エローン大君 2019/08/27 21:46

「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」 (Android・iOS・PC) 感想

2周年記念(大分過ぎた)ということで、ほぼ毎日やってる「マギアレコード」(以下マギレコ)の感想を。
ちなみに今は、レアガチャを毎日10連回せる(天井が100回転なので10日回せば☆4魔法少女確定ゲットだ!)ので、遊んでみたい人は可能な限り早く遊ぶがよいよいよいよい(残響音含む)

「魔法少女まどか☆マギカ外伝」と付いている通り、[新編] 叛逆の物語のその後とかどうするつもりなんだろうね死人が全くもって出ないので○女でも楽しめる人気魔法少女アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の外伝作品。
「何か夢で見たから」と本作の舞台「神浜市」にぶらり旅してきた、主人公の魔法少女・環いろはがなんやかんやする物語です。
何故か魔女がうようよいる上に、使い魔ですら他の地域とは違う強さ。
そんな神浜市を舞台に、環いろははアポなしぶらり旅で様々な魔法少女たちと出会います。
100点中50点という微妙な美味しさの中華料理店にも出会います。
果たして、今日出会う魔法少女は、どんな魔法少女なのでしょうか。

ちなみに本編に登場する、まどかを始めとした見滝原組も登場。
主にアナザーストーリーで活躍する他、本編でも野生の佐倉杏子が魔女ついでに水を求めて飲んだらトラブルに巻き込まれるなど重要ポジションを担ったりしています。
普通に本編組の話も描かれていますが、魔法少女まどか☆マギカ本編を見ていなくても楽しめるんじゃないかなぁと思っていたり。


ゲームとしては、「FGOじゃね」「魔法少女まどか☆マギカ版FGOだコレ!」「FGOだよこれ!」などとよく言われますが、実際に遊んで比べてみるとマギレコは可能な限りシンプルに遊べるよう配慮されていることが分かります。
FGOでまず躓きやすいのがクラス相性のややこしさですが、マギレコはパズドラ並みのザックリっぷり。

そして、
「縦一列・横一列など広範囲かつダメージが大きいディスク」(Blast)
「必殺技(マギア。マミさんで言うとティロ・フィナーレ)を発動するためのゲージを溜めるディスク」(Accele)
「次のディスクの効果を高めるディスク」(Charge)
と、各ターンごとに選ぶカード(マギレコではディスク)自体も、スターによるクリティカル要素などがあるFGOと比べ非常にシンプル。


死人が出ないので○女でも安心して見られる、魔法少女まどか☆マギカならではの配慮が感じられますね。


その一方で、「魔法少女ごとに様々な魔法を持っている」ということで、バフ・デバフ・状態異常などが非常に豊富
一人の魔法少女が3回行動すると、他の魔法少女の攻撃に強力な効果(例;防御無視・拘束(行動不可)・呪いなどの状態異常)を付与できる「コネクト」が出せたり、FGOで言う概念礼装である「メモリア」をセットすることで同様の効果が出せたりします。
魔法少女に数回行動させる・メモリアをセットするだけで状態異常等のスキルが使えるという点でも、かなりシンプルなゲーム性になっていると言えましょう。
複雑な戦略をシンプルに楽しめるのがマギレコの強みであります。
ちなみに「コネクト」に関しては、「チームのリーダーはディスクが出やすい」という仕様で微妙に確率操作が出来るため、純然たる運ゲーではないところのポイントです。

また、FGOには搭載されていないPVP要素である「果てなしのミラーズ」があるのも特徴。
自分が好きに組んだ魔法少女チームと、他プレイヤーの魔法少女チームの戦い。
勝利・敗北ともに「ミラーズコイン」という様々なアイテムと交換できる通貨(ガチャ券とも交換できるぞ!)も貰えるため、あまり気負いすることなく楽しめる要素となっています。
もちろん、PVPなので「強い魔法少女・強いメモリアを持っていれば強い」という札束で殴り合う感じになるのですが、リーダー選択によるディスクの偏りやその時の流行りの戦法を利用することで、重課金の方にもたまに勝てたりするのが面白いところ。
状態異常で言うと、「呪い」(ターン終了時ダメージ&防御力大幅低下)は対処してても、「拘束」(1ターン丸々行動不能)は昔の戦法なので対策されていない=通用しやすい、なんてことも。
また、強い魔法少女自体も、純粋にガチャで最高レアの魔法少女だけでなく、☆2・☆3から☆5に昇格できるようになった魔法少女が含まれるので、微課金でやれなくもないところが楽しいです。というか、下手すると☆2からの昇格キャラの方が限界までメモリアを積んでる確率が高いので厄介。

FGOの複雑さというのは、元々のFateシリーズにクラスの概念があってそれをゲームに利用しようとしたため。
更に、登場するのが様々な出典元がある英霊ということもあり、そのキャラを活かすために様々なスキルがあるのも必然的なものだと言えます。
一方、そういう縛りが特にないマギレコは、結構自由に作れた=シンプルに出来たという印象ですね。


マギレコの問題点は、「Chargeディスクの性能が正直微妙」というゲームの根幹の問題「エンドコンテンツが不足しがち」という点。

Chargeディスクは、次に使われるAcccel・Blastディスクの効果を上げるんですけども、「誰のAcccelやBlastに適用されるかが如何せん運」ですし、Chargeディスク自体は通常攻撃みたいなものなので、公式漫画でネタにされるレベルで微妙です。
ChargeディスクをMAXの3枚まで積んでしまっている魔法少女は、コネクトが優秀でない限り出番が少なくなってしまう場合も……。

もう一つの問題は、「エンドコンテンツ」の問題。
最近「EXチャレンジ」が追加されてある程度解消されてきましたが、マギレコの高難易度クエストは難易度があまりインフレせず控えめ。
そのため、ある程度強い魔法少女やメモリアが揃ってしまうと、期間限定イベント中にやることが周回ぐらいしかなくなる=作業的になってしまうのが悲しいところでしょうか。
クエストに対して魔法少女側の強さがインフレしていくので、重課金勢のはけ口がなかなか無いのがちょっとした問題だと思います。
ちなみに微課金の私は、EXチャレンジクリア出来る気が全くしません。
重課金勢のはけ口となるのは、PVPであるミラーズ(そしてそのランクを決めるミラーズランキング)ですが、こちらはこちらで微課金勢から何とも言えない反応があるため、割と運営的にジレンマに陥ってると思います。


「戦略性のあるバトルをシンプルかつ、控えめの難易度で遊べる」、そんなところがウリなマギアレコード。
ストーリーもかなり面白いものとなっております(※別の意味で面白いものもあり)ので、アニメ本編を見ていない方でも遊んでみてくださいね。
2周年記念キャンペーンをやっている今が大チャンスだぞ!


あと、どうでもいいけど、運営はとりあえずマミさんファンに謝った方がいいと思う。専用メモリアのせいで突然失礼……(不法侵入)のインパクトがまだ拭えないぞ!

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