久保田 正輝 Oct/26/2025 12:00

【全体公開】モチベーションは「出す」ものではなく「出てくる」もの

こんにちは!イラストレーターの久保田です。

仕事でも趣味でも、「やる気が出ない」「続かない」って誰でも感じる瞬間がありますよね。
でも最近、色々見聞きする中で、「モチベーションって、いきなり出そうとしても出ないものだな」と思うようになりました。

今日はそんなモチベーションの仕組みと、付き合い方について整理してみます。

▼モチベーションには2種類の内容がある

モチベーションの内容には大きく分けて2つあります。

① 内発的モチベーション
「好きだから」「楽しいから」「上達したいから」みたいに、
自分の内側から湧いてくるやる気のことです。

たとえば、あなたが「気づいたら何時間も絵を描いてた!」というとき。
それはまさに内発的モチベーションが働いてる状態です。
このタイプのやる気は、報酬や評価がなくても続けやすいという特徴があります。

② 外発的モチベーション
一方で「お金のため」「褒められたい」「評価されたい」など、
外からの刺激で動くタイプもあります。
コンテストで入賞したいとか、フォロワーを増やしたいとかですね。

このタイプは即効性がありますが、報酬がなくなると一気に燃え尽きるリスクもあります。

▼大事なのはバランス

どちらが良い悪いという話ではなくて、
「内発」と「外発」をどう混ぜるかが大事です。

「内発」だけだと、どうしても現実との折り合いがつきません。
「好きだけじゃ食べていけない」とか「努力しても結果が出ない」って壁にぶつかることがある。

逆に「外発」だけだと、評価が下がった瞬間にやる気もゼロになる。
SNSの反応が減っただけで落ち込む、なんて経験ありませんか?

つまり、「好き」と「成果」を両方うまくミックスするのが理想的なんです。
「好きだから続ける」+「成果が出ると嬉しい」。
この循環が作れたとき、一番長く走り続けられます。

▼モチベーションゲージは「行動したあと」に上がる

ここが今日いちばん伝えたいポイントです。

「やる気が出たらやろう」って思う人は多いですが、
実際はその逆で、「やるからやる気が出る」んです。

たとえば掃除。
「めんどくさいな〜」と思いながらも机を少し拭いた瞬間、なぜか急にエンジンがかかって部屋全体を片づけたこと、ありませんか?

あれは、行動が脳を刺激してドーパミンが出ているからなんです。
ドーパミンは「快感物質」と呼ばれますが、実は「行動したあと」に出ることが多い。

つまり――
モチベーションは原因ではなく結果なんです。

▼行動を始めるコツ

「そんなの分かってても動けないんだよ!」という人も多いと思います。
その場合は、行動のハードルをとことん下げてみてください。

・5分だけやってみる
・小さなタスクを一つ終わらせる
・チェックリストに✓をつける

この3つは、脳に「やってる感」を与える最強のスイッチです。
たとえ内容が小さくても、完了の快感が次の行動を呼びます。
どれか1つでもいいので、やってみることをお勧めします。

僕もよくイラストで「下書きだけ」「線画だけ」と分けて始めますが、
気づくと色塗りまでやってたりします。
つまり、やる気は「後追い」でやってくるんですよね。

▼というわけで

モチベーションって、思っているより気まぐれです。
でも「出ない」と焦る必要はありません。
出ないなら、出てくるように動いてしまえばいい。

「やる気が出ない…」というときほど、
1ミリでもいいから動く。
その一歩がスイッチになります。

行動がモチベーションを作り、モチベーションがまた行動を生む。
その循環をうまく回せる人が、長く続けられる人だと思います。

以上、イラストレーターの久保田でした。
それでは!

※個人的感想なので話半分参考程度にお願いします。
※いいねや感想頂けると喜びます。

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