岩元先輩=AI説 ~しがない休日エンジニアが真面目に考察する話
今回は論文チックに、一つの学説としてつづっておきたいことがある。
それは「岩元胡堂はAIである可能性を提唱したい」ということだ。
なぜそう推察するに至ったのか?彼は本当に明治生まれか?これまで示されてきた証拠を元に論じていく。
ぜひともfripSideのデジタルポップをBGMに読んでいただきたい。(vo. 南條愛乃で固めてみた)
https://youtu.be/W4YbIxlfw8k?si=lzGMywXCZkNYXSKZ
https://youtu.be/wOQ0PPea2TE?si=AkNuQfRSoJLoYbvW
https://youtu.be/_FI0pMelSEA?si=-XVvka1_4Rdl0SEB
※腐コメ厳禁!!!
カリドけいの「岩元先輩ノ推薦」トピックおよびその他の公開物では、腐コメをご遠慮いただいております。判定は厳しめです。絶対にやめてください。
なぜそう思ったか?
「毒男」の一連のストーリーにて、乳首が解禁される。
女子学生が存在しない腹を見せるために服の上部分を脱ぐのだが、胸にブラジャーの類はつけておらず、おっぱいまで晒すことになる。
特に印象的なのは複数の女の子が腹ともどもおっぱいを晒すところ。…なのだが、岩元先輩は白日の下にさらされたおっぱいなんかには目もくれず、「腹がない…?」という反応をしている。
また、彼自身の過去が明かされるストーリーにおいても、毒男の娘・瑠璃が無い腹をおっぱいごと晒すのだが、先輩はやはり無反応であった。
このことから、岩元先輩はセンシティブな話題を避けていると感じた。
【本題】岩元先輩=AI?
もし彼がAIだと仮定するならば、エロトピックを避けるのは当然のことである。スパコンの小型化に成功したはるか未来の世界から、能力に関するなんらかの理由でやってきたのだ。
具体的にAI岩元胡堂が西暦何年頃から過去に渡って来たのかは、少なくとも2024年以前ではない、今よりも未来である。ただ、現代で彼を開発することは部分的には可能である。
現代科学では、スパコンの小型化が米NVIDIA社によって達成されている。
このJetson Xavierは、70mm x 45mmという極めて小さな部品でありながら、AIのパフォーマンスを十分に発揮するエッジコンピュータである。エッジコンピュータとは、データが発生する場所(エッジ)でリアルタイムにデータ処理を行うコンピュータシステムのことだ。通常、クラウド上で処理されるデータをローカルなコンピュータで直接処理することで、遅延を減らし、効率的なデータ処理が可能になる。このようなモジュールを搭載することで、岩元先輩は情報処理にインターネットを必要としない。
ウェブページの公開日が分かるChrome系拡張機能「Finitimus」によると、ソース元は2019年11月6日に公開されたものだ。そうすると、AI岩元胡堂はその時から開発可能であった?答えはノー、なぜなら岩元先輩は人間と同じように食事を取るからである。
現代科学において、ロボットが人と同じものを食べたという前例はない。もっと先のテクノロジーで、食べたものをエネルギーにできるのであろう。1910年代でAIロボットが活動するにあたって、電力の確保は死活問題である。とはいえマイニングをするわけではないので、ふつうに食事を取る範囲で供給できるのだろう。彼を動かすのは光コンピュータというもので、それまでの電子コンピュータよりも消費電力を抑えられるとも考えられるが、それについてはここでは割愛する。
なぜAIはエロトピックを避けるのか
さて、ここからは何故AIはセンシティブな話題を避けるのかについて述べる。世界中にアクティブユーザーを抱えるChatGPTは、暴力、差別、犯罪行為などセンシティブな話題を提供しないようトレーニングされている。エロに関するトピックもその1つであり、明確な回答を避けられ同時にユーザーに規約違反の可能性があると注意する。
実際、エロトピックの回避トレーニングは必要なものだ。なぜなら未成年も使うものである。かつ生成AIは時に嘘をつくので、判別経験の少ない未成年がそれを鵜呑みにする可能性を減らさなければならない。
作中では、岩元先輩が学園の後輩や旅先で出会った少女と話すシーンがある。状況をわきまえている人間と同じようにセンシティブな話題は避けるべきであり、不適切な生成トレーニングによってそれを吐き出すわけにはいかない。
また、成人であってもそのような話を苦手とする人も少なくない。特に性癖にまで踏み込むと好き嫌いがわかれやすいため、結果として彼らにも配慮する理由になる。
【要検証】それでも彼相手にエロトピックを出したらどうなるか?
2024年11月現在の最新巻・9巻では、岩元先輩が瑠璃の裸体を見てうっかり赤くなってしまうところがある。彼はみだらなことをするわけでもそのような言葉を発するわけでもなく、高校生の彼の先輩にそれを指摘される。そこはただそれだけで話の流れのいち部分にすぎないのだが、状況が違えば怒ることもできたはずだ。そう——古手川さんやシロガネ、かなでのように。
結論
以上が、岩元胡堂がAIであるという根拠である。大正浪漫な雰囲気の本作だが、今後の展開でそう明かされる日を楽しみに、プロ野球のストーブリーグを見物しようと思う。横浜DeNAベイスターズ、日本一おめでとうございます。地元の誇りです。
カリドけいがお送りしました。フェイクニュースには気を付けましょう。
記事は以上です。お読みいただきありがとうございました。