ぼんやりクラブ 2019/05/23 00:00

帰ってきた井戸端会議室NO.2

創作リハビリテーション中のぼんやりクラブMADOROMIの雑記です。

前回と今回は、フリー画像素材サイトで適当に選んだ画像から創作的な考察、想像(妄想)をするというリハビリを行っています。


イカれたメンバーの紹介

私です。

フリー素材が元ネタの自作キャラ。ねずみのぬいぐるみ。子供っぽい。

フリー素材が元ネタの自作キャラ。礼儀正しい。

完全オリジナル自作キャラ。口が悪い。

これらのキャラの登場作品

デジタルノベル『静かに翳る』紹介サイト


お題



「やっぱ擬人化しちゃうよね。ものだから」

「するな」

「え~~・・・」
「赤血球と白血球をイメージしたモニュメントを(多分海外で)作ってる現代美術家がいて」
「展示開始する数週間前にその近隣で5人の失踪事件が起きていて」
「すっげぇバカなお巡りさん方が

『あ、あのモニュメントも5つだったな!?』
『どう考えても怪しいぞ!?』

って騒ぎ立てて、すぐさま業者に連絡してクレーンでモニュメント引き剥がして、地面を掘り始める」


(長くなりそう)

「いや、もう続きはない」

「色や形じゃなくて、状況から想像を膨らませたいですね」

「3Dアクションゲームの空中ステージみてぇだな」

「そう言われたらそう見えてしまって、そこで完結する。どうにも広がりようがない」


「じゃあ、ここはひとつ普通にパズルのピースと捉えてみよう」

「この5ピースは、パズルの一部分ということですね」

「トキが繁殖しまくって、再び全国の各地でその姿を見られるようになった」
「で、じわじわブームがきて、トキをかわいくデフォルメした子供向けのアニメが始まり、たちまち人気になってじゃんじゃんグッズ化されて、その一つとしてパズルが作られるようになった」

「ほぇ」

「赤と白で連想するものがトキだった」

「擬人化したり人間を介在させないと、出来事とか現象になるね」
「起こったことを客観的にありのまま書いた、なんだろう、Wikiのような感じ? でも、物語のガッチリとした骨組みとして重要な要素だなぁと思う」
「要は、作品世界の状況説明の部分」


「ここに人間の考え、感情を織り交ぜると更に面白くなるんですよね」

「作家の作風によって、そのバランスはバラバラで、
『感情を軸にして、たまに説明を入れる』
『説明を軸にして、感情をたまに入れる』
『どっちも同じくらい入れる』
ってパターンがあると思う」

「視点の違いが関係してんじゃねーの?主人公視点なのか、第三者<神>視点なのか」

「そうっすね」

「一人称で設定すると、過去を語るって前置きがない限り、その主人公が未来を知るすべがないから、リアルタイムで物語が進行するなかで、なんか感じたり、考えたりする流れになる。できるのは、未来への予測と過去の振り返り」
「あ、超能力者だったら別」

「三人称で設定すれば、世界全体の一部分として主人公達の感情を表現できてしまう。過去・未来関係なく、世界の状況の一つとして、主人公やその他登場人物の感情の動きを説明することができる。神様視点なんで、世界の真実や、未来の出来事も断言できてしまう」

【一人称】
私は、創作意欲が消えてしまい、死んだも同然だ。
きっとエッグは、こんな俺のことを蔑んでいるだろう。
↑私の視点なので、エッグの心の中がわからない。
次の日、公園で人だかりを見た。
↑主観的かつリアルタイムでの状況把握しかできない。

【三人称】
MADOROMIの創作意欲はすっかり消え果てていた。
だが、創作は彼の全てであった。
エッグは彼をいつも心配していた。
夜な夜な涙を流し、泣きはらした後は泥のように眠る日々を送っていた。

↑神の視点なので、本人やエッグの心の中を代弁できる。
翌日、MADOROMIは、公園で事件の真相を目の当たりにすることになるのだった。
↑客観的で時間軸を飛び越した状況説明ができる。


「なんか急に解説し始めたぞ」

「今は、こういうところの感覚すら怪しい…。でも、書いていて思い出してくる」
「ガチの作家志望の方には全然及ばないけど、それなり考えて執筆してきた」
「一文一文に力を込めていた」
「まぁでも、デジタルノベル作り出してから画像やサウンドや演出面までも作業に入ってきて、結果器用貧乏に磨きがかかって完成度の低い物が出来上がちゃったなぁ」

そして、再び今後の方針について語り始める


「これからは、企画と大まかなシナリオを作って、グラフィック、サウンドは誰かにお願いする形になると思う」
「サウンドはすでにそうなってたし、グラフィックも自分で描くとクオリティにムラができるし、そもそも上手くないし、外注するかなぁと思ってる」

「何か、企画はできそうですか?」

「やっぱね、それなりのモノを作りたいんですわ」
「そりゃあ、ここで書いてるようなレベルでいいなら、じゃんじゃん量産していけるだろうけどさ、それはとても出来ませんわ」

「今まで積み上げてきたものがある以上、思い切りハードルが下がることはないよ」
「妥協しないとどうしようもないところまで来てはいるけどね」


「でも、いい方向に行ってるんでしょ??」


「物理的、精神的に作業不可能だったり、単純に無気力だったり、ストレスで苛立ったり、そういうのはあるけど、死なない限り、前進していると思ってもらっていいよ。時間が解決することもあるし」


「はよ次!」

お題



「ありきたりだけど、王道RPGのようなネタで」
「何百年も前に、世界を恐怖のどん底に陥れた魔王が復活した!こいつを封印するためには、5つのアイテムが必要となる!」

(写真上から)
「ほそながいタネ」
「ツブツブ」
「オレンジいろのこな」
「ターメリック」
「おおきなツブツブ」

「この5つのアイテムを魔法を封じていた塔に捧げると魔王を再び…


「つまんな」

「・・・」
「砂マニアのジジイ5人が集まってデス・ゲームを始める」
「テーブルに置かれた自分の命と同じくらい大切なコレクションの砂をのせたスプーンを手を一切使わず口で咥えて、どれか一つのスプーンに追加する」
「一切、砂をこぼさずに追加し、咥えているスプーンの中身を空っぽにできればチャレンジに成功」
「成功すれば、幻の砂を手に入れることができる」
「ただし、そのスプーンは生存者のものでなくてはいけない。そして少しでも砂をこぼしてしまうと、その瞬間チャレンジは失敗。即射殺される」
「チャレンジ開始までに3分間の時間が与えられる。3分間のカウントダウンの間に誰かがチャレンジしなければ、0秒を迎えた瞬間、全員が即射殺される」


「ほう」

「で、どうなるの?」

「一人ずつスプーンを咥えていくんだけど、何分爺さんだから、うまくできなくて、すぐスプーンを落っことして砂をぶちまけてしまう。あ、しまったという意味で『あっ…』って呟いた瞬間射殺される」

「これが5回続く」
「で、主催者が側近に向かって

『なんでこんな老いぼればっか集めてきたんだ!!』
『しっかりスプーンを固定できなきゃゲームにならないだろ!!』
『これはなんだ!!移し替える前に全員こぼしてるじゃないか!!』
『移し替えた相手のスプーンは山盛りになるから、そいつの死亡確率はほぼ100%になる!つまり、選んだ誰か一人を間接的に殺すことになる、というスリル満点仕組みになっている!!やり遂げなければ自分が死に、やり遂げれば、自分の選んだ相手の死に様を見届けることになる素晴らしいゲームなのに、なんだこの終わり方は!!』

「…みたいな、コメディのデス・ゲーム」

「書きながら、どっかで見たと思ったけど、インパルス板倉のネタであった」

https://www.youtube.com/watch?v=8XKX-tOarWY

ちなみにシュールな世界観のコントだと「かもめんたる」が好きです。
着眼点が独特でそれだけでも興味深い上に、お笑いとしても面白い素晴らしい芸人さんです。
https://www.youtube.com/watch?v=DydeKLsAzw8

早稲田大学のサークルで小島よしおとコントをしていた経歴がある二人です。
こういった意外な人とのつながりって面白いですよね。

今回はこれでおわり。

創作サークル ぼんやりクラブ
Webサイト:http://bonyari.club/
Twitter:@bonyari_club

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