進捗と、夜中の考え事のはなし(約2000字)。
おはようございます。Kohです。
「のじゃロリ猫娘」を発売してからもう少しで一週間だけど、売れてませんねー(苦笑)。今確認したら、ダウンロード数は”3”となってまして(;'Д')
購入してくださった方にはありがとうが言いたい。
・・・まぁ、あんまり楽しい話題じゃないけど、悲観してない自分もいます。これじゃあ制作費を回収するなんて夢のまた夢になってしまうんだけど、意外と焦ってない。
で、自分でも不思議に思ったから夜中に考えてみたんです。
(「夜中に考え事するな」っていうけど、あんがい思索が巡っていいのかも。ネガティブな気分も、慣れれば使いこなせるものなんですね。)
ふと、思い出したことがありまして
僕は学生時代から、小さなライブハウスでロックやらメタルバンドのライブを見るのが好きでして。いわゆるインディーズというやつです。フェスは嫌。一人で参加したい。zeppでも大きすぎる。200人入るか?ってくらいの地下のライブハウスが良い。
で、そういうライブって大体”対バン”ってのをやるんです。
ここでいうそれは、「自分たちのお客さんだけじゃその箱も埋めらないから、知り合いのバンドを5組みほど集めて合同でライブをする」っての。お互いのお客さんを奪い合うんです。喧嘩腰で本気だから、なかなか楽しいもので。
そんなわけで僕たち観客は、お金を払って曲も名前も知らないバンドの演奏を聞くことになる。まあ当然、反応は良くないことが多い。ロックなんてばっちり練習して臨むものでもないですからね。事故もあるし、音作りとか反響でメロも何も聞こえないことだってあります。
そんなとき、ステージにいる売れないバンドマン(たいてい奇抜な恰好をした兄ちゃんなんだけど)の中には、客を煽ってノってこないことに苛立ち「なんでだよっ!」って逆上する人もいたりするわけです。
そういうのを思い出して、「ああ、あれと同じなのかな―」と思って。
彼の人格がどういうものなのかは知らないけど、本当に手に入れたいものが手に入らない時、人はその程度のストレスを感じるらしい。
それを自分に当てはめて考えてみると・・・
作るのが楽しい
いまの音声作品の状況に関して言えば、作品を企画すること・台本を作って依頼して作品にすること自体が楽しくて、「その時点で自己満足できてるんだろうな」というのが考えて出た答え。
自分の望んだ声で、望んだセリフの音声データを頂けるわけだから、そりゃ楽しいし嬉しいですよ。
もちろん、お金は喉から手が出るほど欲しい。無い袖は振れないからお金は必要。自分の作品が収入につながれば今よりもっと嬉しいし、そのために工夫はしてました。商才は無いらしいけど、これからも色々試します。
そんななかで、今の僕がしちゃいけないのは「お金にならないからと言って”制作を嫌う”こと」だと思ったんです。同人ってそういうモノだと思ってるし。
僕が好きだからやってるわけで。
数で評価が見えなくても自分の嗜好を詰め込めばいい。誰かに共感してもらえないと困るけど、別に共感が欲しいわけじゃない。
皆さんのことも、「お客様」じゃなくて「単純に好いてくれている人」だと思ってます。「好いてくれてありがとう」とは言うけれど、「これからも好きでいて欲しい」とは思ってません。
作りたいものを作ればいい。
同好の志がいるならカンパしてもらえばいい。
それでもまだお金が必要なら自力で用意すればいい。
自分が楽しめること、好きでいられることを否定したら、それこそ行き止まりなわけで。
僕自身、自分が何を好きなのかハッキリわかってない(=自分で表現できてない)し、これから時間をかけて突き詰めていきたいと思ってます。それは音声作品かもしれないし、独力で出力できるイラストなのかもしれない。全く別の何かかもしれない。
未来予知のできない僕にはよくわかりません。
とりあえず、出来ることをしていこうかと。
…そんな風にのんびり考えられる余裕が生まれる程度に、環境を整えてくださってるDLsiteの中の人たちには頭が上がりませんね。いつもありがとうございます。
あと、尊敬してる同人作家さんとかがこぞって「趣味」って言葉を使いたがる理由が分かった気がする。やっぱり、好きなことからは逃れられないらしい。
進捗報告
次回作、喫茶店安眠音声の娘(バリスタちゃん)に色を付けてみました。
やっぱり僕のイラスト、サムネとしてはまだ見られたもんじゃないと思うんですよね・・・(苦笑)。
まだまだ精進。
光の当て方とか、色に関して知らないことが多いから勉強しようと思います。
もっと映えるように、イラストに力を入れるのが今の目標。
というか、それをモチベーションに頑張る。