メイキング 線画・塗り編
前回に引き続き、ラフ作業以降のメイキングです!
カラーラフ
前回のガイド線だらけの画像をPCに移し、クリスタで開きます。
この画像をもとに線をなぞっていき……
色塗って完成!
まだ雑なところが目立ちますが、これでカラーラフの出来上がりました。
カラーラフはあくまで設計図なので、この時点の仕上がりは10~20%くらいの出来で大丈夫です。
自分が分かりやすいなら、何でもいいのじゃ。
線画・塗り
清書
あとは、このカラーラフを下書きに清書していきます。
この段階時点で仕上げ具合は雑だけど、うまみがあるアウトラインを目指します。
つまりは細かく見たら粗が目立つけど、引きで見ると一本に見える状態の線ですね。
さらに、その線の上に色のついたラインを入れることで、その場にいるかのような雰囲気を出してなじませます。
こうすることにより、塗りとマッチし、勢いと魅力のある絵に仕上がります。
この線画と塗りの作業を交互に繰り返していきます。
ここまで塗りました!
普段は好きな音楽を聴きながら作業をしています。
音楽はいいぞぉ。
おまけ
PCで作業しているときに使っているブラシをご紹介。
【各ブラシ解説】
リアルGペン(不透明度99・ブラシ影響元設定:筆圧チェック)
……カラーラフ時の線画に。ブラシの境目が出にくい。
リアルGペン(不透明度50・ブラシ影響元設定:筆圧チェック)
……清書時の線画や塗りに。重ねるたび色が濃く塗れる。
Gペン(不透明度99・ブラシ影響元設定:筆圧チェック)
……服の影などパッキリさせる塗りをするときに。ブラシの境目が出にくい。
主にこんな感じのブラシを駆使して、イラストを描いてます。
自分自身の好みと相性を模索した結果、このような設定にしました。
ベースカラーではカブラペン+塗りつぶしツールの併用でざっくり塗り、
ぼかすときは、色混ぜの中の繊維にじみなじませを使っています。
ちなみに大ラフ作業時のメディバンで描くときは、水彩(ウェット)です。
水彩チックなタッチがお気に入り。
次回は仕上がり編です!
お楽しみに!!