Zbrushのつかいかた
3DCG制作(モデリング)ソフトの一つ「Zbrush」での制作風景(2020~2021年の生配信したもの)を編集した動画にナレーション&字幕をつけたものを公開しなおしました。
配信当時はZbrushは買い切りソフトで高額でしたが、そのかわり非商用ユーザー向けの安いサブスクプランとか学生向け無料版とかあったのですが今は高額な月額プランしかないみたいですね…。学生向け無料版は問い合わせすればあるのかな?
料金体制がガラリと変わる前のソフトでの制作風景なのでもしかしたらソフトの中身も変わったかもしれません。というか、あれだけお金取るならもうちょっと使いやすくなってないと怒りますよねw正直言いますが(配信内でもしょっちゅう言っているのですが)Zbrushを作ってる側はメインでこのソフトを使ってないんじゃないかと疑う程使いづらいです。もしくはZbrush以外は一切使ったことないかw後者なら仕方ないです、他のソフトがいかに使いやすいかとかわかんなくて比べられないからね、うん。あの料金であの使いづらさだと将来間違いなくblenderに席を奪われるのではないかと思います。blenderも大分使いづらくてマニュアル必須ですが(しかもバージョンによっては全然違うソフトで別マニュアル必要w)ですが同じ使いづらさなら新規ユーザーは無料の方使いますよね。blenderのスカルプトがどれほどか試したことありませんがアニメーションやレンダリングソフトは魅力的ですしなによりunityへの書き出しで出来ることが無限にありますし。プラグインも充実してますし…大体有料ですけど。大体ZbrushだけではCG制作は完結できないのにあんな高額なサブスク代なんて払う人いるかっちゅーの(愚痴愚痴)。
ただ私はZbrushの愛用者であると、堂々と宣言はします!(笑)
私のキャラクター制作はほとんどZbrushです。ただ動画内でも言ってますけどZbrushで作った3DCGはポリゴン数が多すぎてアニメで動かすには激重なのでほとんどリトポロジーしてます。(リトポロジー…ポリゴンの貼り直し。これは動画では紹介してません)。この映像作品のキャラクターのリトポロジーを当時一緒にゲーム制作していたチームの人に手伝ってもらったなぁ(笑)本当ご協力ありがとうございました。
blenderには自動リトポロジーの有料プラグインもあるらしくて、それにはすごい惹かれましたね…。ただ当時の私は4000円よりも人力を選びましたw関節周りのリトポとかはやっぱり自分でやらないと気持ち悪いので…。やって頂いたものも関節の位置に頂点が来ていないということで使わなかったりしましたしw
(アニメーションをする際、3DCGの"面"は折り曲げるということが出来ないので関節など曲がる箇所は頂点や辺などを設置しポリゴンの"継ぎ目"を作らなくてはいけない)。
このシーンのお家も作って頂きました。本当にありがとうございました。
助けてもらってばかりでしたね……そう、3DCGは一人で作り切るって本当至難ですからね?!(笑)一人で3DCG系の制作をやってる人は本当に凄いんです…!
意外に3DCGって「ちゃんと作っておけばあとは置いて動かすだけだ」……って訳にいかなくて、すっごい細かいモデリング調整しながらアニメーションを作っていくんですよね。カメラに映ってない裏側とかは滅茶苦茶になってたりしますよねw
ただフリー素材は割と充実してて助かりますよね。手前のラップトップPCや後ろのお家とか船はフリー素材です。…アメフトボールもかな?あ、机の上の本もですね…あ、本はもろもろ一式素材かも。あ、椅子もです……このようにネットで調べればフリー素材は充実してますw
細かくて苦労したキャラクターとかはやっぱり覚えてますねw
腕のところのCGがリギング(骨入れ)して動かしたりするとぷくっと関節部分が膨らんだりしますけど、その時にかえって人間の関節っぽくって感動したりしますよね。「ああ、皮膚の動きだ」って。
なおちょっとのシーンなので「ま、いっか」となって、体のパーツはみんな使いまわしですwただ服はちゃんとリギングのウェイトペイント(アニメーションで体の一部分を動かした時にちゃんと服も一緒についてくるよう設定)したような。
今記事で紹介してる画像の動画は3DCGを学びながら作って、けっこー時間もかけて(2ヶ月半くらいかかったかな…いや、もっとかな…いや、なんか他の3DCGもやってたから純粋な時間は1ヶ月半か?w)いろいろな苦労もして作った動画ですが見ていただいた友達から「プレステ1っぽくて凄い」と言って頂きました。こんだけ頑張ってプレステ1クオリティか~とも思えるし、ずぶの素人が手伝ってもらいながらプレステ1とはいえ商業CGと同じような映像を作れたんだから、凄い成長したんだなとも思えました。
ジェットもCGソフトで出したかったのですが動画編集ソフトで後付させましたw
3DCGの憧れの一つ、黄金(光る金)は本当難しかったです。3DCGって"光"が本当難しいですよね。3DCGで夕日の光の色を作って、他は動画編集ソフトで無理やり夕方の演出させたような思い出w
3DCGソフトって万能なようで、やっぱり映像は動画編集ソフトの方が優れてますよね。3DCGソフトで制作をした後は動画編集ソフトで仕上げをするっていうのが一般的なような気がします。アフターエフェクトはシネマ4Dと連携してて3DCGも扱えるようになってるし。unityはレンダーパイプラインで凄く綺麗な映像作りが可能になりましたね。unityもやってないな~…!やりたいなー!METAクエスト5くらいになったら恐ろしく進化してて作る方ももっともっと楽になってると思いますので、それくらいになったらunityでのゲーム作りに復帰したいですw🍎👓️はまたアプリ公開時に「🍎チップ搭載のPCでビルドしろ」とか言ってきそうなのでどんだけ🍎👓️が流行っても多分ソフト開発はやらないですw
愚痴も言いましたけど(かなり言ったような!(笑))
しかしZbrushはやはりクリエイティブなオリジナル3DCG制作(モデリング)にはとても強いソフトだと思います。この機会に使ってみては如何でしょうか。
https://youtu.be/ZWX2plAV4v8