ゲーム性という言葉の解釈
「ゲーム性」という言葉を聞いたことある人は多いと思いますが
実はこの言葉明確に定義が定まっているわけでもなく
わりと業界内でも意味合いがまちまちらしいです
みんながみんなフワッとした共通認識を持ちながらもよく意味のわかっていないこの言葉ですが
個人的には「プレイヤーの選択によって介入できる余地と結果の変化の振れ幅」といった意味合いで使っています
どういうこっちゃねんというと
要は、プレイヤーの選択でどれだけ結果が変化するか
例えばノベルゲーを例に挙げると
ノベルゲーは基本的にプレイヤーの介入できる余地が選択肢くらいしかなく
結果の変化も選択肢によるルートの変化やエンディングの変化といった場合が殆どだと思います
つまり、ノベルゲーはプレイヤーの介入の余地と結果の変化が限定的なため「ゲーム性が低い」と言えると思います
次に、ギャンブルやボードゲームにおけるゲーム性について
これも同じ定義で考えてみると
パチンコはプレイヤーの介入できる部分がハンドルの操作だけ
結果の変化はヘソに玉が入って結果を待つくらいなので基本的には誰がやってもあまり変わりません
では次にトランプのブラックジャックになると
まずベットの数から始まり、配られたカードを見てさらに引くかスタンドするかの選択の余地があります
プレイヤーの選択で結果が変わるぶん、よりゲーム性は高いと言えるでしょう
さらに麻雀になると、牌を引いて自分の手牌から何を切るかの選択が常に問われます
さらに、人の切ったハイを鳴くなどより複雑な選択も可能です
例えば、常に一番端の手牌を切り続けた人と
選択して上がりに向かって効率のいいハイを切り続けた人では
アガリ率は雲泥の差でしょう
つまり、麻雀は介入の余地も多く結果の変化も起きやすい=ゲーム性が高い
といえると思います
では、ゲーム性は高いほうがいいのか?低いとつまらないのか?
と言われると、そんなことは決してないと思います
先ほどノベルゲーはゲーム性低めと例に挙げましたが
面白いノベルゲーなんていくらでもありますし
ゲーム性が高いということは、選択の機会が多くなるため
マズい選択をした時に損失やゲームオーバーに繋がるケースも増えます
つまり、上手くいかないストレスを感じるシーンも多くなるということです
逆にいえば、膨大な選択肢の中からドンピシャを選んで全部思い通りにいった時の快感もより増えるでしょう
桜井さんはゲーム性の定義を「リスクとリターン」としていましたが
まあ、脳汁とストレスと言ってもいいのかもしれません
ゲーム性の高いゲームほど上手くいった時の脳汁も凄いがストレスも感じやすい
ゲーム性の低いゲームはストレスを感じにくいが脳汁もあまり出ない
刺激か安心か、どちらを好むかは人それぞれなのでどちらかが優れているという訳でもないと思います
まあ、傾向的に誰がやってもあまり結果が変わらないゲームは一般向けになりやすく
腕の差が出まくるゲームは上級者、マニア好みになりやすいというのはあります
問題点は多いけど一定数のカルト的なファンがいるゲームは大体後者ですね