自作ツール「Debate Mate -AI-」のリリース
ども、mr.Bonesです。
1年ぶりのブログ更新です。
そろそろ死亡説が出てきても困るので、記事出しときます。
最近AIの進歩が早すぎて、今後どうなっていくのか全く予想がつきません。
1年前は「手掴みでラーメンを食べるイラスト」とか生成するポンコツだったのに。
今回リリースするのはChatGPTのAPIを利用したディベートアプリ
「Debate Mate -AI-」です。
自作ツール「Debate Mate -AI-」
このソフトはOpenAIのChatGPTのAPIを呼び出して、ディベートを行うツールです。
本ソフトの利用にはOpenAIのアカウントを登録し、APIの「API KEY」と「Organization ID」が必要になります。
APIの利用は有料で、APIの利用料に応じて従量課金が発生するので注意して下さい。
シェアウェアです。お試し利用は最初に本アプリを立ち上げてから20日間です。継続してご利用になる場合は、本記事の投稿月をレギュラー会員加入(500円)するか、本記事の投稿月をバックナンバー購入(500円)して下さい。
もしくはVectorでそのうち公開するので、Vectorでシェアウェア購入(レジスト)して下さい。
【前提条件】
・OpenAIのアカウントを登録済
・「API KEY」と「Organization ID」を発行済
・本アプリはGPT-AとGPT-BというGPTを2つディベートに利用しています。
1つのGPTだと司会、異なる立場を一人何役もGPT自身がこなす為、GPTの用意したシナリオ通りになってしまう為。
よってAPIによるトークン使用量は通常の倍だと思って下さい。
←ここ超重要!!
【インストール】
インストールは不要です。任意の場所に設置して、DebateMate.exeを立ち上げて下さい。
【アンインストール】
フォルダ毎削除して下さい。
【使い方】
1.DebateMate.exeを起動します。
2.画面上部にある「KEY編集ONにする」ボタンを押す。
3.「API KEY」と「Organization ID」が編集可能になるので、ご自身で発行済の「API KEY」と「Organization ID」を入力して「KEY編集OFFにする」
(次回以降はiniファイルに保存されますので、入力不要です)
4.ディベートテーマに議論したいテーマと議論の取っかかりとなる質問や定義などを記入して下さい。
例)
犬と猫どちらが好きか
それぞれどちらを推していて、どういうところが好きか話し合いましょう
5.GPT-AとGPT-Bの表示名を決める
例)
GPT-A:犬好き
GPT-B:猫好き
6.パーソナル属性を入力して下さい。
(表示名はあくまで表示名なのでディベートの立場などは必ずパーソナル属性に設定す必要があります)
例)
GPT-A:
・犬好き
・一戸建て住まい
GPT-B:
・猫好き
・マンション住まい
7.API Verを任意に設定する
(上級者向け)
・通常は「GPT-4o」でOKです。
・APIによる消費トークンを抑えたい場合は「GPT-4 Turbo」を利用して下さい。
・敢えてGPT-AとGPT-BでAPI Verを変えて傾向などを見るのも面白いかもしれません。
8.temperature(気まぐれさ)とtop_p(核サンプリング)の設定
(上級者向け)
同じテーマで同じような回答や展開になるのに飽きたら弄ってみて下さい。
以下はパラメータの解説です。
■ temperature(気まぐれさ)とは?
temperature は、AIの回答にどれくらいの「ゆらぎ(ランダムさ)」を与えるかを調整するパラメータです。
数値が低い(例:0.2)と…
→ 回答が論理的・一貫性重視になり、やや保守的で「正解に近いもの」を目指します。
→ 同じ質問を何度しても、ほぼ同じ答えが返ってくる傾向にあります。
数値が高い(例:0.8~1.0)と…
→ 回答がクリエイティブ・多様性重視になり、発言がユニークだったり面白いものになることがあります。
→ ただし、ややズレた答えや突飛な意見が出ることもあります。
目安:
議論や事実に基づく説明を重視したい場合 → 0.3~0.6 程度
あえて多様な意見や表現を出したい場合 → 0.7~1.0 程度
値は 0.0 ~ 1.5 の範囲で設定できます(通常は 1.0 以下で充分です)
■ top_p(核サンプリング)とは?
top_p は、AIが出力を選ぶときに「どこまで候補を広げるか」を決めるものです。
こちらも回答の多様性と一貫性のバランスを制御します。
数値が低い(例:0.3)と…
→ 最も確率の高い候補だけに限定して答えるため、保守的でブレない回答になります。
数値が高い(例:0.9)と…
→ 複数の候補から幅広く回答を選ぶようになり、やや自由度が増します。
tip:
temperature と top_p は同時に高くしすぎると暴走気味になる場合も。
通常は どちらかを上げて、もう一方は低めにするのがおすすめです。
9.「ディベート開始」ボタンを押すとディベート開始となります。
・同じディベートテーマを何回もやったり倫理的に問題のあるテーマ、短期間で使いすぎると「申し訳ありませんが、そのリクエストには対応できません。」と拒否しだすのでその場合はtemperatureの数値を弄って、
それでもダメな場合は、API Verを変えるか、時間をおいて(半日ぐらい?)から再度利用してみて下さい。
10.「ディベート続行」ボタンを押すと、次の発言者が発言します。
基本的にディベートテーマ入力後、
「GPT-A」発言
↓
「GPT-B」発言
↓
「GPT-A」発言
が交互に発言することになります。
ただし、アプリ使用者が表示名の下にある入力エリアに問いかけなどを入力して
どちらに問いかけるかを「問いかけ対象者」として指定して
「ディベート続行」ボタンを押すと、アプリ使用者の発言に対して指定した「GPT-A」「GPT-B」が発言します。
その後、アプリ使用者が表示名の下にある入力エリアに入力しなかった場合は
アプリ使用者が「問いかけ対象者として指定しなかった方が発言し、以後交互に発言していきます。
適宜アプリ使用者が司会進行役としてディベートの方向性や内容をコントロールして下さい。
11.ディベートを終了したい場合、「終了」ボタンでアプリが終了します。
・ディベートのやり取りを保存したい場合は、「ディベートログ保存」ボタンを押すとリッチテキスト形式でディベート内容を保存出来ます。
・別のテーマで再度ディベートを行いたい場合は「クリア」ボタンを押すとディベートテーマや各表示名、パーソナル属性などに設定した内容がクリアされます。
12.その他:画面上部にあるメニューの「設定」で各種設定が出来ます。
・フォント
フォントサイズと表示するフォント、フォントの色を選択出来ます。
・背景色
テキストエリアの背景書を設定出来る
・言語
JP/ENが選択出来ます。
ENを選択するとディベートも英語でのやり取りになります。
・発言者のアイコン画像
GPT-A、GPT-B、アプリ使用者のアイコンをダブルクリックすると別のアイコン画像に変更出来ます。
差し替え用のアイコンはEXEのサブフォルダ「images」にいくつか入れてあります。
ご自身でアイコン画像を用意する場合は64x64のPNG形式で画像を用意して下さい。
【著作権、免責】
「Debate Mate -AI-」はシェアウェアトとします。お試し期間は初回起動から20日間になります。以後は「ディベート開始」ボタンが押せなくなります。
著作権は作者であるmr.Bonesが有します。
本プログラムを使用したことにより生じたいかなる障害、損害
(例え本プログラム自体のバグによるものであろうとも)において作者は一切責任を負わないものとします。
各自の責任において使用してください。
又、作者は本プログラムのバグが発見された場合においても、その修正、バージョンアップの義務を負わないものとします。
(余裕があり、単純なものであれば対応すると思いますが・・・。)
【転載・配布条件】
転載や再配布に関しては以下の条件に従う限りは自由に行っていただいて結構です。
なお、商用利用での転載を希望される場合には事前に連絡をくださるようお願いします。
(営利を伴わないWeb等での転載を行う場合は特に連絡は不要です。くれた方がうれしいですが・・・。)
又、転載先でのバージョンアップ等の処理は転載者の方が責任を持って行ってください。
・アーカイブの内容を変更しないこと
・営利目的での販売行為を行わないこと
・著作権表示を変更しないこと
【変更履歴】
Version 1.0 2025/4/21
・初版作成
Version1.01 2025/05/01
・選択可能なAPI Versionを追加
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「Debate Mate -AI-」のレジストキー
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