Kumar Nov/11/2024 02:37

舞台設定覚え書き

舞台設定覚え書き

仮想戦記と言えば一つの魅力は色々な舞台設定かなと思っています。大陸の形や気象条件、文化の進展によってさまざまな世界が生まれ、その中で物語が展開されるものです。自分もベル天製作に当たって色々妄想しましたので!その設定を覚え書きを兼ねて、ここに記しておきます。特に何の参考にもならないと思います^^;

エムデン大陸

本物語の舞台となる大陸。東西に長い形をしており、ほぼ全土が温帯気候となるため人にとって住みやすい(なお、現代の科学的知見から言えば南半球に属することになる)。総面積はロシアとオーストラリアの中間程度。中央を流れる大河は「レナ川」と呼ばれ、そのまま後述する国家の国境になっている。物語開始時点では大陸歴676年。

エムデン帝国

大陸の東半分を占める国家。英雄エムデンが魔を払い、それまでばらばらに暮らしていた人々のリーダーとなったことで誕生した。ただし大陸歴402年、魔物に襲われエムデン13世が死亡したことで、直系の血筋は途絶えている。現在は傍系マンフレートの血を引く者が代々皇帝となっている。旧帝国時代より皇帝の座に就く権利を有するのは、男系男子のみ。門閥貴族が幅を利かせる、封建的な旧態依然とした国家。
現在の皇帝は新帝国の12世だが、老齢のため崩御が近いと噂される。後継者の座を争い新進気鋭のフロム公爵と、門閥貴族代表のフリック公爵の対立が日に日に強まっている。
(体験版では14世としましたが、ちょっと調整する予定です)
なお、皇帝が「現人神」とされるため、その信仰が当然となる。

レーン同盟共和国

大陸の西半分を占める国家。同盟の英雄・レーンが大陸歴306年に彼に呼応する諸侯と興した反乱に端を発する。彼を記念し「レーン同盟」の名を冠している。その頃より対話を重視しており、これが政治体系に取り込まれ民主国家となった。
物語開始時点での盟主は、約250年ぶりの女性リーダー・マルガレータ。帝国の滅亡を目論む。また彼女の野望の一つは、女性が中心となる社会の構築であり、改革を急いでいる。その為か様々な歪みが生じ、指導力を疑問視する声も徐々に増えている。
なお最も大きい選挙戦は盟主の選出であり、4年に1度開催される。12歳以上であり国籍があれば選挙権が認められる。
宗教の自由が認められているためか、様々な教えが乱立し悪質ないわゆる「カルト教団」も絶えず生まれており、社会問題となっている。

ギルド連合

大陸中央、南端部にある魔物討伐を生業とするギルド連合。大陸歴443年、正式に設立された。両国で協議した結果、中立区域とし、あくまでも魔物や賊討伐のために存在する組織とした。ただし許可なく軍隊を通過させた場合、自衛権も認められる。最も交通の要所よりやや南に外れる為か、今までその権利が行使されたことはない。
基本的には各ギルドごとに依頼を受け、討伐に向かう。また連合に属するためにはギルド長に認められる団体でなくてはならない。ただし実力およびある程度の素養があれば、出身は問われない。

テイデ島

大陸北部にある、比較的面積の大きな島(インド程度のサイズ)。中央にテイデ山と呼ばれる、巨大な火山がそびえたつ。人々から「魔の島」と呼ばれており、恐れられている。島全体を魔物が闊歩するばかりか、強大な魔物が存在すると言われている。

べルヴィア島

物語の中核となる島。大陸からやや距離を置いた南部に存在する。その為、特に冬が厳しい上、さらに資源も乏しく人が住むにはやや過酷な環境と言える。やはり交通の要所から外れる為、往来も決して多くはない。いずれの国家にとっても現時点では重要な拠点となりえないためか、未だに自治区として存続している。
大陸周辺で唯一、ペガサスの住まう島。時折、霊山ユングフラウ周辺を舞う姿が見られる。エポナをはじめ、この島に住む「べルヴィアの娘」にとっては何よりも大切な存在で、彼女達との繋がりは非常に深い(マーク曰く「絆という安っぽい言葉では、まったくもって表せない」)。
約500年前に実在したと言われる人物、デメテルを女神として信仰する者が多い。


結構長くなってしまった!既に「専門用語」がちらほら出ていますが、用語集はまた今度にでも。。抜けとかタイプミスはご容赦を^^;(発見次第、修正します)それにしてもこういう妄想、始めるとキリがなくなってしまう・・

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