2025年のような年は二度とあってはいけない
もう2025年終わってしまいますね。
7月に大災難が起きると言われて津波警報にビビり散らかしてトラウマになってました。
みなさま、2025年はどんな年だったでしょう。
私にとっては、このような良いことばかり起こる一年は他にあってはならないと思っています。人生の第一部は終わりました。2026年から転生し、第二部をスタートさせるつもりでいます。
自分の創作物が
ポップアップストアで、渋谷と天王寺にデカいポスターとかグッズとか置いていただけるとは
何事ですか。
本当にありがとうございます、感謝してもしきれません。
一年のまとめ、と言いつつ直近の話ばかりになっています。
※This Game Is Not Real.について
黄昏電鐵への緩衝材として生まれた作品です。
そして日本語タイトルを削除しました。
「このゲームはフィクション」だとニュアンスに合わないと感じたのと、「このゲームは現実ではない」という直訳の方がしっくり来たためです。
このカラーリングは生命エネルギーの象徴です。
破滅と言いつつも、とんでもなく貪欲に生きていることを伝えたくて、グラフィック表現を模索、迷走、瞑想。
意味のないものはひとつも置いていません。全て語りたいし伝えたいんです。感じた人のままに、とか作者は何も語らない、じゃなくて、全部伝えたい!と思ってしまいます。そしてみんなの解釈が聞きたい、聞いた上で更に解釈を深めたい。
わたしは作るのが好き、というよりも作ったものを通して人と通じ合えたり一緒に楽しめたりするのが涙が出るほどに嬉しくてたまらないんです。
結構進みました。3分の2は終わっていますがまだまだボリューム不足感。さいはて駅本編だけのような味気なさがあります。
サクッとしたゲームのはずだったのにどうしてこんなに長い間作っているんだろうというのは、少し迷走気味ではあり発狂の純度が徐々に下がってきていますが冷静に、皆様に楽しんでもらえるような作品に仕上げるように頑張ります。
音楽について
今回も、サントラを作っていただいております。
「わだつみのこだま」「勇者パーティはぜんめつしました。」等、数々のインディーゲーム楽曲を手掛けている二宮裕司 さんと一緒に作っております。
私の凄まじすぎる情熱と同じ深度まで共に潜ってくださる、理論を感覚に出せるしまた逆も然りというような、水のように固体液体気体になれるような素敵な方です。
実は、本格的にさいはて駅を作る前に「梅雨の日」や「わだつみのこだま」をプレイして「曲良すぎるなぁ…こんなゲーム作りたいなあ」と思っていたので、なんという巡り合わせでしょうかと一人で盛り上がっていました。人生ってこんなことがあっていいんだ。
チルウェイブ×ゲームミュージックという、tginrに合う新たな音楽ジャンルを作成していただいており独自の世界観と感情体験を表現していただいています。
現在はサントラを様々な物質としてお届けできるように、いろいろと作戦を練っているところです、お楽しみに!と言いつつ、私が一番楽しみにしています。
ゲームを完成させろ。
裏テーマの語りとか
全てが現実感の希釈です。
黄昏電鐵を引き継いで、いや、それ以上に優しさに満ちたノベルゲームになると思います。
大人になると夕焼けを見ることも少なくなるので夕焼けというのは子ども時代の象徴でもあるよなあと思っています。
今年の夏に渋谷で開催していた「恐怖心展」で、「ノスタルジーは恐怖である」という展示を見てこれから先ノスタルジーを感じることばかりになるのかもと嫌な気づきを得てしまいました。記憶は本当に存在したものではないかもしれないから、「なにもない」ようにしていきたいです。CPU使用率を常に10%ぐらいで。
スケジュール
2026年2月のSteamNextFestに出すつもりでいます。
公開は、2026年の初夏ごろになるでしょう。絶対に公開したいですね。
公開に合わせて、他にも楽しんでいただけるような作戦を練っているところです。
しかし、エロゲーですし深刻なテーマが芋蔓式にどんどんと出てくるよ、というような内容ですので意図しないところには広めたくはないと思っています。
新しいプロジェクトについて
こちらは 私が主体ではなく、アーティストとして参加させていただいているプロジェクトになります。のびのびとやらせていただいています。
来年お披露目できるかな?スマホゲームになる予定です🌉
DREAMSCAPE#4
DREAMSCAPE#3ぶりのイベントです!
WorldMapStoreでもお世話になっている、もう大変大変お世話になっている株式会社トライシステムさん主催のホラーゲームオンリーイベントです。
新しいグッズを何個か作りました。来ブース特典も作りました。楽しんでもらえたらいいなーと思い、いろいろ準備しておりますので、ぜひ遊びに来ていただけると!嬉しいです。
絶賛体調をバチクソ崩してしまっておりますが、頑張って回復させたいです。みなも感染症に気をつけてね。
⚪︎チケット購入はこちら
https://dreamscape04-ticket.peatix.com/
次にイベントに出るのは、いつだろう。
今進行中の新しいプロジェクトで東京とか、大阪のゲームダンジョンとかに出たいな、と思ったりしております。
やりたいことがまだまだたくさんありますね。
灰と黎明
もうひとつ、灰をテーマにしたショートショートを集めたノベルゲームを作りたくて。ツクール公式プラグインを入れて遊んでいました。
タイトルは「灰と黎明」です。
少しサントラも作ってみています。GarageBandでピアノの打ち込みをしてみました。
音楽知識もセンスもからきしなので、クオリティ…はうーん…といったかんじですが、新しいことをするのは楽しいです。
宮沢賢治の「春と修羅」というような対比と、終わり→始まりのサイクルを表現したくこのタイトルにしました。芽吹く生命の変化というものは、修羅。陽光はあたたかく祝福すべき。なんにも見えない灰色の無風の海のど真ん中で静かに浮かんでいるような気分になりたい時用です。
雑記
三浦しをんさんの「秘密の花園」を読みました。
私は創作物をジャンクフードのように取り込むことができないので、知っている作品も記憶に残っている作品もかなり少ないです。オススメされた作品はたま〜に見ています。
けど、刺さった作品はずっとずっと残っていて。
ここ数年は物を持つことが怖くなくなりました。
実況動画も見れるようになったし、ネットフリックスでアニメや映画を流し見することにもすっかり慣れてしまい。
はたしてこの変化はポジティブなものとして受け取ってよいのか、といった具合ですが
苦しいゲームをするとけっっっこう喰らってしまうようになってしまったので、鬱ゲーができなくなりました。
なので、高橋慶太さんの「to a T」をやりました。
なぜゲームを作りたいと思っていたか、思い出した
元々インディーゲーム開発に興味を持ったのは、大学時代に高橋慶太さんの「Wattam」やSokpopさんの作品、that game companyさん、上田文人さんの作品などあたたかい感情を生み出す体験をしたい、といったことが原点でした。
しかし、私にとって「あたたかい感情を生み出す手段」は愛憎泥沼人間関係の流血ストーリーでした。
2025年のまとめとか
3月にローカライズ版をリリース、4月に黄昏電鐵をリリース、そして5月に新作のデモを作成してから燃え尽き症候群になってしまい、今年終盤までなんだか台風の目のなかにいるような気分が続いていました。苛々して私生活も円滑に行かずちょっと嫌な感じ〜でした。今はクソ元気です。
大変ありがたいことに、黄昏電鐵はもう16000本の販売を突破しています。私ばかりがこんなに、もちろんお金もそうなのですが嬉しいことを受け取ってバチが当たるんじゃないかと怯えています。
RPGツクールというツールを開発してくださったツクール開発部の方をはじめとし、楽曲を作成してくださったコニシユカさん、翻訳をしてくれた方々、テスターの方たち、ファンの皆様、私だけの力ではないのに本当に申し訳がなく、ありがたく受け取っています。
それと同時に、周りを見て自分1人でやれることの限界と挫折感を味わったし、業界外の人間がゲームを個人で作り続けるということがどれほどハードかビシビシと実感した一年でした。
当初の「感情体験を与えてライフエクスペリメンスとなるゲームを作る」ことを目標に、びぶだけの土地でびぶ畑を耕せられたら嬉しいです。
さいはて駅は私が初めて完成させた、正直で荒削りなゲームです。
黄昏電鐵は、キャラクターや自分を大切に扱うために作った救いのためのゲームです。
ThisGameIsNotRealは、新しい表現と人生第2部の手掛かりとなる挑戦的なゲームです。
手に取って、誰か一人にでも伝わってもらえたら。誰か一人にでも心に刺さって抜けなくなってもらえたらこれ以上に嬉しいことはない、ありますが、今はそう思います。
何十万人という方がこの世界に触れてくれたことが、今でも信じられません。こんなことがあっていいんでしょうか。もう世界征服は果たされたんじゃないだろうかと思っています。しかしファンアートや二次創作は貪欲なので無限に、それはもう、いくらでも求めておりますのでいつでもお待ちしております。いつもありがとう。
まとめ
楽しませよう、ではなくてどうやったらみんなと一緒に楽しむことができるだろう。というのが原動力なんだと思います。
インタビューの記事やブログ、ツイートの内容まで見て覚えてくださっている方も多く、とても驚いており、ありがたく思っています。それと同時に私の解釈が正解ではないので、それを利用して議論したり、他の解釈を否定したりすることは無い世界にしたいですね。私の夢は幸福なディストピア村を作ることです。
ツクール開発部の方、プラグインや素材作者さん、友人、ユーザーの方、メディアの方、各企業の方、ファンの方たちがいなければ今はありません。本当にありがとうございます。来年も引き続き暴走機関車を散らしていきます、よろしくお願いします。