リリドラ雑記 12 - 動きのある小説としてのRPG
Lyric Dragon RPG Editor (略称: リリドラ) というプロジェクトでゲームエンジンを作っています。
α版向けの大きな機能の実装がおおよそ終わりまして、粛々と不具合を潰しているところです。前回に引き続き、あんまり面白げのある進捗はできませんが、ご容赦ください。ゲーム開発もこんな風に進捗報告に苦労することがあると思いますが、エディタ開発も似ている感じがします。
さてタイトルの件です。今は不具合修正と併せて、出来上がった機能をいじってみたり全体を俯瞰してみたりしています。エディタGUIの印象を知人数人に聞いてみたところ「ええんやない」とのことで、おそらくヒドくはなっていないのだろうと少し安心しています。
しかし、私はプログラマーです。一応絵も音楽も物書きもかじってはいますが、やはり本業はプログラマーなのです。リリドラの現在のエディタGUIは私のプログラマーとしての経験の影響をめちゃくちゃ強く受けています。ですから、これが非プログラマーにとって果たして良いGUIなのか、その問いに対する正解をおそらく私は持っていないのではないだろうか、と考えているところです。
少し前、今の時代RPGツクールシリーズはRPGを作るベストツールではなく「ちょっと凝ったビジュアルノベルを作るのにちょうど良いツール」と聞いたことがあります。なるほど、一理あると思いました。
そうした動機のあるユーザーから見たリリドラはどうでしょうか。少なくとも 以前話したように 大量のテキストを効率よく扱える機能は、今のリリドラにはありません。しかしなんとかしておかないとという、ゲーム開発がツラくなりかねない危機感みたいなものを感じています。
というところで個人的に、「ノベル機能」と称してリリドラにテキストエディタを突っ込むプロトタイプを作ったりしていました。
とりあえず Markdown とかで打ち込めるようにしてみたところですが、実現のめどが立ったところでやはりまた腕組みモードに入っています。
- エディタ上でテキスト編集できることは本当に嬉しいのだろうか?
- 他の Markdown エディタアプリと連携する方が使いやすくなるのではないだろうか? 文書執筆エディタ とかあるぽいし
- 用語集や設定資料とのリンクは必要だろうか?
- 長編RPGを作っている人たちはどんなツールを使っているのだろうか?
最近は仕様作成の壁打ちにAIを利用することがありますが、AIは肯定的なフィードバックをくれる傾向にあります。そのため鵜呑みにするつもりはありませんが、やはりう~ん…なわけです。
間違えるなら傷の浅いうちに、早めに間違えてしまいたいと思うところです。