べルヴィアの天馬騎士団に込めた思い(ちょっとヤバめ)
レビューいただきました
この度、はじめてフリゲサイトでレビューいただきました。その結果・・すんごい歪んだ評価をいただきました(笑)元々ゲームバランスは双曲線軌道に乗せて宇宙の彼方へ放り投げていますので、こうなるのは仕方ないです。ただ、こんなゲームでも真面目に取り組んでくれる方もいらっしゃるので、少し申し訳ないくらいです。そして改めて自分がやりたかったことを再認識できましたので、ちょっと思いの丈をまとめさせていただきます。
比較的高評価だったポイント
独創性
この点だけは多分、5段階評価で5だと自負しています(笑)数あるフリーSRPGの中でも、これほど明確な特徴を持つゲームは多くないでしょう。良くも悪くも・・
ストーリー性/音楽
音楽は有料のもの、特に「ヴェスタリアサーガ」から使えるBGMは使ってます。ヴェスサガのサントラだけじゃなくて「Fragments of The World」もちゃんと買いましたよ。後は定番のTamが多いかな。
意外だったのがストーリーで、これは正直低くても文句言えないと思っていました。色々とやりすぎたなぁ・・と自分でも反省しているのですが、意外でした(2回目)ただ、合わない人は合わないです。絶対に。一応、元ネタはあるんですけどね。
低評価だったポイント
システム面
一方であんまし芳しくないのはシステム面で、特に索敵マップですね。まぁ、これ自体、本家でも賛否わかれるくらいです。初見キラーな点は重々承知しています。さらに味方が全員打たれ弱い事がこれに拍車をかけているようです。ただ盗賊の索敵範囲やトーチ、敵も魔物が中心でエルシッドのスキル「対獣魔」などもありますから、自分の中では対策できる範囲だと思っていました。製作者とプレイヤーサイドで食い違いはありますから致し方ないのかもしれませんが・・
また時々「毎ターンセーブ」を望む声もいただくのですが、ちょっとそれはぬるすぎると思うんですよ。この点もそうなんですけど、若干プレイヤーとの色々なギャップといいますか・・そんなものが生じているのかもしれません。
ひ弱で打たれ弱い自軍
通常のSRPGはいろんな特徴を持つユニットを組み合わせて戦うものですが、このゲームはほとんど全員が「ひ弱で打たれ弱い」という欠点を持ちます。これは可能な限り等身大の村娘たちを描きたかったからなのですが・・SRPGとしてどうなのかというご意見があっても仕方ないでしょう。ただシミュレーションだからこそ出来ることもあって、例えば必ず「複数対1」の状況を作るとか「先読み」してあらかじめ特効を受けないように降りておくとか・・通常とは違う運用が必要になります。
ゲームが作りたかったというより・・(まとめに代えて)
ということで色々ご意見をいただいて改めて思ったのですが・・ああ、自分はゲームが作りたかったんじゃなくて一種の「表現」をしたかったんだな、と認識させられました。ホントね、私「FEのペガサスと女の子」が好きで好きで仕方なくて・・ほら、ペガサスに話しかけちゃう子とかいるじゃないですか?あれとか堪らんですねぇ。あと味方はまだしも、敵のモブ兵なんて(一部高難易度モードを除いて)ほとんど弓とかの特効に耐えられないでしょ?あの打たれ弱さも私には愛しくて・・で、いつしかそんな「天馬騎士団」を率いて戦ってみたいと思うようになったんですよね。
一方でちょっと話は変わりますが、スイミー的なストーリーも好きなんですよ。一人一人は弱くてもみんな集まれば・・みたいな。このゲームでもね、純朴で特別な力を持たない村娘たちが、互いに助け合いながら厳しい戦いを切り抜け、ときに傷つき少しづつ成長していく・・そんな姿を描きたかったんです。ただ正直、最近はわかりやすく「つえー」した方がウケがいいというのはわかってて、古臭い趣向なのかもしれませんね。
まあそんなこんなで私の「ペガサス愛」を余すことなく表現したくて、こんな内容になっちゃったんです。だからゲーム性が悪いのはもう諦めて・・どうか最後までお付き合いください(笑)
こんなん置いといて大丈夫なんかな・・