KBry Feb/25/2026 19:00

関西けもケット11に申込みました

今回はタイトルどおりのお知らせと、ついでに最近読んだ本の感想的なやつです。

関西けもケット11

サークルカットだぞい!(実際のカットにサインは入っていません)


というわけで今年の4/19(日)に開催される関西けもケット11に申込みました。
前回は5/18だったので例年より1ヶ月早く開催されるわけですね。
今年も5月だろうと勝手に思ってたので、ゴーストビーストは難しいだろうけど別の本が出せるかもなーとふんわり予定していたんですが、1ヶ月早まっちゃってその予定は爆散しました。しゃあなし。ただでさえ年度末・年度初めは仕事がね……。
なのでカットにもあるとおり、今年も売り物は既刊と色紙のみになります。ペーパーは無料配布で置く予定ですが、予定は未定で決定に非ず。スケジュール次第では潔く諦めます。

まあそもそも抽選がまだなので、落ちてたら何もかも関係ないわけですが……w

最近読んだ本

この1・2月に読んだ本。

オオカミの知恵と愛 ソートゥース・パックと暮らしたかけがえのない日々

オオカミのパック(群れ)を観察した夫婦の記録。オオカミ好きで、生態から一歩踏み込んだリアルなエピソードとか知りたいならオススメです。

どう観察したかというと、至近距離で人間が観察してても気にしないように子供の内から慣れさせたうえで、人間はほぼ干渉せずにその子供たちをパックとして過ごさせ、そこにテントを建てて6年一緒に暮らした、みたいな感じ。なので野生ではなく半野生というか……。
とはいえ彼らのパックだけでなく、保護区で調査・観察されてるパックの話もあります。そのどれもが個性的なので、人が関わっていようがなかろうが元々それぞれ個体差が激しいんだろうなーという印象でした。

夫を捨てて自分の母親の元に子連れで帰った雌狼の話とか、ソートゥース・パックの狼たちはカラスとちょっと友達っぽい関係なのか死んだカラスを人間が見せたらめっちゃドン引きしてたという話とか、面白エピソードが色々あります。
あと、年寄りの居る群れは安定していて群れ独自の文化が育ってるけど、年寄りから色々引き継ぐ前に年寄りが死ぬと群れが瓦解して若者達は予想外の行動に出て急に家畜食べたりとか、人間にとってもややこしいことになるという話も興味深かった。

ニホンオオカミの最後

ニホンオオカミが絶滅した原因や状況を、古老への聞き込みや古文書をもとに辿っていくノンフィクション。かなり何回か読み返したい内容でした。

今まで絶滅した原因は「外国から狂犬病がやってきたため」という大雑把な説明で理解してたんですが、どうもそれだけじゃなさそうです。
メイン原因ではあるかもだけど、今のクマと同じような感じで環境の変化があって家畜や人を襲う⇒駆除されるの悪循環が起きてたような感じ。先ほど紹介した本(『オオカミの知恵と愛~』)で読んだ内容も何度か頭をよぎりました。
人間に立ち向かったオオカミたちは恐らくアルファで、アルファがやられることでどんどんニホンオオカミの群れは混乱していったんだろうなあ……。

絶滅に関する話以外に、昔の日本人とニホンオオカミとの関係性の話もたくさんあって面白かったです。
鹿に田んぼを荒らされてたので狼を恐れないという宮城の地方では、真夜中に狼に出会ったら「狼どの、油断なく鹿を追うてくだされ」と挨拶して通る、という話が特になんかめっちゃ良かった。そんなん言われたらオオカミも えっ何…ってなるだろw

ちなみにリンク先は文庫版になっていますが、kindle unlimitedに入ってる方なら電書版無料で読めるのでそっちからぜひ。

プロジェクト・ヘイル・メアリー 上』・『下巻

語りたいところがネタバレ祭すぎて何も言えないハイパー面白SF小説です。早く読んでくれ。

かくいう俺も「上下巻だしSFだし面白いって言っても読むの時間かかりそうだなあ」と思ってなかなか手を付けなかったんですが、映画来るしネタバレ見てない内に読むかーと読み始めたら上下巻合わせて大体7時間ぐらいで一気に読めました。めちゃくちゃ面白いので止まらない&割と終始コメディ調というかユーモアに溢れてて内容が全然難しくない(理屈も解りやすく書いている)ので引っかかることなく集中して読めたんだと思います。

3月に映画やるので既にトレーラーとかで「これはネタバレじゃないよ!」と原作者が明言してバンバン映像出てますが、個人的には全く内容知らずに読めて本当に良かったと思いましたw 見た目とかを全部自分で想像できるのって小説の長所だし可能なら原作を滑り込みで読んで欲しい……!
まあネタバレ全然気にしない派の人もいると思うしお話そのものがめっちゃおもろいので、映画先でもいいんですけどね。

ちなみにこれは読後たまらなくなって珍しく描いてしまったらくがきファンアートです。
ヘイルメアリーのネタバレファンアート(らくがき)とか感想のような何か | Privatter+
ネタバレだから嫌な人はリンク踏まないでくださいw

東京大学「ボーカロイド音楽論」講義

実際に東大でこういう内容の講義をされていた人が、講義の体裁で内容をまとめたもの。なので取っつきやすいんですが、むっちゃ長いし普通に批評の話なので程々に難しく、2年かけてチマチマ読みました。

かなりたくさんのボカロ曲を紹介されてて知らない曲も多かったので聴きたいなーと思うんですが、注釈が多すぎて紹介されてる曲のURLが本文から遠ざかっており、この話の曲は……どこだ……になりがちw また曲を聴くために再読しようかなという感じです。

論自体は興味深くとても面白く読めました。著者がwowakaさんや椎名もた(ぽわぽわP)さんと親しかった方らしく、最終的にこの批評の全てがお二人への追悼だったのかなあという印象で読後感はかなり切なかったです。

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