久保田 正輝 Oct/05/2025 12:00

【全体公開】速攻で入るサブスクとそうでないサブスク

こんにちは!イラストレーターの久保田です。

今日は、サブスクに入るかどうかを迷ったときの考え方を、僕なりの体感ベースでまとめてみます。

音楽、動画、ゲーム、メルマガ。気づけば毎月の固定費にずらりと並んでいますよね。とはいえ、全部入れば良いわけでも、全部やめればスッキリするわけでもありません。

結論から言うと
サブスクは「利用頻度」だけで決めると失敗しやすいです。
もう一歩踏み込んで、「時間がどれだけ戻るか」「ストレスがどれだけ減るか」「生活のリズムが整うか」で見ると、判断がブレにくくなります。

▼よくある一般論と、その落とし穴

よく聞くのは「週に何回使うかで決めよう」というものです。
合理的に見えますが、実際の生活に当てはめると少し抜けがあります。

たとえば、仕事前の朝の30分。
ここで広告や待ち時間が増えると、思考のリズムが乱れます。
つまり回数よりも、「重要な時間帯を邪魔されないか」の方が効いてくるんです。

もう一つ。
お金の損得は見えやすいけれど、注意力の損得は見えにくいです。
集中力が削られると、創作の立ち上がりが遅れていきます。
ざっくり言うと、頭が疲れる「小さなノイズの合計」ですね。

▼YouTube Premiumは「時間代」

YouTube Premiumの料金はPC/Androidで1,280円です。(iOSだと1,680円)
金額だけ見ると、ちょっと迷いますよね。

僕の場合、5分以上の動画を1日に20本くらい流しています。
仮に1本30秒の広告が必ず入るとすると、1ヶ月で約18,000秒=5時間。
つまり僕は毎月「広告を5時間も見ている」わけです。

これを1,280円でカットできるなら、「広告を5時間見るバイトの報酬が1,280円」ということになります。
時給にするとおよそ258円。
冷静に考えると、1,280円で5時間を買えるってかなり安いです。

逆に、1日4本程度しか見ない人なら、広告時間は月1時間ほど。
その場合は、最低時給で換算しても「無理に入らなくていい」ラインになります。

(かな〜りざっくりした計算なので、参考程度に)

▼Amazonプライムの広告カットは「テンポ代」

Amazonプライムも最近は広告が増えてきて、「広告なしオプション」が月額390円で提供されています。

僕はご飯を食べるときにアニメを見ることが多いのですが、1話に1分ほど広告が入ります。
1日1〜2話見ると、1ヶ月で30〜60分。

390円でその時間を消せるなら、これも「払ったほうが楽」と感じました。
特に食事中はちょっとの広告でもテンポを崩されるので、精神的な快適さが変わります。

▼メルマガ系サブスクの「ちょうどいい頻度」

内容が面白い、または学びがあるなら、週1〜3回の更新で十分でした。
むしろ毎日更新だと、追い切れずに疲れてしまうことも。

未読が積み上がると、内容が良くても心理的コストが跳ね上がります。
僕自身、他のコンテンツを読む時間も削られるので、この頻度がちょうどいいと感じました。

▼推し活のサブスクは「ありがとう代」

大好きな推しならサブスクの内容はあまり気にしません。
活動そのものがエンタメであり、見返りです。
本来のクラファンとかに近い考えですね。

▼判断の軸を増やす小さなチェックリスト

・朝の大事な時間帯に、集中を壊す要素を減らせるか
・広告や検索に使っている体感時間は、月に何時間くらいか
・未読や視聴予約がストレスになっていないか
・解約や再開が面倒で、ズルズル続けていないか
・その出費を払ったとき、気分が軽くなるか重くなるか

ここで専門っぽい言葉を一つ。
「サンクコスト効果」です。
ざっくり言うと、払ったお金が惜しくてやめ時を見失う心理です。

サブスクはこの影響を受けやすいので、月初や四半期の区切りで見直しをすると冷静になれます。
具体的には、ホーム画面の見やすい場所に「毎月の固定費メモ」を置くだけでも十分です。

▼速攻で入るべきサブスク、様子見すべきサブスク

速攻で入るのは、時間とストレスを明確に減らすもの。
広告カット、クラウド同期、バックアップ、フォントや素材の即時検索など。
これらは制作の立ち上がりを早くします。

逆に様子見すべきは、コンテンツ消費を増やすだけのもの。
見放題の追加パックを積みすぎると、時間を奪う側に回りがちです。

とはいえ、映画や音楽のように「創作のインプット」になるものは別です。
遠回りに見えて、結果的に近道になることもあります。

▼というわけで

サブスクは回数ではなく、時間・気分・リズムで選ぶと失敗が減ります。

時間を買えるものは前向きに。
気分を穏やかにするものは少数精鋭で。
見放題の積み増しは、忙しい時期ほど慎重に。

この三つを意識すると、快適になるのではないでしょうか。

以上、イラストレーターの久保田でした。
それでは!

※個人的感想なので話半分参考程度にお願いします。
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