4月、5月の開発日誌
しばらく地味な作業が続いていたため間が空いてしまいました。
お久しぶりです。
開発は水面下で(そこそこ)順調に進んでいたのでご安心ください。
ステージ自動生成システムの改良
4月中は何をしていたかというと、
主に黒鉄編のステージ自動生成システムを改良していました。
手前のレイヤーと後ろの背景レイヤーを連動させつつ、セクションごとに植物を割り当てて少しずつ植物を変えながら自然な感じで景色が変わっていくようにしました。
拡張性も強化したので今後は植物や岩などのオブジェクトを後付けで追加するのが楽になりました。
スーパーおまる3号の新機能
次にスーパーおまる3号(ナナオが乗っているマシン)に新機能を追加しました。
主だった新機能は2つ。
1つ目は後ずさり歩行。
後ろから敵が追ってきた場合などに敵の方を向きながら迎撃したり、
肉迫してくるボスに対して後ろに下がりながら砲撃できるようにするのが目的です。
しかしこれが思いのほか難航してしばらくバグと戦っていました。
2つ目は自動運転。
黒鉄編はYoutubeライブ配信がプラットフォームになるわけですが、
誰かが操作して実況するのではなく、基本的には全てスクリプト制御で自動的にゲームが進行していきます。
なのでその為にスーパーおまる3号を自動で歩けるようにしました。
仕組みとしては前方にレイキャスト(センサーのようなもの)を飛ばして地形を読み取り、岩があればジャンプしたり穴があったら立ち止まったりしながら勝手に前進していくというものです。
会話エディタ
5月の後半は会話エディタを作っていました。
いましたというか現在もまだ完成してないんですけども。
会話エディタというのはナナオやファルビオン達の会話データを編集するアプリ、つまりプロジェクト用の開発ツールです。
今まではJsonファイルをVisual Studio Codeで直接編集していたんですが
実際の音声を確認するためにいちいちIccoProjectを起動するのがだんだん面倒になってきまして。
加えて恐らく黒鉄編は全シリーズ通して一番開発期間が長くなるであろうことからそれならいっそUnityで会話エディタを作ってしまおう!と思い立った次第です。
現在の進捗は半分程度といったところで、一応セーブ&ロードは出来ます。
お気に入りはセルを並べ替えるためにドラッグした時ににゅるっと動いて「ここに挿し込めますよ」と隙間が出来るとこ。
自分以外誰も目にしないツールではあるんですがこういうささやかな演出がモチベーション維持に繋がったりするんです。
黒鉄ナナオの声
最後に黒鉄ナナオの声について。
ナナオの声は冥鳴ひまりさんのVOICEVOX音声を起用しているんですが、
先日冥鳴ひまりさんのクラファンの返礼品としてナナオの台詞を70個ほど収録していただきました。
細かい要望も汲み取ってくださっていて感動的な仕上がりなので配信でお披露目出来る日が楽しみです。
今回の報告は以上です。
引き続き会話エディタを作っていきたいと思います。