グループ系プラグインのコマンド【ダイスプラグイン】

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ダイスプラグイン付属のグループ系プラグインのコマンドです。
ランダムな宝箱、戦闘、イベントの処理を条件分岐を使わず手早く実装できます。

自動生成のダンジョンを作るときなどに設定を1箇所にまとめられて便利かと思います。
  
(※補足以外のパラメータ解説はチートシートと同じ内容です。)

コマンド一覧

◆【アイテムグループプラグイン】(ItemGroup/アイテムグループ)

  • register/登録 → アイテムグループの登録
  • gain/取得 → 指定グループからランダム取得
  • shop/ショップ → 指定グループ品目でショップ
  • clear/クリア → グループ設定のクリア

◆【敵グループセットプラグイン】(EnemyGroupSet/敵グループセット)

  • register/登録 → 敵グループセットの登録
  • clear/クリア → 敵グループセット設定のクリア

◆【コモンイベントグループプラグイン】(CommonGroup/コモングループ)

  • register/登録 → コモンイベントグループの登録
  • start/開始 → 指定グループからランダムに開始
  • clear/クリア → グループ設定のクリア

アイテムグループプラグイン(TRP_ItemGroup.js)

使用するには付属のプラグイン「TRP_ItemGroup.js」を入れてONにしてください。
メインコマンド:ItemGroup/アイテムグループ

register/登録 → アイテムグループの登録

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『ItemGroup register レア宝箱』
 → グループID「レア宝箱」の登録開始。直後にショップコマンドでアイテム指定。値段指定で出やすさ調整

▷補足
↓すごろくのフェーズ設定でグループID「ノーマル」で登録している例。


コマンドの間に注釈など他のコマンドを挟むと失敗します。

↓値段をアイテムの出やすさとして使用されます。

基本は1としておいて、出やすいアイテムを2,3と数値を増やすことで出やすさが2倍3倍となります。

逆に、基本を10くらいに設定しておいてレアアイテムだけ1とすると、他のアイテムと比べて出やすさが1/10となります。


gain/取得 → 指定グループからランダム取得

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『ItemGroup gain レア宝箱』
 → グループID「レア宝箱」からランダムに取得(グループID無指定でregisterコマンドの要領で直後にショップコマンドでも可)。メッセージ表示でLAST_ITEMで取得アイテム名表示。

▷補足
取得したアイテムをメッセージで表示したいことが多いと思いますが、\LAST_ITEMというプラグイン独自実装の制御文字で、最後に取得したアイテムのアイコンと名前を表示できます。

↓メッセージ表示コマンド例と表示結果


ちなみに、\LAST_ITEM_NAMEとすると名前のみ、\LAST_ITEM_ICONとするとアイコンのみ表示できます。

また、所持数が満杯などで取得出来なかった場合は、プラグイン設定の「取得結果スイッチID」で設定した番号のスイッチがOFFとなっているので判定に利用できます。


shop/ショップ → 指定グループ品目でショップ

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『ItemGroup shop レア宝箱』
 → グループID「レア宝箱」の品目でショップ処理


clear/クリア → グループ設定のクリア

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『ItemGroup clear レア宝箱』
 → グループID「レア宝箱」の設定を消去。
詳細例)『ItemGroup clear all』
 → 全てのアイテムグループの設定を消去


敵グループセットプラグイン(TRP_EnemyGroup.js)

使用するには付属のプラグイン「TRP_EnemyGroup.js」を入れてONにしてください。
メインコマンド:EnemyGroupSet/敵グループセット

register/登録 → 敵グループセットの登録

▷パラメータ:なし
簡易例)『EnemyGroupSet register』
 "→ 敵グループセットの登録開始。直後に戦闘処理で登録していくが、1つ目のグループは判定用のダミー。ダミーグループとの戦闘処理で、2番目以降に登録した中からランダムで戦闘。"

▷補足
↓すごろくの黒マスでの戦闘用の設定例

プラグインコマンド直後に戦闘コマンドが続く限り、セットに登録されます。
(特定のグループを出やすくするには、同じグループを複数回登録してください。)

1つめに登録するグループは判定用のダミーグループとなります。
(上の画像の例では[スゴロク用敵グループ]という名前のグループ)

↓のようにこのダミーグループとの戦闘処理を行うことで、2番目以降に登録したグループの中からランダムなグループとの戦闘が行われます。


clear/クリア → 敵グループセット設定のクリア

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『EnemyGroupSet clear all』
 → 全ての敵グループセットの設定を消去
詳細例)『EnemyGroupSet clear グループ1』
 → 敵グループセットID1の設定消去。(IDは登録時に1つ目に設定した敵グループID)



コモンイベントグループプラグイン(TRP_CommonGroup.js)

使用するには付属のプラグイン「TRP_CommonGroup.js」を入れてONにしてください。
メインコマンド:CommonGroup/コモングループ

register/登録 → コモンイベントグループの登録

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『CommonGroup register グループ1』
 → コモンイベントグループID「グループ1」の登録開始。直後にグループに登録するコモンイベント処理を続ける。

▷補足
↓すごろくのハプニング(紫)マスでランダムに選ばれるコモンイベントを登録した例。

プラグインコマンド直後にコモンイベントコマンドが続く限りグループに登録されます。
(特定のコモンイベントを出やすくするには、複数回登録してください。)


start/開始 → 指定グループからランダムに開始

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『CommonGroup start グループ1』
 → コモンイベントグループID「グループ1」の中からランダムなコモンイベントを実行


clear/クリア → グループ設定のクリア

▷パラメータ:「グループID」
簡易例)『ItemGroup clear グループ1』
 → グループID「グループ1」の設定を消去。
詳細例)『ItemGroup clear all』
 → 全てのコモンイベントグループの設定を消去

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