【雑談】2作目を公開しての雑感

公開1週間後につらつら書く予定がいつの間にか2週間経っていた(副題)

あくたです。
「キャロルと待ち人の聖樹」を公開して2週間が経ちました。
初作品である前作を公開した時に比べ色々な意味で落ち着いています。

掲題通り、2作目を公開してからの雑感をあれこれ書き連ねていきます。
「キャロ樹」のネタバレはありません。ついでに作品の裏話的なのもほぼ無いです……。作品関連の話も書きたいですがまた後ほど……。


まず、ツイッターだと周りにすごい人多すぎてあまりわーいわーいできないのですが、「キャロルと待ち人の聖樹」のふりーむ版のDL数&プレイ数+Plicy版のプレイ数で1000DL(プレイ?)に到達していました。わーい!
ブラウザ版も公開しているので純粋なDL数&プレイ人数ではないですが、ひとつの目標だったので素直に嬉しいです。(ブラウザプレイであることを加味すると控えめなのかもしれませんが……。)
遊んでくださった方、本当にありがとうございます!
ウン百人に2月にクリスマス作品やらせたと思うとなかなか……。


今作を公開して予想外に恩恵を強く感じたのが、ブラウザ形式での公開です。
「開発ツールがツクールMVでブラウザ出力できるし、今作は短編だし、DL版のついでで出すか~」くらいのノリでブラウザ版も公開したのですが、いざ公開してみると予想以上にブラウザからのプレイが多い。(ふりーむ版だと7割ほど)
PCとスマホプレイの内訳は分かりませんが、正直もっとスマホプレイに寄せたUIにすればよかったと思いました。特にメニューと戦闘画面……。
(ただ、PCからのキーボード操作&マウスプレイ&スマホからのタッチ操作すべてに最適化したUIとか無理ぃ……というのが正直なところ……。)

スマホからもプレイできるブラウザ版を出したことで、ゲーム制作外の知り合い(学生時代の友人や別クラスタのフォロワーさん)にも遊んでもらえたのは予想外で嬉しかったです。
ゲーム制作クラスタは当然のようにPCを持ってますが、今はそうでない人も多く、普段あまりフリゲやらない層にも気軽に宣伝できるのは大きいなあと実感しました。
いつかスマホプレイ想定での作品も作ってみたい……。


※※
以下、自分語りっぽい感じなので読みたい方だけ。。
「キャロ樹」制作の経緯など。


新作といえど2作目、しかも短編作品ですが、自分にとって「キャロ樹」の公開は大袈裟な言い方ではありますが、大きな意味を持つものになったと思っています。
初作である「三つ子赤ずきん」の公開が2016年11月、2作目となった「キャロ樹」の公開が2019年2月と、新作公開まで2年以上空いてしまいました。

その間何も制作していなかったというわけではなく「氷棘のマリオネッタ」という中編RPGを2017年1月から作り続けていました。
最初は某あかさんの企画に参加するべく短編として作り始めましたが、ED手前まで作ってテストプレイした時点で「あれ、これ全く面白くないぞ……」となり、大規模なシナリオ修正をし、それに伴い登場人物が増え、ダンジョンが増え……と見事な修正ループに陥ってしまったのでした。
(冷静に考えれば典型的なエターなるパターンの一例なんですが、作ってる最中はそれに気付かない、気付いているけど自分は違うし……みたいな根拠のない自信になりがち……。)


制作をお休みしていた時期もありますが、1年半以上も同じ作品を作り続ける状態になってしまい、完成品が出せないことにどんどん焦り、このままではもう二度と完成品を出せないのでは……という自分への不信感と劣等感で一時期荒れに荒れていました。その余波も小さからず。

もちろんゲ制はただの趣味だしいっそエターなった方がいいのでは……ということも考えましたが、「氷棘のマリオネッタ」のキャラもシナリオもシステムも気に入っているので、どんなに時間がかかっても完成させて世の中に出したい!という気持ちが今でも強いです。


そしてどんな小さな作品でもいいからとりあえず完成品を出そう、と制作を始めたのが今作「キャロルと待ち人の聖樹」でした。
クリスマスという題材で出そうと思ったのも、季節ものであれば流石に完成させるだろう……という淡い期待と自分への謎信頼によるものでした。やはりまったく信頼できなかった。


着手したのが10月末、世間のハロウィンな空気を横目にクリスマスツリーを描き、クリスマスっぽいUIを作っていました。
旅行や冬コミの原稿もあったので実質の作業期間は2.5か月くらい。
気付いたらクリスマスどころか正月もバレンタインも終わっていましたが、第一目的である完成は成し遂げたのでよしとします……!


いや本当に、完成して公開できて心底安心しています。
作品を楽しんでもらえるか、季節外れのクリスマス作品がどれだけ遊んでもらえるかなど色々気がかりはあれど、そういった作者の事情から生まれた「キャロ樹」は他のどの作品よりも自分自身のための作品であることが強めであり、そういう意味では完成した時点でゴールしているのかなと。
(もちろん遊んでくださった報告や感想はめちゃめちゃ嬉しいです!)


公開から2週間経ちましたが、現在はゲ制が落ち着いたらやろうと後回しにしていたことをのんびりやっています。フリゲや商業ゲームで遊んだり、たくさんお絵かきしたり。
「キャロ樹」のアプデ準備も少しずつですが進めています。
3月中にアップデートできればいいなと考えていますが、去年がひたすら焦りの一年だったので、今年はなるべくのんびりやっていきたいと思います。

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