「TRP_ParticleMZ」のRPGツクールMVでの動作について
RPGツクールMZ向けパーティクルプラグイン「TRP_ParticleMZ」はRPGツクールMV向けTRP_ParticleをベースとしてツクールMZで動くように移植し、さらにサブエミッターやグループ機能といった新機能を搭載したものです。
さて、「TRP_ParticleMZがRPGツクールMVで動くか」についてですが、新規プロジェクトにおいて簡素な追加パッチを2つあてることで動作が確認できました。
自分がまだMVでゲームを作って最中なので、自分用に動作を確認するだけの予定だったのですが、思いのほかパッチプラグインがシンプルに出来たので公開しても良いかなと考え、導入方法の解説と一緒に記事にまとめることにしました。
導入にあたっていくつか注意点がありますので、よく読んでから試してみてください。
パッチファイルの扱いについて
拡張パッチについてはTRP_ParticleMZの使用条件対象外です。
また、TRP_ParticleMZの今後のアップデートなどへの対応も保証いたしませんのでご了承ください。
商用利用:○
改変:○
再配布:改変したものも含めて不可
これらのプラグインを利用することによって生じる損害について、プラグイン製作者は一切の責任を負いません。各自の責任と判断の上でご利用下さい。
TRP_Particleからの移行について
基本のAPI(プラグインコマンドのパラメータ順など)は同じであるため、他にプラグインを導入していない状態であればそのまま引き継げるかと思います。
ただし、同じ動作でも内部で行っている処理は細々と修正が加わっているため、他のプラグインとの競合状態によっては正しく動作しない場合もあると思います。
あくまでおまけの拡張パッチとして、あまり期待せずにお試しくださいませ。
不具合については一応受け付けるだけは受け付けております。
不具合情報をいただける分にはこちらもありがたいですので、対応できるかはともかく何か有りましたら↓へどうぞ
プラグインの不具合・競合報告
また、RPGツクールMVはPIXIのバージョンが古いため、基本的にMZよりも描画能力が低めです。MZでは問題なく動作してもMVでは重く感じる、ということもあるかもしれませんのでご注意を。
導入方法
- ツクールMVプロジェクトのバックアップをとる
- TRP_ParticleMZ関連のプラグイン(ver1.01以降)をプロジェクトに導入
- 「TRP_ParticleMZ_ExMVPatchA.js」をプラグイン管理画面でなるべく上に配置
- 「TRP_ParticleMZ_ExMVPatchB.js」をプラグイン管理画面でなるべく下に配置
- index.htmlなどがあるメインフォルダに「dataEx」という名前でフォルダを作成する
- すでに編集した設定を引き継ぐ場合は「data/TrpParticles.json」を「dataEx/TrpParticles.json」にコピペ
- 新規マップにイベントを作り、プラグインコマンド「particle test」を実行
└最後に花火が表示されれば新機能のグループ機能、サブエミッターが機能してます - プラグインコマンド「particle group edit test this」で新機能のグループエディタ機能を起動をテストできます。
パッチファイル
TRP_ParticleMZはRPGツクールMZ向けに制作したプラグインであり、本パッチを当ててのRPGツクールMVでの動作は十分なテストが出来ておりません。
何が起きるか分かりませんので必ずプロジェクトのバックアップをお取りの上でお試しください!
TRP_ParticleMZ_ExMVPatch.zip (3.65kB)
ダウンロード