『迷宮廃屋』の小ネタ話
『迷宮廃屋』のMZ移植版を無事に3月23日に公開出来ました。
迷宮廃屋関連の記事は、今後や小ネタ・裏設定がメインとなります。
今回の内容は『テーマ』についてです。
迷宮廃屋のテーマは、あらすじ等にもある通り『オカルト』になります。
オカルトの中でも、特に『陰謀論』に寄せています。
迷宮廃屋には、ネット民が憶測で書き込んだ沢山の噂があります。
それは本当の事であったり、デマだったりします。
勿論、廃屋なので幽霊が出るといった心霊系の噂もありますが…
『宇宙人の隠れ家』等…かなりぶっ飛んだ内容の噂もあったりします。
これ等の噂の一部は、今回追加した『カイの調査レポート』で確認可能です。
ただ、オカルト・陰謀論なんかのテーマはあくまで『表のテーマ』です。
迷宮廃屋には『裏のテーマ』が存在します。
迷宮廃屋の裏テーマは『毒』です。
そのまま『毒』だったり、毒の付く言葉(『毒親』等)も該当しています。
その証拠に、迷宮廃屋の人形達は皆、毒に纏わる名前をしています。
トキシー:Toxin
ノム:Venom
イーズン:Poison
迷宮廃屋の物語開始時の主の名前は『工藤』ですが…
此方も名前を反対にして『クドー』→『ドク』となるようになっています。
もっと判りやすく『九戸』とかでも良かったかもですが…。
主人公の旅丘と殺人鬼のみ、裏テーマの毒とは無関係となっています。
あくまで『迷宮廃屋の正式な住人』に限った話となります。
ただ…旅丘のモチーフの『タピオカ』の原料の芋には毒があるので…
毒と全く無関係な名前かというと、そうでもないような気もしますが…。
旅丘はそのまま『タピオカを買う人(タピオカ買い)』から来ています。
名前の読みは『タピオカ』じゃなく『タビオカ』です。
作中でも、上司や部下にタピオカと呼ばれ、怒っている描写があります。
旅丘は作中でも「タピオカを飲む筈だった~」と言うように…
結構な頻度で甘い物を食べている甘党のキャラクターとなっています。
職場の上司や後輩が彼をタピオカ呼びしている訳は…
職場の前に新しく出来たタピオカ屋に並んでいるのを見られたからです。