【全体公開】イラストレーターは自我を出さないほうがいいのか問題
こんにちは!イラストレーターの久保田です。
「発言は自由にしてこそSNSだ!」
とか
「絵描きのアカウントなんだから、絵以外のことはつぶやかない方がいいのかな?」
なんて、迷ってしまうことってありませんか?
いわゆる「自我」をどこまで出すべきかという問題です。
今日はこのテーマについて、僕なりの考えを書いてみたいと思います。
▼自我は出すべき?出さないべき?
一般的には、イラストレーターのアカウントは「作品だけを見せるべき」と言われがちです。余計な情報を入れないことで、作品の世界観を壊さないようにするという考え方ですね。
確かに、有名な神絵師の方々の中には、ほとんど私生活を見せない人もいます。
そうなると「自分もそうしなきゃいけないのかな」と不安になります。
でも、作品だけを淡々と上げるスタイルは、実はかなりストイックな道です。よほど圧倒的な画力や世界観がないと、フォロワーさんとの距離が縮まりにくいという側面もあります。
まるで無機質な自動販売機から商品を買っているような感覚に近いかもしれません。
▼出した方がいい部分
では、どんな「自我」なら出してもいいのでしょうか。
基本的には、見ている人が明るい気持ちになれるようなポジティブな発言は歓迎されると思います。例えば「今日はこれが上手く描けた!」という小さな喜びの報告などです。
他にも、自分の制作の裏側にある「こだわり」を発言するのはとても効果的です。
「この服のシワは、実際のファッション誌を参考にしてリアルさを追求しました」
といった、プロとしての熱量を感じさせるお話ですね。
もちろん、絵以外のポジティブ発言もいいと思います。
こうした発言は、単なる私生活の切り売りではなく、作品の価値を補強してくれます。映画のメイキング映像を見ると、その映画をもっと好きになることがありますよね。そんな感じで、ファンになってくれる人はかなりいます。
▼出さない方がいい部分
逆に、控えた方がいいと言われているものもいくつかあります。
代表的なのは、SNSや仕事や人間関係に対するネガティブな発言や文句です。これは、単純に見ていてあまり気持ちの良いものではないからですね。
また、政治や宗教、特定のスポーツへの熱すぎる思いなども注意が必要です。
これらは個人の自由ではありますが、思想が強く出すぎると「この人に仕事を頼んで大丈夫かな?」という、クライアント側の余計な不安を招いてしまうかもしれません。
よく議論になるイラストと関係のない「ソシャゲのガチャ結果」や「今日のご飯」の投稿は、きっぱりとイラストとは関係のない趣味用のアカウントでするのが良さそうです。
有名な絵師さんなら「あの人もこのゲームを遊んでいるんだ」と親近感に繋がります。でも、まだ実績が少ないうちは、タイムラインがそればかりになるとポートフォリオが埋もれてしまいます。
▼とはいえ
あまりに自分を殺してロボットのように振る舞うのも、少し寂しい気がしますよね。
やはり人間なので、日々の生活の中で感情が動くのは当たり前です。あまりに「正解」を求めすぎて、投稿そのものが怖くなってしまうのが一番もったいないです。
実は、クライアントさんがイラストレーターを探すとき、人柄をチェックしていることも多いです。「この人は話しやすそうだな」とか「真面目に仕事をしてくれそうだな」といった安心感は、実は絵の上手さ以上に大切な判断基準になります。
もちろん語る自由はあります。
ただ、ネガティブな発言は、仕事の入口を狭くする可能性が高いという話です。
▼まとめ
というわけで、イラストレーターの自我についてでした。
僕の考えとしては、自我は完全に消さなくていいと思います。
ただし、出すならポジティブなもの、創作に関係するもの、人柄の安心感につながるものを中心にしたほうがいいです。
逆に、文句、攻撃的な冗談、強い思想が出る話題は、控えめにしたほうがいいと思います。
絵だけでは伝わらない魅力はあります。
でも、絵を見に来た人を置いてけぼりにしない意識も大事です。
いい感じに整った自我は、絵の魅力を少しだけ後押ししてくれるはずです。
自我は消すものではなく、整えるものだと思います。
以上、イラストレーターの久保田でした。
それでは!
※個人的感想なので話半分参考程度にお願いします。
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