エローン大君 2019/07/21 22:22

「メルマガで111ちゃん!」 第363号の感想

111さんのメルマガ 第363号の感想ですー。
基本的にメルマガ(もしくはCi-en)読んでないと分からない感じの記事なので、111さんのメルマガ読んでから改めてこの記事を見るのオススメです。
ついでにCi-enの方のフォローもしておくのだ。DO IT!(それをやれ!)


TRPGとコミュ力について

TRPGはとりあえず一回友達と遊んでみて、どんな感じか実際に体験してみるのがいいと思いますが、自分には知らない方ばかりの卓に参加するコミュ力はない……無いのだ……。
サイコロ・フィクション(汎用規格のTRPG)とかは、フェイズとかがガッツリ決まっていることが多い(自分がやったのは艦これRPG)ので比較的やりやすいんじゃないかと思います。
ただ、友達同士であっても悪ノリでぶっ飛んだ発想が生まれ、GMとプレイヤー間でぶん殴り合いが発生することがあるので、GMはアドリブ力もそうですがコミュ力も相当に必要です。というか滅茶苦茶必要かも。
具体例を出すと、うちの卓では

GM:艦これだから海を渡らなくちゃいけない どう渡る?
プレイヤー:自転車で
GM:じゃあ判定して♡ クリティカルならいいよ
プレイヤー:クリティカル出た
GM:プレイヤー達は自転車で海を渡りました

こんなことが起こり得るのです。俺たちは悪くない、GMが海を渡る方法を聞いたのが悪い。

GMと厄介なプレイヤーの問題としては、よく「ゴブリン討伐の依頼」の例が挙げられますね。
「ゴブリンは洞窟にこもっている、どうするか」というGMの言葉に対して、「洞窟そのものを何らかの方法で破壊する」とプレイヤーが返す。
もし、プレイヤーの言葉にOKを出して判定で成功されてしまえば、ゴブリンがいる洞窟は崩れゴブリンたちは全滅し、そこでゲームが終了してしまいます。
しかし、プレイヤーの言葉にNGを出すにあたっても、プレイヤーを納得させ得る理由を考えなければならない。
例えば、「洞窟の裏に逃げ道があって、そこからゴブリンが逃げた」というのも考えられますが、それはそれでゴブリン討伐できないまま即ゲーム終了なわけです。
なので、ゲームとして成立させつつもプレイヤー達と衝突しないようにしなければならない。
それ故に、ビギナー向けセッションにはプロのDM(GM)がついて、まず楽しませてあげるというビジネスは凄く興味深いところだと思いますな。

DLsiteのギフト機能について

ちょくちょく見に行く匿名掲示板で、「DLsiteにギフト機能付くってよ」って話が出た時、「性癖がバレると恥ずかしいし……」とかみんな滅茶苦茶躊躇していたのが印象的でした。
そんな中で遠慮なくなんらかの作品をスレ内でぶん投げた人がいて色々と驚いたりも。

オススメの音声作品とかRPGとかを贈るってのもあると思いますが、対戦格闘ゲームや「TRPGおまじな大饗宴」のようなTRPGのルールブックなど、多人数がいないと出来ないゲームの布教や遊ぶ準備として活用するには非常にいいと思います。
ぱっと思い浮かんだのがR-18タイトルなので名前は上げられないんですが、ああ言うネットワーク対戦が出来る同人ゲームとか頑張ればいけるんじゃないかなーと期待していたり。

あと、111さんの音声作品感想はDLチャンネルでやったら凄く良いと思われます。
いけますって!1000文字書いたら500ポイント貰えるとかだからいけますって!

今ふと思ったんですけど、DLチャンネルって「ゲーム感想メインの自サイトで取り上げると完全に色が変わっちゃう、全く別ジャンルの作品を紹介する場」としては滅茶苦茶適任なのでは……?と思いました。
アフィリエイトももちろん出来ますし、案外ありかもしれぬ。

ゲームレビュー論について

DLチャンネルの雑談トークでも、別件ですがレビュー・感想絡みの話でひと悶着ありまして、個人的な意見として「そもそもレビューと感想は違うものじゃない?」とか言ったような記憶が。めっちゃ自分のブログに刺さるんですけども。
私の中でのレビューは「思い込みを排除するため、一定の評価軸を置いて批評する」と言った感じで、感想はもう何というかテケトーに書いていい感じ。
私のCi-enでのゲーム感想が水を得た魚みたいになってるのが凄く分かりやすいように、感想寄稿では「レビュー風の感想」を書いていたりしています。

具体的に言うと、作者さんの発言を追って「作りたいものは何なのか」を探ったり、例えばボクシングゲームであれば「ボクサーズロード」やら「ファイトナイト」シリーズなど全く違うゲーム性のものを買って遊んで「作りたいものに対するアプローチはどうなのか、実現率はどうか」を考えたり。
それを元に、色々思考しながら書いているので、あんなガッチガチな文章に仕上がってるのですな。
改めて考えると滅茶苦茶ストーカーじみてますが、何というか他の場で作品に向き合う以上はそのくらいはしないといけない感じになってたりします。
そんなんだから超遅筆になってるんだにゃ。うにゃにゃ。

自分の場合はあくまで「作者さんと様々な作品の関係」という評価軸をメインとして色々と書いていますが、そもそもゲーム含めたエンターテインメントというのは人の心を動かしてなんぼ。一人が書いたところでレビューにゃならんのです。
レビューには客観性が必要なので、何か思うところがあっても評価軸に沿って厳格に紹介文じみたものを書かなければなりませんし、それ以上に評価軸を成立させるための「ゲームに対する知識」が無いと、そもそも書けたものではありません。
その点において、あくまで私の感想は「レビュー風の感想」であって、レビューには絶対になりえないと考えています。
何というか「レビューという言葉があらゆる場所で使われすぎて、本来の意味を見失われていっている」印象が強いですね。
実際「レビュー書いてちょ」って言われても、レビューっぽい紹介文じみたのを書けばいいのか、軽めの感想書けばいいのか分からないもの。


というわけで、やたらと長くなっちゃいましたが、111さんのメルマガ「第363号 どんなに広まっても救われない一定数にバブちゃん(福祉)を」の感想でした。
TRPGとかゲームレビュー論とか、Twitterでガッツリ書こうとすると他人のTL埋め尽くしかねない長文なので、割とCi-enという場があってよかったなーと思います。
あと、さり気なく自分の記事が他の方に言及されているのを知ったのですが、一体どこのパブリッシャーがやらかしたんだろ……?

さて、111さんのメルマガでは同人界隈の話だけでなく、ワールドワイドなエンタメ的なお話や技術的なお話など、様々なことが書かれております。
毎週日曜日、朝の7時に配信されておりますので、(一応メルマガと言及しておりますが)見る分には正直Ci-enの方が良さげな感じがしますので、九条の会さんをフォローして記事をちょくちょく見てみてくださいねー!

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