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投稿記事

2019年 06月の記事(10)

即興小説「投身少年は何を見る」

少しホラーを目指した作品。
(一年ほど前に別の場所であげたものをコチラに移植)

即興小説「投身少年は何を見る」

身投げした瞬間、体はふわりと宙を浮き、困ったことに空へと吸い込まれていった。おかしい。どう考えても飛び降りたはずなのに、地面に向かっていくはずの体はどんどん上昇して、ついに雲の上にまで昇って行ってしまった。

「やあ」

見慣れない声がすぐ真横から聞こえてくる。

「やあ」

雲の隙間から見える地面をにらんで、僕はその声に返事だけを飛ばした。

「へぇ、珍しいね。キミは私に驚かないんだ」
「それどころじゃないからね。だいたい、困るんだよ」
「なにが?」
「僕の体がぐちゃぐちゃにならないと困るんだ」
「だれが?」

そう問われて、初めて横を向いて絶句した。

「お望み通り、キミの体はぐちゃぐちゃだ。ああ、せっかく美しい顔をしていたのに勿体ない。だけど、おめでとう。これでキミも晴れてこちら側の世界の住人だよ」

その日、喉の奥から湧き出た嗚咽が恐怖の叫び声をあげながら僕の耳をつんざいた。
ラクになれると思ったんだ。アイツの涙が見たいとおもった僕の目は、もうどこにもなかった。(完)

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即興小説「思い出の桜」

こんにちは、皐月うしこです。

即興小説「思い出の桜」

Twitterのフォロワーさんとの会話の中で生まれた妄想
「新入社員で一人寂しく場所取りしてたら同じく場所取りに来てた隣の新入社員と意気投合して飲み明かした思い出」

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即興小説「傘を隠した」

(一年ほど前に別の場所であげたものをコチラに移植)

即興小説「傘を隠した」

ある雨の日、小さなアマガエルが大きな葉っぱをぶら下げて、庭先をゆっくりと歩いていた。
次の雨の日、イタチがアマガエルの持っていた葉っぱをもって、庭先を歩いて横切っていた。
その次の雨、今度はキツネがその葉っぱの傘を嬉しそうに持ち、コンコン言いながら走りぬけ、次の次の雨で、ドジなタヌキが部屋の中にいる私を見て、その傘を庭に落としていった。

緑色の大きな葉っぱ。
葉っぱの裏側に小さな文字が刻まれている。
私には読めない。善意ある貸し傘なのだろうか。

「おや」

灰色に染まりゆく空から一粒、雨が降り出した。
庭先を横切る誰かが困ってしまわないように、縁側の下にそっと緑の葉っぱを置いておくことにしよう。(完)

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即興小説「採用予定のメイド」

こんにちは、皐月うしこです。

即興小説「採用予定のメイド」
皐月うしこさんの採用候補メイド
【年齢】19歳
【身長】155cm
【体重】46kg
【バスト】AAカップ
【髪色】紫
【髪型】縦ロールロング
【性格】セクハラ好き
【CV】立花理香

らしいので、採用してみることにしました。

(例のごとくTwitterの診断メーカーで出た結果から妄想したお話)

ちなみに、ここに出てくる「もぉ」は皐月うしこの運営する「Fancy Field」のマスコットキャラクター的な存在です。
もぉの日常はコチラから読めますのでよろしければどうぞ。

》》もぉの日常

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電子書籍「ありふれた魔女たちの日常」より

電子書籍販売している「ありふれた魔女たちの日常」をファンクラブの方に公開中!

魔女の物語ばかりを詰め込んだ小説アンソロジー
私たちと同じように魔女にも日常があり、この世界のどこかで非日常な生活を送っているのです。

(収録作品)
・百年待ちの魔女
・魔女集会で会いましょう
・喫茶店で冷めないコーヒーを
・見習い魔女の秘密のレシピ
・閉じ込めたいほど愛している
・魔女になりたい男の子
・私が魔女にならない理由
・紫水晶が眠る呪いの谷で

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