【全体公開】「ママ絵師文化」はいつから始まったのか!VTuber界隈の歴史
こんにちは!イラストレーターの久保田です。
今日は「ママ絵師文化って、いつから始まったの?」というテーマで話してみたいと思います。
「ママ絵師」って聞くと、VTuber好きならピンとくる人も多いと思います。でも、細かい始まり方までは知らない人も多いんじゃないでしょうか。調べてみると意外と面白い経緯があるんです。
イラストレーター目線で見てもかなり希望のある話なんですよ。
「ママ絵師」って何?
ざっくり言うと、VTuberのメインビジュアル、つまりキャラクターデザインを担当したイラストレーターのことです。
VTuber本人やファンの間では「〇〇ママ」と呼ばれたりして、キャラの生みの親的な存在として親しまれています。
もちろん実際にはビジネスパートナーなんですが、呼び方としての「ママ」は、ちょっと愛嬌のあるエンタメ用語。距離感をぐっと近づける魔法みたいなもんです。
でも、この文化。最初からあったわけじゃないんですよ。
実は最初、そんな文化はなかった
VTuber文化がまだ始まったばかりの頃、イラストレーターはあくまで裏方という扱いが主流で、「ママ絵師」って言葉はありませんでした。
「キャラが前面に出るべきで、デザイナーの名前はあまり出さないほうがいい」——そんな空気がまだ残っていたんです。特にアニメやゲーム業界の慣習がそのまま持ち込まれた形ですね。
そんな中で空気を変えたのが、VTuber四天王の一人「輝夜月(かぐや るな)」さんでした。
ある日、輝夜月さんが自身のキャラデザを担当した絵師さんのことを「ママー!」って呼んだんですよ。
(ご本人のX(旧Twitter)にて2017年12月21日の3面図RTで確認済。)
この一言が、まるで合図かのようにVTuber界隈に広まっていきました。
「なんかママ呼び良いね」「キャラを生んだ人って意味でしっくりくる」という流れで、一気に定着していったんです。
(ちなみに「ママ絵師文化 起源」で検索すると別の方々の説が出てきますが、輝夜月さんの発言は、検索で出てきた方々のデビューよりも前のことでした。調べた限り輝夜月さんが起点だと思います。)
輝夜月が壊してくれた壁
この「ママ呼び」がすごかったのは、ただの呼び方以上の意味を持っていたところです。
それまで裏方であったイラストレーターが、堂々と表に出られるようになった。しかもファンの間でも「ママ絵師=キャラを生んだ人」という認識が自然と共有されたんです。
つまり、イラストレーターが名前を持った一人の存在として大きく認められるようになった。これは業界にとって大きな変化でした。
もしママ文化がなかったら…
僕は5年前にゲーム会社を辞めてフリーランスになりました。当時から「キャラクターデザインで一番になりたい」と思っていましたが、正直、名前が公表される機会ってあまり多くありません。特にソシャゲではクレジットすらされないことも珍しくないです。
そんな中、VTuber業界では「ママ絵師」として堂々と名前が出る。キャラデザと宣伝が同時に出来るこの構造はイラストレーターにとって夢のようでした。
元々VTuberが大好きだった僕にとって、これはまさに天職との出会いみたいなものです。正直、この文化がなかったら僕は、今もソシャゲ界隈に留まっていたと言っても過言ではないでしょう。
というわけで
ママ絵師文化をVTuber業界に定着させた存在、それは間違いなく輝夜月さんだと思います。
彼女のぶっ壊し力と、愛嬌のある発信が、イラストレーターとキャラ、ファンをつなげる新しい関係性を生み出してくれました。
「VTuber界隈」と「クリエーター界隈」を繋げてくれた輝夜月。
ママ絵師文化の生みの親、輝夜月。
ゆえに母なる存在、輝夜月。
つまり、僕にとってのP〇様。は「オカン」である。
以上、イラストレーターの久保田でした。
それでは!
※個人的感想なので話半分参考程度にお願いします。
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