翻訳員雑記‧[1]:改めて通訳をやります(114/01/10)【日本語/台灣華語】
非自発的離職してから、すでに5年が経ちました。その間、仕事を探そうと思ったこともありましたが、現在の心身の状況ではまだ厳しいと思います。
非自願離職後已經來到了第五年。中間雖然有曾經想找工作,但對我目前的身心狀況來說還是過於嚴苛。
そうして今も自宅で小説創作を続けています。
就這樣一直在家中進行小說創作。
ほとんどの場合は賞を取れず、出版社で販売できたとしても収入はとても少ないです。
大多沒有獲獎,即使能夠讓出版社上架販售,收入也十分微薄。
そんな時、DLsiteの「みんなで翻訳」を見て、少しでも収入を得たいという気持ちと、長い間日本語を使わずにいることで徐々に衰えてしまうことを防ぎたいという思いがあり、日本語作品の翻訳者に応募しました。
就在此時看了DLsite的「大家來翻譯」,一方面是多少希望有些收入,另一方面也是為了避免自己太久沒使用而對日文逐漸生疏,所以才開始申請進行日文作品的翻譯。
今のところ、主に一般向けASMR作品の翻訳を行っています。もしかしたら成人向け作品の翻訳に手を伸ばすかもしれませんが、個人的な興味は一般向けです。
日前來說,會以一般向ASMR的作品翻譯為主。也許會逐漸朝成人向的作品發展也說不定,但個人興趣還是在一般向。
長年、不眠に悩まされているため、耳かきや睡眠誘導系のASMRを多く購入してきました。成人向けの作品にはあまり興味がないのですが……それでもいくつかは買ったことがあります。
因為長期受到難以入睡的困擾,購買了不少掏耳、助眠的ASMR,我對於成人向的沒有多大需求……雖然還是有買了一些。
実際に翻訳を始めてみると、その難しさは想像以上でした。
實際進行翻譯後,難度遠比想像中的還要高。
仕事をしていた頃は、日中翻訳者として主にビジネスメールや申請書類の文書翻訳、また会議での逐次通訳を担当していました。しかし、文書翻訳で実際に使われる単語は非常に限られており、ビジネス日本語は外国人にとって最も習得しやすい日本語だと思います。通訳も、キーワードさえ押さえれば対応可能な場面が多いものでした。
在職的時候,我從事的都是日華翻譯員的工作,主要業務包括商務信件、申請文件的書面翻譯,以及會議中的即席口譯,不過書面翻譯時其實實際用的單字很固定,商務日語對於外國人而言可能是最好學的日語,至於即席口譯,也多半那幾個關鍵字,都有相應的正式翻譯詞。
ですが、ASMRで使われる表現は非常に多様で、語調にもたくさんの変化があります。聞いて理解することはできても、それを一語一句正確に中国語に翻訳するのはなかなかハードルが高いです。
但是,ASMR用到的詞彙非常多元,也有很多語氣的變化。聽是聽得懂,但要逐字逐句翻譯成中文,則有相當的難度。
小説家として、中国語の運用能力には自信があります。日本語学科の出身ではありませんが(大学では歴史学部、大学院では芸術学を専攻していました)、それでも、大阪で3年間留学し、いくつかの資格も取得したため、日本語の運用能力はビジネスレベル以上です。
身為小說創作者,中文的掌握自然是比一般人還要強,而雖然我並非日本語學科畢業(大學是歷史系,研究所專攻藝術學),但好歹在大阪留學三年,也考了不少證照,對日文的掌握也是商務等級以上。
それでも改めて翻訳の世界に踏み込んでみると、やはり難しさを感じずにはいられません。
即使如此,重新踏入翻譯這一行,不得不覺得有些吃力。
日本ではコミックイラストを専門でしたので、私のタグには「イラスト」が含まれています。年に1~2枚程度しか描いていない状況ですが、この際、描く習慣を取り戻し、少なくとも月に一枚は描けるようにしたいと思っています。多分。
而我在日本專攻的是動漫插畫。這也是為何我在這裡的標籤是插畫。儘管一年畫不到一、兩張,但希望藉此機會督促自己能夠重拾畫筆,至少一個月要畫出一張吧。希望。
投稿する記事は日記形式か、あるいは「台湾華語」と「中国語」の違いについて書く予定です。より多くの日本の読者に台湾華語の独自性を知ってもらえたらと思います。台湾華語は繁体字を使うことだけが特徴ではなく、用語や話し方の論理が中国人とは大きく異なるのです。
文章的發表可能就以日記,或者是針對「台灣華語」跟「中文」的差異,希望讓更多日本讀者了解台灣華語的獨特性不僅在於使用繁體字,而是在用詞及說話邏輯上都跟中國人有很大的差異。
イギリス英語とアメリカ英語に差があるように、中国語と台湾華語にも本質的な違いがあります。特に、中国が文化大革命を経た後、中国人の言葉遣いは比較的直線的で簡潔なものになっています。それに対し、台湾人は文雅で曖昧な言い回しを好む傾向があります……この点については、今後の雑記で触れていきたい内容です。
正如英國人說的英文與美國人說的英文,其實本質上還是有落差的,更不用說因為中國歷經文化大革命後,中國人的用字遣詞都相對激昂、簡練,不同於台灣人習慣用文雅、曖昧的語氣……這點是希望日後的雜記中會聊到的東西。
とりあえず、そんなところでしょうか。
暫且是這樣吧。