Glaze君とかウォーターマークとか~追記編~

ほぁいこんにちは。
鮫島”こんなことしてる場合じゃねぇんだよ原稿しろよ”地一です。


というわけでちゃっちゃと行きましょう。
ちなみに、今回「~な感じです」「~なんです」と表現しているものはあくまで私の所感なので実際には全然違っていたりする場合もあります。
また、私自身はAlを持ってないので検証ができていない(というかGlaze制作陣も「危ないから(超意訳)」という理由で検証非推奨なんですよね。)ので、実際にAl使って検証した人の記事を元に喋っているだけ、つまりこの記事もgrokやChatGPTと同じようなものなんですね。これ意味ある?

とりあえず最後に一番参考にしたブログのリンクを貼っておきますが、興味がわいた人はご自身で調べてみてください。

ウォーターマークは意味ないと言ったな。あれは嘘だった。

はい、私は常々「対機械相手にウォーターマークなんか意味なかろうもん、あれは対人じゃ」とほざいておりましたが、実は追加学習には一定の効果があったようです。

知ってる人には周回遅れの知識ではありますが、現状問題視されているのはこの追加学習の方です。
事前学習が言語と物体の関連性を覚える段階であるならば追加学習はそれを踏まえた上で更に知識を吸収しラベリングの細分化をしている段階という感じです。だと思います。

Nightshadeが事前学習段階に仕掛ける麻痺毒、Glazeが脳みそ(Al)に靄をかけるベールであるならば、ウォーターマークはさしずめ曇りガラスといった感じです。
現在私が一番問題視しているクローリングだのスクレイピングだのというのは追加学習用のデータを集めているので、これに対してNightshadeやGlazeは相性があまりよくないのです。

というのも、追加学習のAlは事前段階(確固たる前提)データを既に持っているので認識阻害の毒をかけても混乱しにくいんです。
大量に継続的に食わせ続ければ効いていくからとは言われていますが、とはいえ毒を仕込んだ画像より仕込んでない画像の方が多いのは自明なので、これは途方もない行為です。

――で、どうしてウォーターマークが追加学習に効くのかというと、詳しくは記事の最後の参考ブログを読んでいただくとして、要はウォーターマークを画像として読み込んでしまうが故、という仕組みみたいです。

ただ、よくある見えるか見えないか分からないくらいのうっすい奴はノイズとしてほぼ除去されてしまう、しかし濃すぎると逆に「そういう画像」としてなんかいい感じに仕上げられちゃうようなので、そこそこ視認できて且つほんのり邪魔できる濃さがいいみたいです。
皆さん不透明度〇〇%としか表記しないので元の色がどのくらいの濃さなのかがわからないんですが、とりあえず「黒または白100%」で文字ないし画像を描いた状態から不透明度を20%~30%まで落とした濃度がちょうどいい感じのウォーターマークの濃さ、と判断しました。

以下現状効果があると言われているウォーターマークの要綱です。

・レイヤー不透明度は20~30%
・画像は全体に、且つサイズや位置もまばらに配置されている
・文字<少し大きめのドット等のシェイプ<手書きの画像など不均等なもの

また、NightshadeとGlazeを併用したい場合はウォーターマークを先にかけておくと一緒にノイズ化してくれるのでより効果があるでしょうとのこと。
ちなみに、Glazedした画像を再度書き出しても効果は薄れないとのことでした。(Glaze公式より)

という訳で私が作ったのはこれ。


鮫ちゃんのウォーターマークお料理教室


背景は見えやすいように赤にしてます。

一々不透明度いじるの嫌だったので、不透明度20%のパターンとして作成しました。

それを無加工で置いてみた画像がこれ↓

ちょっと目立ちすぎ。
この後色々やってみたんですが、要はNightshadeやGlazeかけた時につぶれちゃわなければいいと思うので、もう少し薄くても大丈夫と思います(雑)



「ソフトライト」レイヤーにしたバージョン

もう一声薄くしても行けそうですが、とりあえず今回はこのソフトライトレイヤーバージョンをNightshade→Glazeしていきます。



出来上がったものがコチラ。

NightshadeもGlazeも両方defaultで書き出しています。

もう結構見にくいので、もうちょっと薄くても大丈夫かもです。


さてここまでは対機械用。
まぁここまで見えにくいと無断転載だの無断商用だのしようって輩もいないでしょうが、隠し味として対人用のウォーターマーク(サイン)を仕込みます。
これはレベル補正などで明度を調節しないとわからないくらいのものを仕込みます。
これも面倒だったのでパターンで作りました。photoshop君の強み~(adobeはAl推進派だけど…ウゴゴ)


2色で作っているのは、私の画像が黒すぎたり白すぎたりする為です。普通の人は白でいいと思います。理由は後述。


「この作品は鮫島地一によって作られています。もしこの作品を鮫島本人以外のSNSやショップで見つけた場合、それは盗まれたものです。通報あるいは削除要請をお願いします」と書いてあります。
明度あげないと見えないのにこんな文章書いて意味あるのか今更わかんなくなってきたけどまぁ気にしない←

しかもなんでこんな見にくいかって?
これもAl対策になんね~かな~という淡い期待の沙汰ですわ()



わやくちゃ

結構わかりやすくなってますが、明度あげて見える程度まで不透明度落としても大丈夫です。(というかしました。大文章が3%です。)


明度を上げたもの

大きな文章の後ろにうっっっっすら小さい文字が書かれているのが見えるだろう?
実は不透明度1%で同じ文章のフォントを小さくした鏡文字バージョンが仕込まれています。これによって大文章の視認性が悪くなりました、アホです←


黒系ウォーターマーク非推奨のわけ

さて、冒頭でウォーターマークは白推奨と言いましたが、何故か黒のウォーターマークは明度調整すると見えにくくなるんですね。というかほぼ消えました。


こちらがウォーターマークをつけて書き出した画像を明度(レベル)いじったものですが、先ほどの白強めの画像と比べても文字が全く見えません。
ちなみにレイヤーは通常のままです。

勿論イラストの色彩にもよると思いますし、当たり前だけどモノクロ画像では黒のウォーターマークじゃないと消えるんですが、個人的にはウォーターマークは白推奨です。


投稿場所やイラストによって使い分けた方がいい

さて、私が調べた限りの現状最強?のAl対策は以上の手順を踏むわけですが――

めんどいよね


そもそも毎回言ってますがNightshadeとGlazeの導入も起動もスマホ勢やライトスペックPC勢にはきついし手間だし、たかが落書きあげるだけに一々こんなんするのも面倒臭い。
CPUのスペックが上がってPhotoshop +Edge(タブ開きまくり)+Nightshade+Glazeでもサクサク動く私のPCでだって1枚のイラストに一連の書き出しやるのに5分ちょいはかかります。

というわけで、いろんな人が言ってるので私が言うのも今更なんですが、イラストの重要度やPCスペックによって使い分けましょう。
ウォーターマークでも出力次第で一定の効果があるのは確かなようですからね。

①最上位対策セット
濃いめウォーターマーク+Nightshade+Glaze+薄めウォーターマーク(サイン)全部盛り

②対追加学習用ライト版
濃いめウォーターマーク(+薄めウォーターマーク)

③対人用
ちょっと濃いめウォーターマーク+薄めウォーターマーク

④画像重視だけど対策してるムーブは見せたい用
薄めウォーターマーク+ちょい薄め大表示サインorロゴ+画像サイズ調整

画像サイズや解像度は小さければ小さいほど、粗ければ粗いほど忌避されるようです。
逆にデカすぎてもPCに負担がかかる(時間がかかる)ので嫌がられるようなので、4Kのクソでかイラストをお出ししてやってもいいかもしれません。
人間の無断使用が喜ぶので推奨しませんが(今気づいた)


ちなみに、サインのみは追加学習で書き出されちゃうのでお勧めしないです。
adobe stockにサインまで書き出されて盗作された人知ってます(白目)
※一応adobe君が「adobe stockは安心安全だよ!」って大々的に言う前のことですが…

また、最初に書いたように色が濃すぎると「そういう絵の一部」として認識されるので、対策用のサインやロゴは不透明度を少し落としてください。


参考記事

最後に、冒頭に書いた通り今回一番お世話になったブログを紹介しておしまいにします。
PCのみになっちゃいますが自動でNightshade+Glaze以外の上記の処理をやってくれるGUIとか作ってくれてるので、使ってみたい方はどうぞ。

https://qiita.com/miu200521358/items/35f19ec198ba1a1fe563


以上、本日の原稿からの逃避 無駄な時間 ブログでした~


おまけ

昨日描いた落書きです。


ベガスのクソ錬金術師

FONV x TESのクロスオーバー、早く完成させろよな鮫島ぁ…


では、今回はこの辺で。
ジャマタ~ノシ

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