前の但し書き
錆びた硝子の月の下。
都市の片隅、ネオンと電子回路に囲まれた場所に、ひっそりと佇む茶寮がある。
名を――硝月電脳茶寮(ショウゲツデンノウサリョウ)。
ここでは珈琲の代わりに、物語へ注ぐための音が淹れられる。
錆びついた記憶、透ける感情、ノイズを孕んだ静寂。
そして時たま、言葉にならない歌声が場に溶けるだろう。
和の余韻とサイバーな律動が溶け合い、硝子細工のように繊細な旋律となって、夜に滲む。
昼の街に流れる穏やかな電子音も、
月下で囁くネオンの旋律も、
すべては物語の一瞬を彩るために用意されたもの。
ここは――そう。
世界観そのものを一杯、差し出すための茶寮である。
要するに
開店準備中の音楽屋さんですよ!
店員名簿
【看板娘】
白鐘ヒヨリ
【ホール担当】
白鐘ヒカリ
白鐘ヒメカ
鳴瀧シキ
【キッチン担当】
白鐘ヒナタ
白鐘ヒサギ
鳴瀧ナギ
【お昼寝担当】
白鐘ヒスイ
【店長】
月夜の蟹(ひよりんP)