上顎 Dec/07/2024 18:00

ロボット少女は夢を見る - 制作記その83- 書きたいシナリオのお話

12月もジリジリと進んでいく中、
ようやく最低限必要なシナリオが出来上がりました。

特に最近書いていたエピソードが

・忍者服を手に入れるエピソード
・アイドルになるエピソード

などパーツが手に入るエピソードで
キャラのカスタマイズにも関わってくるので実装は必須でした。


では必須のエピソードを作れば終わりか?

と考えると
自分が元々作りたかったお話はそこからさらに進んだ

横の繋がりのあるストーリー

だったと改めて気づいたので今回はそんなお話です。


まずここで言う「横の繋がり」とはどういう定義かについて

例えば以下のように

・幽霊少女のエピソード
・警察のエピソード

というエピソードがあった時に以下のようなキャラが登場します。

こうした別のエピソードで会ったキャラに実は関係があり、
新しいエピソードが見れる…

こういった異なるエピソードのキャラの関係を
今回は「横の繋がり」と呼ばせていただきます。


私は以前にオクトパストラベラーというゲームを遊びました。

昔ながらのドット絵と3D空間を融合したとても綺麗なゲームでした。

ですが1点、とてももったいなく感じた事がありました。

それはこのゲームは8人の主人公が居て
好きな順番で彼らを仲間にしてストーリーを進行できる都合上、
個々のキャラクター同士のエピソードが少なかった点です。

一応、多少の会話はあるのですが
全体のボリュームから見てとても少なくてしかも見つけにくかったです。

せっかく異なる出身・目的・考えを持つキャラクターが
一緒に旅をしているのですから
もっと会話があると嬉しいなぁ…と感じました。


逆にこの仲間同士の他愛のない会話について
とても好きなシステムがテイルズシリーズのスキット会話です。

特定の仲間がいる、特定の場所に行くなど条件を満たすと
仲間同士の短い会話が聞けるシステムでした。

これによって仲間同士の食べ物の好みみたいな話から
現在起こっているストーリー上の出来事について
各々がどのように考えているのか、など色々知ることが出来ました。


上記の例から分かるように
私はキャラクター同士の関わり合いがすごく好きです。

そして本ゲームでは色々な形で主人公と各キャラクターが出会い、
様々な会話を繰り広げます。

ですがそれが「主人公 ⇔ 登場キャラ」に留まってしまうのは
とてももったいないです。

そこで出てくるのが「横の繋がり」です。

あのキャラとあのキャラは実は顔見知り…
あのキャラとあのキャラは犬猿の仲…
あのキャラはあのキャラのことが好き…

出会った多くのキャラクター達の横の繋がりを描写することで
より世界観を楽しんでほしい…!

これこそが私自身とても好きな要素であり、
プレイヤーに楽しんで欲しい要素なのだと改めて気づきました。


今回の横の繋がりについてのお話いかがでしたか?

ゲームの完成が見えてきたことで
こうしたゲームでやりたかった事・ゲームを作る目的について考えることが
最近多くなってきました。

作りたかったゲーム要素を少しでも多く、少しでも早く完成させれるように
気合を入れて作っていきます!

それでは、また次回!

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